私的なNC750X カスタム の キャンプツーリングへの考察 
私的なNC750X カスタム

NC750Xへの タンクバック設置の考察 100均DIY ★★★★★使い勝手よし
 

ステンレス板を張り付け
NC750のダミータンクはヘルメットが入りますとメーカーは宣伝するが、ほぼノーマルなヘルメットに限られます。しかし、スーパーのレジ袋をまるまる飲み込む容量は、使い勝手の良さからほぼラゲッジスペース使いとなっています。750cc なのに軽自動車並の燃費に、気軽にお買い物バイクにもなる便利さ。
ツーリングには、ナビ装着ですが地図も見たいので通常のタンクバックも設置したい。 しかしバイクの外装はほぼプラ素材。当然タンク部分もプラ素材
NC700シリーズ用に発売されてた吸盤設置型のバッグもあるが、評判は決して芳しくない。16年型のリニューアルに至っては専用のステーが装備されている。
ヤマハ レイド時は山形ビッグタンクに通常のロード用タンクバッグ(写真)を、磁石にプラスし吸盤を自作で試したが鉄板相手でもホコリや熱で吸着力がなくなり途中で外れてしまい決して安心できるものでは無く、結局ゴムフックを使ってタンクに固定していた。

タンクバックを設置してラゲッジBOXも使いたい。
その為には、ベルトではなくマグネット設置が一番問題なく使いやすいが、プラ素材ではマグネットが効かない。
そこで、プラタンク蓋裏にキャッチ側のマグネットを設置するのも一案だが、ネオジ等強力マグネット系が蓋に在ると、デジタル系の液晶物やカードが接触してしまったりしての悪影響も心配
それなら、蓋のサイドにステンレスを貼り付けたらどうだろう。これなら、既存のタンクバックがほぼ使えるはず
◆ダイソーの100均ステンレストレーから左右分を型取りに合わせて切り出し整形。両面テープで接着(磁力はステンレス板の厚みに比例する)

実質の磁力強度は、ステンレス板の厚みやマグネットの強度に比例する。
このため加工しやすい薄めのステン板では磁石強度の不安定さも残リ対策としてバッグのD冠部に脱落防止帯を渡して設置

使用したバッグは、もともとの左右マグネット帯に幅があったため半分程の短い幅にカットし、ステンレス板上に収まるように縫製加工

冠に通した帯は、ラゲッジの蓋を開けてもバッグが落ちず、蓋を閉めればバッグの盗難防止対策にもなる

これで普通にタンクバッグも使える様になり、ラゲッジタンクと合わせると結構な容量確保が出来る。

この大型タンクバックを取り付けると、左に大きくハンドルを切るとホーンスイッチがタンクバックに押され 、≪ファ~ン!≫と鳴ってしまいます。

この為、ホーンスイッチガードを自作
100均の『クリア粘着フック』5ヶ入りを加工して使用
1.クリア粘着粘着フックを取り付け凹部分の長さに合わせて台座部分を12㎜カット
2.フック部分をコンロ火で煽って柔らかくし角度を調整

貼り付けて終わりです。
1ヶ20円のDIY

DAYTONA(デイトナ) メットインポケット Sサイズ ㋐809円

Sサイズ(幅250×高さ320mm


NC750XにはデイトナSサイズがピッタリ!

蓋裏に書類・小物など入れておけます

キャリアについての考察 DAYTONA マルチウイングキャリア ★★★★使い勝手よし
 
ホンダ純正

デイトナマルチウイング
キャリアはホンダ純正のリアキャリアブラケットもありますが、純正グリップを外し、新たに別途専用パニアケースステーとあわせてのシステム一式に合わせたセット取り付けとなり、ともかく高額なキャリアで最大積載量記載はそれでも10kg 止り
トップケースは、50L程の大型の物になると本体重量5~6kg(最大積載量;操縦性の為推奨3kgとあり)。これは純正キャリアで耐荷重10kgと符合するが、ゴツイ高価なケースを購入しても3kgほどの軽量ものしか入れられないという事 となる。
新型のアドベンチャー系バイクはフレームから派生したしっかりしたキャリアを持ったものもありますが、後付けのキャリアは、自前のパイプ支柱でほぼ耐荷重が5~6kgになります、トップケースがキャリア会社推奨の30Lクラスだと、GIVI【30Lクラス本体3kg+積載重量3kg】とあり符合する
デイトナ型のキャリアは重量物搭載状態で上下に揺れており、金属疲労で使用時間が長くなるとでベースパイプが、ある日突然折れる事になります。事実6~8kgほどの積載でツーリング途中で折れ、トップケース事脱落したケースも知っています。
キャンプツーリング時しか大型積載はしないので、パニアケースでなくパニアバッグの取り付けの為の対応製品を念頭に、左右への張り出しがなくシートとの段差も少ない一番素直そうなキャリアで価格もリーズナブルな『DAYTONA マルチウイングキャリア』を選択

