私的なNC750Xカスタム LEDライト化

ヘッドライト ウインカー アシストランプ デイライト リアランプ
 
 最近は、スマホ/タブレットの急速充電(2A)、アシストランプ(3A)と電気(アンペア)を使うものが増えたが、
冬には電熱ヒーター(クリップ(3A)/ベスト(1.5A)が加わり、LED化による節電は不可欠になりつつある。
私的なNC750Xメニュー 

VOL.1  LEDワークライトをアシストランプとして試す   ★★★★★ 効果大
 
バイクの世界も、ハロゲン→HID→LEDへとメーカー純正品もラインナップもされ、世の中、より小電力化し明るくなってきておりLEDは年々性能UPしている。

H4はじめ各種バルブ対応の怪しげ製品もアフターマーケットで千円からでも販売もされているが、後付けのHIDはバラストからの電磁波によるコンピューター障害、LEDは明るさと熱対策に信頼性は乏しく、これらは突然バイクが止まったり、夜道で突然ライト不良が起きた時のことを考えると迂闊に手は出せない。

しかし、従来のH4ハロゲンにアシストランプを追加するだけで広範囲な夜道の明るさを十二分に賄える。
ホンダの純正フォグランプ(フォグランプとしているが黄色では無い(霧用は黄色)は11WLED製4万円 ステー・取り付け費込みで10万円コース。
 
こちらのCREE製LED使用を謳う中華製KAWELL®ワーク ランプ18W(3W×6)【2燈セット@3680円送込】 (2015.08) 2018年には2ヶセット2000円程度でも手に入るようだ
アンペアを測定すると、12.5(V)で0.8(A)しか流れていませんので(W)換算すると1灯10Wでしかない事になる

作動電圧は9Vから32V指定ですが、9V=0.1A 12V=0.7Aで明るさも変わりますので定電流回路は搭載されていないかも
アンペアとボルトとワットの計算式【数値を入力=をクリック】
×
ワーク ランプは、車両用ではなく、投光器

 
こちらもCREE製LED使用を謳う中華製ワークランプ20W(5W×4)【2燈セット@3880円送別】
こちらは12Vで1,9A出ているので20W以上出ていることになる

4/6灯どちらも狭角タイプ(30度)/広角タイプ(60度/90度)の照射角の違いが有りますが、円錐状の反射板部分に乱反射加工がされているかいないかの違い。狭角は円中心部分が明るく遠目に届き60度ほどの円形範囲は明るさがあります。広角は、60度円形全体に明るさが散りますので、狭角の方が前照燈としてはベスト。
広角はクルマのバックライトかキャンプ等のフィールドライトにベスト
どちらも対向車に対応するカット配光はされておりません

2灯を比べてみると中心部分の円形の明るい部分がKAWELL®ワークランプ18W(3W×6)の方がアンペアも低いのに広く手前から明るい。
この為、KAWELL®を使用することにした。
 
構造はアルミダイキャストでガッシリ、1燈 500gの重量が有り、本体はシリコンパッキンに拠る防水処理がプラ板裏とサイドにされています。

LEDはその熱冷却が肝心だが、発熱処理は後部フィンにより放熱される構造で走行風も考慮に入れると冷却効率は問題なく良さそう

製造元が違うのか広角ライトは電源コードの本体への挿入部分にゴムパッキンが入っているが、狭角ライトはゴムパッキンは無く、中からシリコンが充填されている様ないない様な? 取り付けが吊り下げなのでシリコンを外から充填しておく

Dimotiv エンジンガードは、専用ステーが無い為パイプステーを取り付ける必要あり、水道部品の【ステンレス立バンド(@200)】をチョイス

パイプ径によってネジ穴位置が合わないときは開け直すか、丸ヤスリで穴位置を広げればOK

ラジエター熱を受けにくいラジエターより前方で、厚み調整と傷防止にアルミ薄板をカラーにパイプとの間に挟み 取り付け

ガードの内側に収まり、転倒でアシストランプが壊れることもありません

★ 暗めの住宅街にて比較 ★
     
 LO メインライト アシストライト LO メインライト+アシストライト
20~50m先を中心に照らす  前面手前から広がり照らし
メインライトの弱点をカバー 
真っ暗空間ほど効果が高い 

