ステップワゴン RF 車中泊のDIY

車中泊もできる快適さ
ステップワゴンのRF1・RF2はシートが平ら基調でフラットになりやすい形状です。回転対座を選ばなかったのも、フラットになり易いシート形状を選んだ為ですが、これは座り心地とは相反するかもしれませんが、車中泊にはもってこいです。
完全フラットでは無いので、少しの段差はできますが、意外と体にハマって気にはなりません。
使いやすさは、12年経った今でも、手放せません。
通常、SAや道の駅で車中泊することが多いので、キャンピング仕様(ギャレー/コンロ/トイレ)等はいりません。
テーブルがあれば、飲食も快適で、カーテンがあれば、人目や街灯・太陽を気にせず寝られます。
室内・室外兼用テーブルDIY
テーブルPrt1固定型
◆雨や冬の寒い時期の車内の食事時などGOOD!
天気の良い日はアウトドアで使えますが、固定型の為、自由度が無く、使い勝手をあげる為、Prt2にDIY
テーブルPrt2 テーブルのロングスライド化
■スライドすることによって使い方、いろいろ。
セカンドシートをオットマンとして。セカンドシートをたたんでリムジン・スタイル。
ベットとして使うときは、荷物置きにちょうど良いのです。

使用したテーブルは、アウトドアで使える裏に足の納まるプラ製(ロゴス他)の1980〜2980円で売っているテーブルで考えてみました。
L型の木製のレール(茶色の部分)を車体右側に取り付けることによりベットのまま、セカンドシートからサードシートまで無段階にスライド出来るようにしました
サードシートを頭側にベットにしますが、テーブルは荷物や飲み物も置いておけますのでとても重宝しております。

◆裏から見ると・・
白いテーブルに足を取り付けた状態でテーブルの、剛性を得ています。
写真、左サイドにはL型レール部分にかかる木製ガイド板が取り付けてあります。
◆矢崎のイレクターの組み合わせで
作った、レール設置時の押さえです白いプラ板でレールを下からはさみ
テーブルが外れるのを防ぐ構造。
■アウトドアでの使用時
本来の使い方なのですが。
 テーブルDIY(ロングスライド式)
◆上記の室内外兼用テーブルを見事に、バキ!”バキ!
車でσ(^_^;)ふんずけてしまい(T_T) 急遽、新型の制作にあいなりました。
サイズ:720×450×15mmのテーブルです。
ホームセンターにある900×450×15mm(\1700)あたりが
使いやすいと思います。

◆ テーブル長72cmはシート幅にあわせました。(室内幅の1/2)
これにより、テーブルがどの位置にあっても片側のシート背面が起こせます。

対面対座シートの方は、好みにもよりますが、30〜40cm幅でテーブルがもっと長くても(セカンドシート幅)良いかもしれませんね。
◆テーブルは、板が手元にあった物で、
カーテンレールとの接合部分(皿木ネジを使いました)
木ネジがカーテンのガイドをすべり、
テーブル面裏がレール上部をすべります。
足が一本でも、木ネジとテーブル面で、
テーブルの落下防止と安定性を保っています。
ガイド部分には▲マークを張付けておくと便利。
◆レールの一部に皿目ネジが入り込むスペースを空けておきます。→

グラインダーとヤスリを使いましたが、グラインダーでは、レールが焼けます。
レール前部(プラ部分に近し) レール後部(5cmほどの間隔) レール全景
◆160cmにカットしたステンレスカーテンレールです。
レールに30cm間隔で3mmの穴を空け、樹脂用ビスでとめてあります。→
注:(水平ラインを探ると、内装ラインと平行にはなりません。定員近く乗せると多分リアが落ちて、内装ライン近くになると思われますが、新型SWのオートレベライザーであれば・・・)
◆樹脂製の留めビス→

内装に空けてしまった穴が気になるときはこのような物がホームセンターにあります。

写真レール下の白い部分が
使用例です。→→
◆イレクターを使った足の部分。

床面の高さは、一定でない為、イレクターの調整足で高さの調整が出来るようにしてあります。←←
(取付け部分は差込式)
又、イレクターには、スライド式の取付け金具もあります。←
(現在はこちらに変えました)
防寒防熱用窓マットDIY(普通のアルミキャンプマットにハトメと吸盤です)
ウインドマット・カーゴネット・サテライトスピーカー ◆夏のキャンプに朝の日差しが入らないのでいきなり車内が熱くなることは
有りません。
カーテンのような手軽さはありませんが、冬の防寒と夏の暑さ除けには
Good!
内側の窓ガラス部分より大きめにカットし(冬の冷気漏れを出来るだけ
なくす為)ガラス部分にあたる所四隅にハトメを打ち、ここに吸盤を入れ
吸盤の穴にリングを通して、引っ張ることが出来るようにしてあります。