最大積載量5kg 【トップケースは30L以下を推奨とある】 本来であればヘルメット×2は入る60Lクラスを装着したいが既に重量オーバー
取り付けたキャリアに重量をかけて上下に振動を与えると、結構パイプ(円部分)に無理がかかっている事が目視でも理解できる

対策としてウイングの荷台部分に足をつけ、荷重を両サイドのグラブバーでも荷重を受け分散する仕様とした。

これで、走行振動の揺れも抑制でき、キャリアパイプへの荷重負担も軽減、プラスα最大積載量8kg前後には十分対応できるのではないかと思う。
 
掛りが甘く外れやすい

このキャリアは見た目はスタイリッシュなのですが基本GIVIのケースを装着する事が前提なので、キャリングコードフックを掛けることを前提に設計されていない

私は、トップケースは使わずキャリングコードを多用するのですが、キャリアサイドの穴ではフックの角度に由っては揺れで外れてしまう事もありとても危険です。
 
そこで、サイド部分にアルミの角材を設置

ナット間であればフックは自由に掛る 

取り付けナットは両端に長めのものにしてあり、フックが横にズレても外れないストッパー仕様
 
キャリングフックがしっかりと掛ることで安心感のあるパッキングが出来ます

MOTO FIzz タナックス フィールドシートバッグの考察( 実売11500円~16000円)

  MFK-101
大型トップケースと同等の容量を誇るバイク用大型シートバッグとしては使いやすく完成域の製品だと思うが、最新は上下二段で下段はハードケースになり安定感を増しているタイプもある。

取り外し可能なバッグは、固定方法が4本のベルトによる四方からのバックル固定。本来リアシートに設置するものなので、トップケースの様にキャリアに積むと大きなバッグ底より小さなキャリア面では走行による荷ズレは起こりやすくなります。

容量可変:39~59L
サイズ:310(H)×360(W)×310(D)mm(最小時)

重量:3.3㎏
  
このバックは、空荷の姿勢を保つのに、前後壁2面には、下部1/2にフレーム板材が入っていますが、フレーム板材が上部まで立ち上がると、上部フラップ扉からのアクセスに支障がでると思ったのか上部は無く内部の『荷押さえ押さえ用ベルト』2本で支えあう設計でこのベルトが邪魔で有り、あまり宜しくない。

下部フレーム板部分はちょっどポケット構造になっているので、この部分にPP素材の100均まな板を2枚、それぞれに差し入れる事で上部まで壁面が立ち上がりベルトが無くともバッグ姿勢が保てるようになります。

幅のある大型バックへの対応
  『ワンダーリッヒ バリオキャリア』(28350円)

横幅調整可能な伸縮機能でで横長の荷物に対応する為のキャリア取り付けボード

大型のバッグでもキャリアの積載量5㎏を考慮すると内容物2㎏となるが実際には、容量もあるのでこの倍以上は積載する事になります。重量オーバーだが、荷重対策でOKとします。
バッグ使用時のみ荷ズレ防止と安定した固定の為に、Lアングルアルミのストッパーとアルミ板の自作ラダーをネジ止め60秒の簡単装着にしてバッグ使用時のみ使用
最大積載時は、バックの左右がそれぞれ10cmワイドになりますが、この時は両端底に支えが無いと左右のワイド部のブラブラが凄いことになる。これに対応する為、バッグの下にラダー設置することで安定した搭載となる。
 
ストッパー
プラスネジは、ナッターでメス側板を作成することで振動によるネジの緩みや脱落は心配がない
  Lアングルアルミを前方に装着することで、ブレーキングで前にズレず、安定した設置と簡単取り付けストラップ化とのストレスを軽減

 奥行きのあるバッグへの対応
 
奥行きのある大型バックは、バッグ後方部分のキャリアからはみだした部分が、どーしても走行と共にダラ~ンと落ち、振動で上下にバタバタしますので、100均のプラお盆を設置
 