  アシストランプの威力は、
街中では、デイライト/対向車等からの認知度UP/夜道の暗い人影の認知
高速道路や真っ暗な山中等ではメインライト以外に足元から両サイド前方を昼間並に照らす事が出来、カーブの続くナイトランでもとても
安心できます。 ヘッドライトだけをHIDやLEDで白く明るくするより、広範囲に明るく総額6000円ほどの予算で効果大 !
北海道ツーリングでは、最終日にフェリー搭乗直前、夜の苫小牧市街でH4電球のLo側が切れてしましました。予備は持っておらず、ホムセン・カーショップも閉まっている時間の為交換もできない状態。これでは Hi 側しかライトは使えません。Hi にして光軸を下げる事も考えましたがアシストランプのみで、通常走行から高速まで事なきを得て帰ってきました。
但し、前面広範囲に照らしている為先行者には眩しさは伴います。
 
車検への対応は、検査官の心象でも変わるので、外して審査を通せば問題なし。
【保安基準】
■ヘッドライトの中心軸よりも下に装着すること
■ヘッドライトの光軸よりも下を照射すること
■左右水平になること
■独立したスイッチを有すること

VOL.2  中華製 MOTOR CYCLE light を試す ★★★★★ 効果大

 

CREE社製 led 補助ライト バイク汎用 アシストランプ 2000LM DC 9V-85V対応 USB機器への給電機能付き IP67防水 【一年保証付き】 
アマゾン:1灯@¥3399 /2灯セット¥4421 (2018.01)


ワークライトのアシストランプは、前面がマルチに明るく良いのだが、走行用に配光されているわけではないので、前方の方には、少々迷惑がかかっておりました。
そこで、バイク用を謳った横方向への配光型のランプに付け替えてみました。
見た目デザインはソコソコ。クランプ等必要なモノは一応そろっている。
取り付けコノ字型金具だけは、錆びそうなので錆防止剤を塗装する
 
◆セット内容:フォグランプ本体×2取り付け付属品2式 簡易英語説明書2式
◆消費電力:20W(一灯の消費電力)
◆起動電圧:DC9~85V
◆全光束:2000ルーメン(一灯)
◆発光色:ホワイト(6000K~7000K)
◆材質:アルミニウム
◆寿命:30000時間以上
◆防水レベル:IP67
◆USB携帯充電機能付き
◆USBチャージャー出力:5V/2A

★USB機器への給電機能付き、外出時もスマホの電池切れの心配無用です。スマホに充電する時ライトのスイッチをONしないでも充電できます。
※ご注意:雨の日に水などが入る恐れがございますから、念の為に、USB携帯充電機能を使わないでください。
すでに、USB充電器はラゲッジスペースにINしており全天候対応。
外部にさらされているUSB充電器より、それに代わりイカリング仕様なっているとありがたいと思っていたら、2018年にはUSBのの代わりにイカリング仕様をアマゾン内でも発見

クッション材に入れられて送られてきたライトは全体にワークライトと造りは同じようなレベルで問題はなさそうだ。
中身は3LEDを3プロジェクターレンズで配光しており写真のイメージと配光は同じだが周辺が黄色(プロジェクター型は、マルチリフレクター型と違い配光を限ることができる利点あり)。接合部分の防水ゴムシールはされているものの、本体への配線部分の防滴の関係で取付けは上からの付け下げは出来ないとの事。
青+/緑-:ライト用配線
茶+:USB用配線
バッテリーから配線してみると2灯ともUSBには給電せず
1灯は青/茶どちらもライトが点灯してしまうといったお粗末な状態。
この状態を明記の上、アマゾンに返品交換手配

直ぐに送られててきたライトは、今度はちゃんと専用バッケージボックスに入った物が送られ、先の物と違い扱いが丁寧な状態。USBも2A流れており問題無い商品であった。
最初に送られてきたものは、不具合返品されたものではなかったのかとも思われる。

