私的な NC750Xの長距離 ツーリングへのカスタム

私的なNC750X カスタム  

シートの傾斜調整加工対策  ★★★★☆ 使い勝手 機能よし 〔予算500円〕
近年の流行なのかNC750Xのシートも前下がりの傾斜がついており、前後にセリ上がりのかるいお椀型形状をしています。ドカッと後ろに着座しても前方への圧が強く気が付くと前にズレてきます。
このため、シートの傾斜を緩和して、改善させます

シートのゴム部分も経年で次第に縮み遊びが出てきます。

受け部分にアルミ板接着し底上げし持ち上げます

シート後側のウレタンプッシュを外し交換

防振ゴムの薄いものを代わりに接着

これにて後ろは、5mm程下がります

シート自体フラットなつくりでは無く軽いお椀です。

前傾斜はまだ残るものの

少し 楽になります。

シート加工対策 ★★★★☆ 使い勝手 機能よし 〔予算2000円程度〕
シートそのものの傾斜はゆるくなり走行中は楽にはなったが、それでも前にズレて来ることがある。後部がせり上がりの湾曲構造と足を着くたびにモモ裏がシートサイドにあたることで傾斜に沿って前にせり出てしまうようだ。
これは、足が長ければ問題無いかもしれないが、LDに乗っている人はその長さに余裕が無いから選択している訳で・・・・(笑)
対策として、シートの角と厚みを少し削ることで少しスリムにし、着座部分後部のせりあがり部分も併せて白い部分が削りを入れた部分
角と側面・着座部分をそれぞれ10~20mm程落すと、前への圧力も無くなり、足つきも含めかなり楽になります。合わせてUターンも楽になります。

シート生地を外し 加工
100均マイナスドライバー先端を平たく薄めに削り、曲げを入れてコンロで焼き入れ冷却をした専用自作ステープルリム―バーを製作。

まず、ステープル浮かせます。

浮いたステープルをペンチで抜き取ります

着座湾曲後部、モモ裏があたる部分の角と厚みを少し削ります。

電動サンダーには敵いませんが、少しずつ100均サンダーの荒目で削る事もできます。

また深めに削るときは、最初にその深度まで100均の金ブラシで荒削りすると早く削ることが出来ます

徐々に細目に変えて仕上げて行きます

シート生地の張りあげ
12mm×6mmのステープルをMAXタッカー(TG-H/8㎜迄対応)で打ち込み
【TG-Hでも、MAX針ならしっかり押えつけて浮かさず打てばほぼ大丈夫です。MAXからは同じ6mmでもタッカー専用針の【T3-6M】等とホッチキスにも使える【NO3-1M】等があり、ホッチキス用は、若干細く柔らめの様でバイクのシートでは、ほぼ曲がりますので要注意。 タッカーを疑う前に針ナンバーも疑ってみましょう】

シートの角の部分に穴が開いていたので、フェイクレザーを裏から接着して補修
シートを戻すと、見た目には加工は全く分からないが、着座すると違いは判る
 
MAXタッカー(TG-H)と同価格帯で購入できる台湾製強力型(14㎜迄対応)タッカー

ダイヤルは弱でも十分打ち込めるがレバーは結構強力

シートのクッション対策を考える (2019.02)
バイクシートの体圧分散のイメージ
 
ゲル  /   ウレタンフォーム

バイクシートの一般素材のウレタンフォームであれば坐骨部の圧力は分散しきれないのでうっ血による痛みは出やすい
250km(5時間走行)走行あたりからお尻が痛くなるが、スタンディング走行で緩和し、幸い我慢できないような痛み迄にはならない。
私が痛みが出るのはお尻の両側骨盤部分であり、これは坐骨の一部分に力がかかる血流障害。又シートの硬さも他の現行のCB750より明らかに硬めのウレタンです。
この圧力を分散するためには
◆低反発ウレタン
◆ゲルパット
◆エアーパットの座布団をシートに乗せる方法
◆シート加工店のゲルパット等の埋め込み加工のシートカスタム化が取られるのが一般的です。
座布団は材質によっては滑りますし、フカフカのエアークッションによりシート高になっては足つきが損なわれれば本末転倒。ワインディングでは路面とのコンタクト情報を体でとれないと怖い。
(エアークッションの販売会社は痛くなるまでの走行距離が倍になることをウリにしている)
シート加工自体は難しくないのでクッションを中にサンドするのが妥当 。身近な素材として考えると、セルスポンジや低反発スポンジは、薄いと潰れて底突きしたり部分的復元力がなくなったりするので却下。
バイク座シート』は低反発スポンジを使用していると思われる