簡単なラダーと共止めですがこれで十分な機能を果たします


 
前方ストッパー/平板アルミラダー/プラ板を設置することで、ストラップを底に回して前後止めるだけでバッグが安定して固定出来ます。。

※ストラップはバッグ底を回して前後繋ぐ形式のベルトに作り替え
 
最新のバッグは、左右延長部分に底板を折り畳みで設置しているが、バッグ内底部に100均のプラお盆を2枚設置し左右にスライドさせて容量可変にも対応

リアシート ガソリン給油 問題

  バッグ搭載時に、リアキャリア前部にストッパーを設置したので、給油の為シートを開けても半開までしか開かない状態になります。

必ずしも全開にならなくても給油には問題は無いので、ストッパーレール中間部分に簡単な自作ストッパー板を追加し、半開でも止まる機構とする。

これは、通常キャリアに荷物を乗せているときなども大変便利。

パニアバッグとサイドバッグサポートの考察   ★★★★使い勝手よし
  NC750Xシリーズは、メーカーOPに高価なパニアケースをラインナップしているが、収納を考えてない変な形状のケースでカタログ値14,5Lは液体でないと入らないと思われる。
折角なので前OFF車で使用していた愛着のある『JTC SQUALL2』振り分けパニアバッグ(パニアケースよりも大容量で使い勝手が良いが何故かこの手は廃番)をそのまま使いたい。
しかしOFF車中心の細身な平行幅のシートに合わせた取り付け設計のパニアバッグは、そのままでは幅広の台形形状のリアシートには上手くフィットしません。
そこで、延長ベルトを作ってみましたが、実用的にはしっくりきませんでした。

結局、グラブバーに設置できれば最適と判り、グラブバーとキャリア支柱を利用した釣り手バックルを作成設置

リアシート上を使用しないためバッグを外さずこのままOPEN!給油もOKとなる

バッグの最大積載重量が判らないが、おそらく片側3~4kgほどだと思うが、キャンプギアを詰めると実質7kgほどになる事もある。
吊り下げに負担の掛かる分部を瞬間接着剤でリベット付近を中心に本体に縫いつけてある帯体を瞬間接着剤を流して一体補強する。

簡単自作サイドバッグサポート ★★★★★ 使い勝手大変良し (予算:材料費2500円)
大容量の大型パニアケースになると、車幅が100cm以上にもなり、すり抜けは難しいレベルになる。近年のロードバイクに合わせたスタイリッシュなパニアバッグは容量が15~20Lと物足りない。今は廃盤になったのか?片側 35L以上はあるこのサイドバッグは最大に横幅を広げても、ハンドル幅とほぼ同等なので、まだ、すり抜け出来るレベル。しかし、ハンドル幅だけに気を取られ擦り抜けるとリア側で引っ掛けやすいので要注意。

イレクタージョイント(J-147)×2

リアライト裏のフェンダー内で、イレクタージョイント(J-147)をネジ共締めで設置。左右を結ぶイレクターパイプを横に通します。リアフレームを使ったイレクタージョイントによるハメ込み接合とし、3パーツでコの字型にパイプを渡した形で設置
◆φ28イレクターパイプ
◆リアフレーム接合部分:(J-59A)×2
◆サポートフレーム部分:(J-118A)(J-5)(J-49)×各2
◆100均まな板×2

サイドバッグサポートは、吊り下げたパニアバッグの揺れをなくしタイヤ接触を防ぐ為にも必要です。

この自作サイドバックサポートはイレクターパイプ(3パーツ)組み立て式。
バッグを使用しない普段は工具無し(90秒)で取り外し可能。

取り外せば通常のバイクフォルムに影響はない。

ラフ&ロードの小型のサイドバッグは、このままのサポート設置でOK

大型のパニアバッグですと、安定感を失わない様にサイドバッグサポート板(100均のマナ板:取り外し可能でイレクタージョイント(J-46)によるハメ込み)を設置
【前回100均のトレイで作成したものは柔軟性が無く割れてしまった】

吊り下げのパニアバックは左右に揺れますが、面で受け止める事でバーのみと違いとても安定感が出ます

リアフレームへのハメコミ設置のジョイント部は、ブレーキング時のバッグストッパーの役割も果たす構造(ストッパーが無いとブレーキング時に吊り下げバッグが前に振られてきます)
キャンプツーリング
サイドバックにキャンプの小物類を振り分け
キャリアには、かさばるが軽めの衣類等を詰める
リアシートに、大きめのバッグに重みのあるテント、タープ・ポール、ベッド、等搭載
夏の北海道ツーリングの場合、本州の夏~秋の3シーズンの装備は必要の為重く嵩張るが、NC750Xは余裕で積めるの
でありがたい。

リアシートバック搭載 バッグストッパー1の考察  ★★★★★ 使い勝手大変良し (予算:材料費1500円)

キャンプツーリングとなるとテント/タープ/マイクロチェア/エアマット/寝袋類を詰めたバックは重量(10kg以上)にもなります。キャリアの耐荷重やバイク全体の重量配分も考えるとリアシート上に乗せることになります。

大型バッグをキャリングコードで縛ってもブレーキング時などバッグの重量で前方に押し出されライダーズシートにせりだし背中を押されます。背中で押え戻す事もできますが毎回これでは・・・・
イレクターによる自作専用バッグストッパー