メインライト:LED 20W
フロント車幅灯:LED(5W×2) 10W
尾灯:LED 5W
アシストランプ:LED(20W×2) 40W

ブレーキランプ:LED 7.5W
LED化によりグリップヒーター(40W)を使用しても、Vメーターは余裕で14,2V出ている
配光については、カットライン等は無いが画像の様な感じで、中央の丸いプロジェクターレンズは、対向車への上方へも眩しさは漏れるが、これはクルマのプロジェクターレンズと同等程度カモ。プロジェクターの中央光とサイドの2灯で横長の配光としている。

ヘッドライトでは照らしきれない車輪手前から明るく路面を照らしてくれる為、ワインディングの続く山道でも高速でも夜道がとても楽です。
防水仕様なのにレンズが曇る?
雨中走行でもないのに点灯して走行すると、レンズが曇り、消灯して時間が経つと曇りは無くなります。
レンズを外すとボディー内にシリカゲルっぽいものが詰めてあります。
これが点灯中に内部温度で湿度を発散し、消灯中に吸収しているかもしれない。

この詰め物の必要性の有無は判りませんが、電子レンジで乾燥させ詰め直しました。
この後、曇ることはありませんでしたので、推測は正解だったようです。

 
 
スイッチ配線はプロトSIRIUSドライビングランプセットの汎用スイッチと同じと思われる安いSW/リレー配線セット(@1260送込)をamazonで購入。

スイッチ部分に防水処理はされていないので、内部基盤にシリコンコーキング
プッシュスイッチには※シリコンカバー(黄緑)を充て簡易防滴処理を施す

※シリコンカバーは、100均お菓子の円錐形のシリコン型から切り出し

ブルーデイライト 
  立派なフォルムのエアインテークが両サイドにありますが、実はここダミーなんです。

実用上はエアーはどこにも抜けておらず何の意味も無く空気抵抗のポケットになってます(笑)

ここに、小さなブルーデイライト(防水)を入れてみました。

VOL.1 リアランプのLED化 (2017.09)
  リアランプは、S25電球球(5w/21w) 白色

ランプユニットごとLED化された製品もありますが、最近のLED電球もかなり明るく安定化してきたので試しに購入
LED電球の数で勝負しているものもありますが、白色平面発光で明るいこちらのタイプで6w/7.5wの中から光量がある方をチョイス【LED仕様;7,5W(1,5W×5連) 2ヶ1セット㋐ 2100円】
この電球はフロントウインカー電球も同型で、ノーマル状態ではハイフラ化するので専用リレーに交換しなければならない。
発光色は白の為、見た目橙色→黄色になる。

リアランプハウジングのソケットまで到達できれば取り替えるだけ
 
 
消費電力が低く、通常ではWホーン化で別リレー回路を取りまわしたが、LED化すればあえてリレー回線を取らなくても大丈夫かもしれない。

  S25ノーマル電球(5w/21w)
ストップランプ点灯時の電球はさすがに熱量もあり消費電力も大く、ブレーキランプ点灯時はナンバープレートは赤くなる
尾灯 ブレーキ灯
S25 LED電球 (7.5W)
消費電力は、電圧メーターには数字に表れない程度。

日中での明暗差は、電球程の差は出ませんでしたが、肉眼での見た目では、車検の5倍値差は支障ない程度と思われる位には視認できる。ブレーキランプ点灯時はナンバープレートは赤くなる
  ポッシュ(POSH) LEDテールランプキット

後続車へのブレーキングアピールは一番大きい
ナンバー灯が別系統のため、ブレーキランプ点灯時もナンバープレートは赤くならない。

VOL.2  リアランプのLED化 (2019.01) ★★★★★ 効果大

プラス ハイマウントストップランプ (㋐800円)


  前回LED化は、LED球に交換によるアンペア消費のバッテリー負担への節電目的であったが、LEDテールランプキットにする目的は、後続車へのブレーキングアピール強化
ポッシュ(POSH) LEDテールランプキット NC700S/NC700X/インテグラ (レッドレンズ) 055090-90 消費電力(テールランプ0.5A/ブレーキランプ1.4A=5w/16w程度) ※CRF250Lも共通ユニット
アマゾンでレッドのみ8383円になっていたので値引きクーポン300円適用にて8083円で購入してみた(アマゾンプライムは商品が残り1点になると値段を下げる傾向にあるがそれで下がっていたようで、購入直後14579円になり納入が1か月先になった)
リアテールライトユニットは数社いずれも3色構成で販売されているが、いずれもNC700系対応であり旧NC750対応は出ていない。
700/750の違いは、配線コネクターの形状違いのみで、防水3極仕様に変更 になっているので変換対応が必要
・対応1:2種類のコネクターを入手して中間変換コネクターを作る(パーツ予算1500円ほどだが近隣の二輪館/ライコランドを回ったが コネクターセット 38182が無い