100均のハニカム状のシリコン鍋敷き(170×170×8mm厚)は部分的に適度に潰れ復元力もありシートに乗せて座ってみると良いように感じる

2枚あれば、足りるので安上りでもあるが、2019年ダイソーからラインナップが消えていた

(一枚バイクに積んで置き痛くなったらエマージェンシー的座布団にありカモ)
 
 手際の良いイタリアのシート職人さんのスパンデックスを使ったシート加工例/ジェル+低反発ウレタン加工

EXGEL®(ゲルシート)
カスタムシートの本職が良く使う『EXGEL®』は高価で素材自体はカットは出来ない。かなり柔らかな流動素材で指で押さえると横にも流れるムニュムニュ感覚。『エフェックスのゲルザブ』を圧力部分のみに使用 するものが多い
◆スパンデックスシート(ゲルシート)
防振や地震の家具転倒防止の貼り付け素材と同等の素材で、この250×220cmサイズがアマゾンで売られており中国からで20日程かかったが入手しやすい価格なので試してみた。

厚みがあり過ぎても着座が落ち着かなかろうと思い10mmを選択
素材:ポリウレタン弾性繊維(スパンデックス)
埋め込みなら20mmでも良いかも
サイズ:250×220mm
厚み:10mm 1380円/20mm  2580円
スパンデックスは厚み1cmでも底突きは無く、直に指で押した固さは自転車用『FOGLIAのGELTECHサドルカバー』は『EXGEL®』に近くこれより固めの感覚、クニュッ~といった印象で『デイトナのシートカバーゲル』とほぼ同等感覚
届いたシートは表面は軽めの粘着性があり薄いビニールシートが貼り付けてある。形状に合わせてカット出来、使いやすい素材

インナーゲルシート化Vol.1  ★★★★☆ 使い勝手 機能よし 〔予算1500円〕

ゲルを入れたら痛みがなくなるわけではなく、あくまで時間的延命措置ですがどれほどの効果になるかは実地検証になります
削ったウレタンシートに四角のスパンディックスをシート形状に合わせて切り貼りしました。
指で押した感覚は『デイトナのシートカバーゲル』とほぼ変わらずデイトナの中身も同等のスパンデェクスかも
熱対策
ゲルシートは熱を吸収し奪うことによる冷感素材等にも使われますが、この作用で太陽熱が蓄熱されることでウレタン部分より熱くなり走行しながらも30分以上はは熱さに悩まされます 。これでは夏の炎天下では低温火傷状態になりますので断熱材クッションを上面にプラス
ゲル+※ニトリルゴムシート(低反発シートの様な感覚)とのW加工としゲルシートより大きめにカット
それぞれの弾力がより良い相乗効果を生みだします。

※アイリスオーヤマ ラバーシート RS-18907R/RSM-9145

ゲルの両面の粘着力でラバーシートとバイクのシートを共に位置決めが出来ます。

このため、このままシート表地張ります。

・気温によっても多少の柔らかさの違いを感じる

・バイクの振動自体大きくないので振動緩和に関しては感知するレベルではない
・サスの突き上げ感に関しては、確実に緩和が感じられます
着座部分がほぼ水平ラインを確保。

◆クッションのW化でまずフニュ~と沈みクニュ~とゲルで受ける感覚の座り心地で、ゲルのみより更に良くなり大変座り心地の良いものになります。

夏の炎天下でもシートが高熱ならず着座できます。

インナー加工のラインが、オーダー加工シート風に見え無くもありません

アイリスラバーシートは、お尻の形に沈み込み、形が残りますが時間が経つと少しずつ戻っていきます

検証:
1DAY(高速利用なし)400km(8時間)ほど走ってもお尻は大丈夫なので効果あり
2DAY(高速利用あり)850km程走っても大丈夫でしたので効果抜群
◆インナーゲル化しなくとも、シート形状の修正とラバーシートの追加のみでも結構良いかもしれないとも思う。