グラブバーの後方先端に引っ掛ける様に設置する事でストッパーとしグラブバーとシートの隙間に設置するだけの簡単な構造

 
給油時はバッグのみ下ろせはこのまま開閉OK

ブレーキング時も重量のある荷物(poto:80Lバッグ)も背中に押し出されてくる事もなくなり、ライダーズシート空間の確保も保たれます。
Xキャリングコードだけでも十分安定して設置でき、脱落防止のネット固定までの必要は無くなります
北海道ロングキャンプツーリングには絶大な効果発揮
着座ポジションが確保され快適でした。

横バーと足部分との3ピース分解式でワンタッチ取り外しOK

バッグストッパー2
  長尺物の積載できる大容量バッグとして入手したキャリー型SWIXバッグ
バッグ底にはレール足が平行に2本あるのでこれを使いストッパーとする
  このバッグは、長さもあるが、幅もありその分ライダーズシートの前後幅に制約がかかる

キャリングコード・フックの考察
  TANAX motofizz キャリングコード4-V サイズ:300cm

ゴムロープの強さとフックの強度・使い勝手の良さで長年使っておりますが、フックの軟質樹脂が角擦れで破れたり、抜けてくるのが欠点
丁度買い替えに際してフック強化してみました。
1;軟質樹脂を抜きとりします。

2;フック芯に接着剤を塗り樹脂を戻す
(ポリエチレ・ポリプロピレン可の接着剤)

3;ホース(内径6㎜)をフックに差し込む
これで、エッジの強い板キャリア部分でも心配なくフックできます
 
キャンプツーリングのフル積載時、リアシートの大型バッグを縛るキャリングコードのフックを掛けるカラビナ。

強度のあるロック付きアルミカラビナに傷防止のシリコンチューブを通したものを設置
 ※リア荷重となり重量もタンデム並になるので前後サスプリロード調整を行うことで快適になる
北海道ツーリングは、夏季であっても本州の秋季までの寒さ対応は必要な為、必然的に荷物は多くになります。
◆タンクバック(2Kg)
地図、雨具、身の回りの携行品 等
◆タンクラゲッジ(2Kg)
デジカメ、アクションカメラ、バッテリーブースター兼用予備電源 等
◆リアシートバッグ(13kg)
テント(3シーズン)、タープ/ポール、寝袋(ダウン)/フリースインナー寝袋、マット 等 重量品
◆リアキャリアシートバッグ(9kg)
衣類、防寒具、洗面具、チェーンオイル、プレクサス洗浄剤 等軽量品
◆サイドバッグ(7kg×2)
キャンプ用品全般(テーブル・チェア・グリル・ストーブ・調理用品)等の重量品
◆炭などは、その都度購入しシートバックの上に置きネットで固定
フル装備の荷物総重量は約40kg
250ccのオフロードでは躊躇する様な積載量が難なく積めてしまう。
しかし、タイヤはセンターが減るので痛しかゆし

自作 ヒートガード/マフラーガード
100均のステンレス金具を曲げて、ステンレスバンドで固定
レイドの時は、倒してもこれで結構助かった

トップ:サイドパニアバッグ底面に対するヒートガード
100均のステンレスショウガすり器

サイド:前後に転倒ガード
(コケ傷のスリ傷ダメージからは最小限の傷で救えるレベル)

マフラーのφ130mmにあわせてステンレスバンド(クランプ)を探すとホームセンターでは入手が難しく、ネット上では@5500円×個数+送料で入手できるが、4本ぐらい欲しいとなると2500円は越える。

ステンレスで自由な長さに金鋏でカットして使えるクランプがアストロプロダクツに1000円以下である。

長さ300mmのステンレスベルトと8コのステンレスクランプのセットで、幅が2種あり値段が変わる。

※ゴムホース用のクランプなので、ステンレスベルトの剛性はあまり高くなく締め込むとクランプ部で捻りが生じてしまうものの通常使用出来るレベル

ツーリングシューズ
使用していたツーリングシューズとしてのゴアテックスの防水トレッキングシューズが、経年劣化で破断してきたため、今回北海道行に使用したのは、ダイヤル式の防水トレッキングシューズ
欲しかった機能は
抜き履きし易いダイヤル式/4cm防水でなく、全面浸透防水機能

検索して探しても、1万円前後の物ではアルペンブランドのこれしかない。実物は正直1万円以上出して買う靴では無く、これで登山に入る安心感は無い作りの為、躊躇っていた時丁度期間限定で広告の品7200円にアルペンクーポン-500円で購入。

使い勝手は、雨中走行も水漏れなく、脱き履きに手間が無く、ガレ場でも歩きやすくツーリングブーツとして実に良 く、オールシーズン使用
サウスフィールド メンズ ダイヤル式 TGF トレッキングシューズ :ブラウン×ダークブラウン (SF 7F-1503)

 私的なNC750X カスタム