ケッタマシーン 的 ミニベロ 生活    HOME
このページは、レストラン カントリーキッチン に入店 のマスターの趣味のページ
(クリックしてね♪)

 DAHON ハンドルポスト:注意点
 記録2007.2.  更新 2013.7 
ダホンのハンドルステムはOEMまで入れると数種類のラインナップがあります。

6061Aluminum&IntegrusRevolveHandlepost

06モデルはハンドルの高さが可変に戻り、ママチャリ~スポーツポジションまでと自由度が高まりました。

しかし、折りたたむとリム、タイヤ、スタンドと結構あちこち干渉する部分があったり、構造にに不安が残ったりと、この部分に改善の余地がありそうです。
07モデルは、折りたたみ部分が大幅に変り、折りたたんでもタイヤ・リムなどに干渉することは無く、タイヤもスムーズに回転します。

ただ、折りたたみ時にフレームにあたる部分もあるのでパットを張って対応

06モデルは、このプラスチック(黒)がステムのガイドをつとめていますが、少し無理な力がかかったりすると、ビスで止めてある回転止めのプラスチックボス部分がビスと共に簡単に飛んでしまします。

【写真】プラスチックボスがちぎれて無くなった状態で納車されてました。

このビスが飛んでしまうと、高さ調整クイックレバーを締めてもハンドルは、簡単に左右に回ってしまうので、非常に危険です。

これを、防止するには、ビスを外し、回転止めのプラボスを折らないようにポストからプラスチックガイドを抜き取り接着剤を塗って元に戻すことをお勧めします。

ボス+ビス(点)で回転を抑えているものを面にすることで、ガイドのポストとの一体化が図れます。

07モデルのポストです。
ポストとステムの接合部は、06モデルのプラスチックガイド、ストッパーが、金属の一体化に変わっており、ハンドルステムの回転を防止していますので、やはり不具合は多かったのでしょう。

08モデルのポストです。
ポスト・ステム共に07モデルより一回り太くなり、レバーも大型化し締め付けトルクの増大化していますので、ステム部分の強度と剛性を高めたようです。

07ステム 08ステム
φ25mm φ30mm

07ポスト 08ポスト
φ30mm φ35mm


ストッパーは簡略化した形状に変わり、ネジ穴を切りビスが入れてあるだけに変わりました。
これでは、ハンドルポストの凹凸の間で左右20度ほどの遊びはあり、左右に応力がかかるとハンドル角度が変わってしまう。

この部分のネジを少し長いものに交換し、インポスト凹部分に合わせて削り、レバーがOPENの時は上下にポストが動くが、締めると動かなくなるギリギリのコンマ何mm迄調整すると左右に動かなくなるので、気づくとハンドルが曲がっているなんてストレスが無くなる。
06と07モデルのハンドルステム/ポスト比較
左が06モデル  右が07モデルです。

全体の長さも違いますが、07モデルはポストは短いが、ステムは全体長は長いもののその大半は、インナー部分の長さでより、全体の強度も上げているようです。

またポストが短くなった事で軽量化の狙いもありそうです。

フレームヘッドへの取り付け方法は変わらないもののロックシステムは、女性の方でもレバーが扱い易い形状と力にもなり、かなりの進化を遂げています。

ステムのハンドル取り付け部分は、06モデルが、ハンドル側にセンターボスが出ており、ステムクリップにこのガイド穴がスリットになって空いています。

07モデルは、このガイドがなくなり、ハンドル側にゴムリングが付きセンターをキープするようになりました。
クイックレバーのブラスチックガイドが金属製(銅)に変わっていました

折りたたみシステムの緩み防止
2007.08.25  更新2013.08
白いプラ部品は経年劣化でヒビ(赤○)が入ってくるので、要交換になります。
名称:ハンドルステム内白プラスティックパーツ新型
Parts Name:moving plate for handlepost
Parts No:RXA1108990004
価格:税別¥600


ハンドル部の折りたたみを10回も繰り返すとステムのヘッド、折りたたみ調整部分に緩みがでます。

緩みは、ナットで調整するのですが、緩んだといっても調整幅はほんの数度の緩みです。

この6角ナットのネジ部分(黄↑)にネジロックを垂らしておくと緩みがでなくなります。
ダホンのラッチは、『※29N~49Nの力でラッチを開閉しラッチボルトを調整』とあるが、10N:ニュートン=1.0197kgなので3~5kg位でとの事だが・・・・5kgって結構力いるぞな
 
ステム+ポストを06モデルから07モデルに取替え

06モデルのポストを取り付けた図

ポストの向きを決め横の六角ネジで絞めて固定しますが、Fフォークはこのヘッドにボスネジ(10mm六角)を
絞めて固定しますが、このネジがポストの上からの固定の役割もします。

06モデルに07モデルのポストに取り替えると、径は変わらないものの高さが違います。
07モデルのフレームに若干の変更値があったのでしょう。

このままでは、上からヘッドのボスを締めてもポストの押さえが効かずフォークヘッドが締まりません。

このため、ヘッドのスペーサーを3枚追加して、高さを調整
これでヘッドのボスを締めて押さえが利き丁度OKです。
スペーサー三枚

もともとステムに付いているものを3枚追加
計4枚で取付けにはジャストサイズ
06と07モデルのその他 相違点
更新 2007.3.30
06モデルのヒンジ・・・・軽い動き 07モデルのヒンジ
ワッシャーが追加になり、かなりキツメな動きになってますのでガタツキ防止策なのかもしれませんが、08モデルは何故か、元に戻っていました。

シートポストのロックが左から右側に

こちらの方が使い勝手は良いのです。

ブレーキからPROMAXの刻印が消え、スプリングもリングから棒状に、調節ネジもアレンキーからドライバー式に変更。
見た目は安っぽくなりましたが、調整し易さはこちらが上。