リアのドアガラスは、吸盤が電熱線にかからないところにしましょう。
【※電熱線を切る恐れがあります】
遮光カーテン DIY(手軽なカーテンにあこがれDIYに着手)
カーテンの入手方法、アレコレ。
◆純正品を入手した場合
 5万円以上かかりますが綺麗に仕上がります。(専用サイズの為、窓の窪みに綺麗に収まります)
しかし、カーテンは現在のところ遮光カーテンはありません。
◆製品を購入する場合
 オートバックス(全店ではないようです)で入手できるものは、ゴールド・マウンテン(潟tジヤマ)の物です。
カーテンの柄、遮光カーテン、自由に曲がるレールなど、品揃えは豊富ですが、レールの長さに制約があります。
サイズが一定の為、カーテンの縦の長さにレールの取付け場所を左右されます。
余談:オンラインとオートバックスの価格は同じでした。  予算的には、\35000ほどかかります。

 全国展開はさせてませんが、カーテン専門店・サンレジャンに車両用カーテンの素材がそろってます。
ゴールド・マウンテン同様既製のカーテンであるので、お値段は結構しますし、サイズも限られます。
しかしその他素材は、とてもお安く入手できます。(カーテンレール、留具、ライナーなどを入手しました)
私のDIY
 ヤフーオークションで、車用カーテン(マツダ・ボンゴ用)\3500を入手したのがきっかけでした。
【広島からで、マツダオプションの製造余剰品のようです。2001、7現在まだ入手可能のようです】
(車用カーテンとは5cm間隔ほどのヒダになってる物/ヒダに拘らなければ、既存のカーテン地で加工させればよいと思います。) 予算総額 \10000〜\12000ほど

 カーテン地のみでは、光をが漏れますので、裏に遮光裏地を縫い付けました。
遮光裏地には1級、2級、3級と透過率の違いがありますが、
カーテン地の併用とあわせるとあまり等級は気にしなくても良いと思います。

遮光裏地を、サンレジャンに問い合わせると、150CM幅で、\600/mほどで
4種類ほどのカラーリングが、選べます。
遮光裏地を選んだ理由に、洋裁生地を買うより安く、150CMという幅が加工に適していたからと
遮光地はアルミを含み光を反射させ、断熱効果もあるからです。
カーテン全景 リアカーテン セパレートカーテン
◆ステッピ―は窓にくぼみがありますのでそこにカーテンがはまるように縦のサイズを折り込んで合わせてみました。(純正もこのタイプです)

基本的にはウインドーカーテンは
上・下レールを使いますが、上部だけでもあまり差し支えなさそうです
(車に合わせて多少ゆれる事はありますが・・・・)

上部のみですと、レール、ライナー、フック等の予算もかなり押えることが出来ます。
◆ドア側に取付けるか、ボディー側に取付けるか悩んだ据え、ボディー側にしました。

利点は、ドアを開けた状態でも室内の目隠しになるからです。

欠点は、ドアとカーテンの距離がカーテン下部で10cmほど出来る為、窓からの光が荷室に多少入り込み、リアシートを枕に寝ていると多少、頭上でカーテンがウルサイ。
(只今、思案中)
◆既製のカーテン(ワゴンセール)
を切り、縫製しなおし仕上げた物
値段は一番安くつきます。
(グレーだと暗くなりそうなので、もう一つの内装色のベージュに近い物を選択)
専用品ですと、カーテン/レールのセットで15000円ほどかかりますが、2000円ほどで出来ます。

200cm×178cm(\1000・ワゴンセール品)を
65cm×110cmの物2枚に分割
サイドドアカーテンのレール rリアカーテンレール セパレートカーテンのレール
◆内装材のRに合わせて曲げます。
両面テープだけでは、プラ素材で凹凸面の内装には長時間ついてくれませんので、レールのエンドキャップの隠れる部分に穴を空け3×6mmほどのプラ用ビスを入れてあります。
◆両端はRに合わせて曲げレール留め具2ヶで、モール隠れたボディー鉄板に留めてあります。 ◆エアコンのRに合わせて曲げ、留め具2ヶと写真・エンドキャップ裏に隠れビス、反対側は、エンドキャップを引っ掛けて、留めてあります。
家庭用カーテンレールと
車両用カーテンレールの違い
車両用カーテンレール
(今回使用した金具類)
カーテン地に遮光裏地を
縫いつけた状態
◆車両用は全体に細い為、
取り付けてもあまり目立たず
何よりも曲がりやすいので
ある程度は、曲面にあわせて
加工が出来ます。

参考;家庭用でも『TOSO』のレールでプラスチック(アイボリー色)の物は曲げやすい物です。
1,8m(ライナー・キャップつき)\500
レール/2m \780

ライナー/1ヶ \5

エンドキャップ/1ヶ \40

吊り金具/10ヶ \40

レール留め金具/1ヶ \40

ビス/10ヶ \150ぐらい
◆外部から見ても違和感のない様
にダークグレーの物をチョイス。
カーテンの上部・下部は折り返してこの部分に吊り金具を差し込んで使ってます。

カーテンのみですと、視線はさえ切りますが、何よりも光と熱をさえ切りますので、利点が多いです。
(ストロボ光が、生地内のアルミに反射して霧状に映っているのが判ります。)
【幅150cm \560/m】

◆カーテンレールは、上・下とも
横面ではなく、天井面・下面に
取付けました。
好みでどちらでも取付けられるのがステップワゴンの利点?