・対応2:それそれのコネクターとの中間でカットし3本それぞれに小型のスピーカー用平型端子を接続しソケットを入れ変え接続する(予算400円で簡単に作れ残りのコネクターで分岐配線(12V/ハイマウントストップランプ/マイナス) も作成できる)


使用は3×2=6セット
5セット×2(400円)
デイトナ NEWホンダウインカー
コネクターセット 3極 69863
デイトナ HM090型防水
コネクターセット 38182
 NC700X配線記録
B-マイナス 
R-ストップランプ
Y-テールランプ 
NC750X配線記録
G -マイナス
GY-ストップランプ
PB-テールランプ 


NC700カプラー/NC750カプラー

LEDユニット側にNC750のカプラー
を接続  分岐線も追加
LED リアライト ハイマウントストップランプ
(マイナス)ブラック → グリーン
(ストップ)レッド → グリーン/イエロー
(テール)イエロー → ピンク/ブルー  
それぞれに接続しカプラーを変更、ついでにハイマウントストップランプを付けても良いように分岐線を作っておいた。  

LED ハイマウントストップランプ
純正尾灯時に追加でキャリア下にハイマウントストップランプの設置を検討していましたが、大きさやLEDの種類に良いものが無く延び延びになっている間に、リアランプが先にLED化してしましました(LED球自体は、前世代のLED発光球 )。 ハイマウントLEDはSMD
LEDの特性で直線上に光が飛び、ハイマウントストップランプ追加もあり、後続車へのブレーキングアピールは効果大。
ナンバー灯は別系統になるので、純正のようにブレーキング時に赤くならず白色のままです。
中華製ウインカー機能もあるLED灯で曲げることもでき、DAYTONA マルチウイングキャリア下に収めるのにはジャストな横幅サイズ。32・SMD3014+16・SMD3528仕様のLEDなので初期不良品でなければ、まずLEDの寿命は大丈夫だろうと思われるが、基盤が収まっているビニールケースの方が劣化が心配。取り付け場所がキャリア下なので紫外線の影響を受けにくいのが救い。
 
アルミのL型ステーに貼り付けキャリアのネジに共締しキャリア下に設置
ウインカー/尾灯用配線もあるが使用せず。
 
LED尾灯のカプラー変換時に取り付けておいた+/-端子に接続


ウインカーのLED化
  ウインカー電球はF(21w/5w)R(21w)とハザード時には80wを超えます。 

LED電球に取り換えると20wほどには下がりますが、ハイフラ状態になってしましまいますのでICリレーへの交換が必要になります。


純正リレーは、4極でハザードON後にイグニッションOFFにした場合でもハザードを持続出来る機能を有しますが、汎用リレーの3極はこの機能が使え無くなります。
黄色:汎用3極点滅速度可変ICリレー

黒色:純正4極リレー
  純正リレーに対応できるカプラーが見つからなかったので、配線にエーモンの4極カプラーを割り込ませ、この4Pカプラーから3Pリレーへとつなぎ直す
純正4極線 
グレー(ウインカー)
グリーン(マイナス)
ピンク/青(ON・プラス)・・・電源ON時のみウインカー作動
赤/白(常時・プラス)・・・ 電源OFFでもウインカー作動 (クルマと同じ)
リレー3極
プラス/マイナス/ウインカー ラインを取りだせばOK
ウインカー点灯にブザーを割り込ませて、消し忘れ防止にしていたのだが、ICリレーの為かウインカーラインに割り込むと常時鳴ってしまい使えない。
その後、警告音が無いとウインカーの切り忘れを度々やってしまい、ご迷惑をおかけするので純正構成に戻し、ウインカーブザーを入れる。

  フロントウインカー球
【S25 180°段違いピン ダブル アンバー色】2個 2000円

LED仕様;SMD30連

輝度は電球より落ちますが、視認に問題なし
 
車幅灯の輝差:電球(左)/LED(右)
 
ウインカーの輝差:電球(左)/LED(右)

リアウインカー球
【S25 180°平行ピン シングル アンバー色】2個 1700円

LED仕様;7,5W(1,5W×5連)


ストップランプ(白色)と同タイプのアンバー色
白色で、ウインカーに入れると橙色→黄色に発色するためアンバーをチョイス。
輝度は電球より落ちますが、視認に問題なし
 
ウインカーの輝差:電球(左)/LED(右)


前後どちらのLEDも電球との差は、発光に幻惑されず電球形状の視認できる・できない位の差は確認できる状態。
日中の使用も視認に問題はない。

VOL.1 ヘッドライトのLED化 (H4 LEDバルブ交換) (2017.09)

H4バルブとリフレクターとの相関図
LEDは、見た目ほど照らした明るさが出ないものでしたが、近年、メーカー純正のLEDライトも多くなってきました。
それに伴い、中華製LEDバルブの性能UPと価格低下が目立つようになってきた(2017)
もちろんショップで扱っている数万円のメーカー品もあるのだが、数千円の中華製は使えないのか?この差は何なんだろう
中華製は1000円~でも売っているのだがLED発光も1面~6面までいろいろ。そもそもLEDとハロゲンでは光の性質が違います。H4ハロゲンにあわせた設計のマルチリフレクターでは、LED光ではバイク固有のリフレクターとの相性は点灯してみないと判らない。

H4の光源はLO側が前方でリフレクターにより上面のみ照射し前方下方路面に照射。
Hi側光源は後方で上下全方位に照射し前方に照射。

◆LEDチップが信頼できる物
◆H4と光源位置が同じ
◆LO側リフレクター完備
◆位置調整ができる
◆ファンレスヒートシンク

期限の迫ったポイントで賄え一番まともそうなこちらを試しに購入(送込み:3500/1体のバラ売り品)
LEDバルブは、車検に通るか否かは、検査機にかけてみないと判りませんので、車検時はH4ハロゲンバルブで検査を受けるのが良いと思う
 
 
LEDチップは自動車メーカー採用と同じフィリップスZESチップ4×2×2=16枚なので、1灯(4チップ)で輝度2000ルーメンは出ていると思われる

◆放熱はファンのゴミ詰まりや故障の熱上昇を考えるとファンレスの方が安心出来る

◆H4フィラメントと同位置発光設計・LO側リフレクターもあり配光は期待できる

◆バーナーの回転/前後(1mm)の調整ができる

◆商品評価もほぼ納得できる記載が多い

●「ルーメン」の単位:『眩しさ』。(配光性)

●「ケルビン」の単位:『色温度』(光色の濃さ)

●「カンデラ」の単位:『光量』。(明るさ)

●「ルクス」の単位:『平均照度』(光のムラがないこと)
2ヶ1セット箱に1ヶで入っていたが化粧箱とは驚いた!
傾きは調整で出せる様になっている

アルミヒートシンクはネジ式で熱伝導シリコングリスは一応塗られていた
なぜかロー側のリフレクター左右の形状・大きさが少し違うが、推測するとこの右側のリフレクターでカットラインを強制的に作っているのではないだろうか。

配光は下部への漏れなくライト上部リフレクター板へ照らしているが、ハロゲンライトの鏡面メッキ加工のお椀型リフレクターと形状と材質が違うのでこれが反射に対しムラが出たりするのか?良いか悪いか判らない。

壁に向かって点灯させながら配光傾き調整と前後位置を探り、前位置で決定

LED特有の光(6000ケルビン)

点灯計測すると、12Vで1.9A=22W
消費電力は22W

台座を止めて
防水ゴムカバーをはめ
熱伝導シリコングリスを塗り足しヒートシンクをねじ込みます。


NC750Xのハウジング裏の緩衝も無く取り付けOK

H4ハロゲン球配光  

LO

Hi
ハロゲン球はコイルが抵抗で熱せられて発光する光。

NC750のマルチリフレクターは左右対称でカットラインに当たる様なカットは無い。

バイクの場合は中心位置と光量だけで車検は通るのだろう
H4 LED配光  

LO
 
Hi
LEDはチップから発せられる直線的な光

LOの配光には車検対応としてカットラインらしきものが出ているが、バイクのリフレクター側にカットラインにあたる部分が無いので、作為的にバルブ側のLO側反射板で作られたものかもしれない。