押込むと中で広がり止ります
◆後で穴の気になる方は、
このような樹脂ビスもホームセンターにあります。
◆結果としての利点
◆余分な光が、漏れてきませんので、車中泊の時に他車のライトが気になる事や、
朝陽で起こされる事、太陽による急激な車内温度の上昇が、少ない事です。

◆日常としては、車内は日陰と同じ状態なので、夏の炎天下でもエアコンが効きやすい、
セパレートカーテンをひけば、運転席のみですから、もっと早く効きます。

後席部分は、完全なプライベート空間を演出する事も出来ます。

これにより、真冬を除き断熱マットは使わないことにしました。
防虫簡易網戸DIY(網戸のメーター売りを使って)

運転席網戸DIY 
基本のモールは内側下に横一本、
そこからドア上部で追り返し外側で
二箇所の吸盤留めです。
ガラスは上下出来ます
スライドドア網戸DIY
モールで基本の横の張りを作りのれんのように垂らしております。
出入りするときは、横斜めか、めくり上げます。
フロントドアーとスライドドアー部分の網戸はドアーを閉め、ロックした状態でも使えます。
ハッチドア網戸DIY
モールで基本の横の張りを作り、のれんのように垂らしております。
まだ試作段階ではありますが、夏にはもってこいです。

網は、しなやかで切ってもほつれない材質(グラスファイバー製)のブラックを使いました。
網戸をモールに挟んで留め横の張りを作ります。
垂らすとモールの重みで縦の張りが出来ます。
収納するときはクルクルと丸めて棒状にして、シート下に収納できます。
LED 照明  DIY

サイドステップの照明

夜はちょとゴージャス?
 (ワゴンセールの超高輝度LEDグリーンで・・・)
電源はルームランプより取り天井パネル裏からサイドドアモール裏を通りステップ部分に至る。
この為室内ルームランプと連動しジワ〜と消えたりする。

室内照明高輝度化 (KOITO製 High Power  Burb)
チョット・だいぶ?明るい?
LEDも安くなってきました(2009)

明るさも申し分なく、消費電力は1/5ほど。
蛍光灯と違い、虫も寄りにくいので重宝しています。
カーゴルーム
リヤハッチOPENノブDIY ワイパーのステンレス板を使った100円DIY。
リアハッチOPENノブ 内張り内部の構造

ステン板にボリュームのツマミに
ワインコルクを詰め、差込ました。

リアハッチの内張りを外しハッチのオープン時の上下するシャフトを確認。(写真中央下のくの字型)。→
これにステンレス板(ワイパーゴムに付属する板)をラジオペンチで曲げて加工し、押し下げられる位置に固定。
真上に上がる部分の内張りに1mmのドリルで横に4つ穴をあけ、ステン板の抜けるところを作ります。←
内張りとドアに挟まれたステン板に、摩擦が発生しますのでガイドモールに挟み滑り易くシリコンなどで加工しておく。→
後は、ステン板を出して内張りをセット。
ストロークを確認のうえ、カット。ステン板を押し下げてOPENします。←


リアハッチ内張り上部に突き出たボタンです。これを押し込むとロック時以外は、これで何時でも後部内側から、外へ出られます。

バックドアストッパー
グリップ/ドア側 グリップ/ボディー側
キャンプをしていて必要性を感じて固定棒を作ってみました。
イレクターパイプの60cmのものを使い、両端は、プラスチック部分を、
金バサミでカットしてフック部分を作りました


バックドアストッパー
バックハッチドアを50cmほど開閉しておくことにより、
余り人の視線も気にせず換気(風がよく通るので涼しいです)
も出来ますし、隙間から人の出入りも可能です。
カーゴ照明 平型フック
カーゴランプ(純正)から電源を取り、連動します
蛍光灯は明るく消費電力も少ないので良いと思います
■100円ショップ(ダイソー)にあるフックです。
どこでも吊るせるようになりとても便利
サイズもいろいろあるようです。
◆カーゴネット

◆3列目頭上・カーゴネット全景

軽い物を乗せたり、ベットの時は
カギや身の回りのものをつり、
判りやすいので便利です
@:3列目のシートの頭上ネット、ネットはなるべく強力な45cmほどのもの。
ABC:サイドフック部分にかなりの力がかかる為、取付け金具を作りました。
ホームセンターにある、ハシゴ上の板金具を切断。
C:グリップのボルトに裏側で留め、輪冠を通してあります。
D:リアフックは、上記の100円ショップの『平型フック』で固定。


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