LED LOの配光
バルブで作られたカット配光になっているからかカット側配光内部が暗い

LEDチップからの直接光の特性かマルチリフレクター部分のいろいろな部分の反射(グレア)が出ている。上方のグレアーはライトハウジング上方のリフレクター以外の部分の反射で光っており、シールテープでも貼れば防ぐ事も可能だがほぼ問題視しない程度

今回のバルブの場合、バルブの回転調整と前後の微調整は必要

-亡記-
LO/H i 同時点灯するものあるようだが冷却に無理が無ければほしい機能

バイクのライトは左カットラインを設定している車種そのものが少ないのでカットラインにこだわる設計は必要ないかも

単純にリフレクターの機能を生かすのであれば、LEDの特性を生かす発光面積の多い設計が照射ムラが少なく良いかも

個々の形状・リフレクターとの相性はあると思う

イグナイターを持たない一体型は、内臓基盤とチップが本体にあり熱で不安

 
ハロゲン LOの配光 LED LO 配光 LED Hi 配光
◆ハロゲン(4500ルーメン)

コイルからの光が集光され、まとまった球状イメージで照射されるのでまとまり感があるが、左右の広がりは少なく暗め。
◆LED(6000ルーメン)

光がLEDチップから直線的に粒で飛ぶLEDは、リフレクター1枚1枚の影響を受けるのか、光は届いてはいるが全体に配光ムラは感じられる。(ライトハウジングとの相性もありえる)

昼間白い光が広範囲に光が散っており、対向車からの認識は昼間点灯でも上がる。消費電力が1/3の22W

夜間は、白く明るいとの印象までいかないが、両脇はハロゲン球より明るく左側のカットラインが家々を照らすのが印象的

VOL.2  X5 12000lm LEDヘッドライト LUMILEDS ZES 2nd H4 6500K ファンレス(2018.04)

2ヶ@3500  (2018.04)
LUMILEDS ZES LEDチップ の第二世代チップ
LUMILEDS ZES 第一世代に比べ15%光量UPとされている 。

初めから角度設定はされているが、調整機能は無い。

最近のこの手はデザインなのか機能なのかLEDチップのまわりに凸状態にメッキ金具が取り付けられているものが多い。しかしこの金具部分が邪魔をしハウジング内で光が横方向に飛ぶものの縦上下方向に届かない為、ハウジング内に扇状の影が出来ますので、機能的には意味の無い部分です。
【イグナイターを持たないタイプだが2年保証】

影になる部分をカットする



この土手の部分をサンダーを使いカットすることで、それぞれの影になる部分が1/3に減少。リフレクターへの光供給が多くなります

前部の反射板のみ残し不要な後方部のメッキ金具はすべてなくすと、ほぼ気になる影部分は無くなり、中心部上下でカットされていた縦軸の照度が上がる。
↓ LOの配光の変わり方 ↓ Hiの配光の変わり方

中央の光が多くなりました

中央のかけている部分がなくなる

X5 LOの配光 X5 Hiの配光
 

  MOTOR CYCLE light X5 LO+アシストランプ X5 Hi+アシストランプ

自作モトイージー
モトイージーとは、エンジンをかけてもライトはOFF状態で、H i ビームパッシングSWでライトONにするスイッチの商品名です。
キックの無いセルオンリー始動のバイクは、もしバッテリ―電圧低下を招いたとき始動ができなくなります。始動時に一番電気を使っているヘッドライトをOFFできれば始動できる確率も上がるものです。真冬にバッテリーが弱っているときでも、ライトが使用する60W分を使用しないため、起動電圧を高く保てセルが回せるのでキックの無いバイクは長年のバイク乗りとしては精神的にも保険的にも良い。
自作でもできますので、配線図は『自作 モトイージー』で検索を

リレー/ダイオード/ケース/配線/ソケット のみの簡単工作

LEDライトに変更したとしても始動時の不安定な電圧を受けないので、LED基盤に優しい。
   

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