インナーゲルシート化Vol.2  ★★★★★ 使い勝手 機能よし 〔予算1700円〕

あまり、ゲルの恩恵を受けていない様に感じてきましたので、2年後、10mm厚のゲルマットを追加しました。

ゲルマット20mm厚

20mmのゲル厚は効果大です
 
ゲル10mm+ウレタンマット  ゲル20mm+ウレタンマット 

インナーゲルシート化 Vol.2   〔予算2000円〕
  Vol.1を1年使ってみて、ハニカム構造(TPR樹脂)の物も第三世代になりかなり進歩したので使ってみることにした。
バイクのシートとしては、具合がとても悪いので辞め、普通にイスで使用

自作 サイドスタンドエンド(エクステンション)の考察 ★★★★☆ 使い勝手 機能よし 〔予算300円〕
 NC750X 自作 サイドスタンドエイド
走行時(チェーンとの干渉)、転倒時、移動等、干渉しない最大有効範囲の形を探って作製
(有効面積:約3,5倍)※丸穴はデザイン
NC750Xのサイドスタンド底接地面は凸になっており、地面を掴むというより滑りながら広がり止まるといったスタンドで結構な車体の傾きです。
駐車地が傾いていたり、地盤が柔い場合これ以上傾くととても不安になります

防止策としての『サイドスタンドエンド』を設置する事も考えられる。販売するサードパーティー品は純正スタンド足に対して一回り程度面積が広い物が多い。しかし、キャンプツーリング荷物(約40kg)搭載時の重量を考えるとこれでは少々心許無いので、もうひと周り広めの物が欲しい。
自作品は5㎜厚の下駄(アルミ板)を履いたので、サイドスタンド一本におもいっきり乗っかっているような車体傾き過ぎ感も緩和(LO仕様)
 
手元に5㎜厚のアルミ板があったので自作
(サイドスタンドの底凸部の厚みが約6㎜)
1枚は、サイドスタンドの底部型を写し取って穴をあける。
1枚は底部分に排水穴と凸部の収まりを兼ね穴(φ10㎜)をあける。
ステンレスのS字フックを皿ネジの大きさに合わせて少し加工し、サイドスタンドにビス固定。
5㎜穴で2枚共ネジ切り。

5㎜のビスで全体を固定

サイドスタンドの底面は塗装をし直し錆止め
 
今までは、スタンドを出して駐車しようとするとアスファルトでもズル~と滑り広がりながら止まる。
駐車時に前下り勾配等で少しでも前に出たりすると跳ねあがってしまい倒してしまったこともあるなど、不安感が付きまといました。

エンドを取り付けたことにより、ガァッン!と停まりブレる動きが無い為、接地感にとても安心感があります。

底面は、ディンプル加工
底面積が大きすぎると、上げ下げ時にアチコチ引っかかりまくるのでこの辺りが限界か。チェーンまでは30㎜ほどの余裕
欠点は、サイドスタンドを出したままの前後移動で、厚み(5mm)分地面に擦りやすい
 
メインスタンドが有ってもこのようなキャンプ地等軟地だとどちらかにめり込んで傾いたら倒れるため、シッカリとした大きめの敷き板が別途要ります。

その点、サイドスタンドだと掌ほどの板で良いので、そのような持ち歩きの製品も出ています。

それに準ずる製品をスタンドに取付けてしまおうというのがサイドスタンドエンド
 
このようなキャンプ地などの軟地でも安心感があります。
DCTは、ニュートラル状態でしか停められないので、勾配のある地形では、パーキングブレーキ併用は必需
北海道に限らず寒冷地でのアスファルトは耐侯性向上の為、成分調整を行っており、夏~冬の寒暖差が50℃以上、1日の気温差が30℃もある北海道等では、アスファルトの骨材(主に砂利など)を少なめにし、柔らかい舗装となっています。この為、夏の北海道で気温が高いときにバイクを駐車した場合、時には数分で舗装にめり込んで転倒したりしますので必需品です
北海道の路面、ロードヒーティング路面、雨の土路面でのでも全く問題無し。ただし積載重量が多いと車高自体が下がるため、路面や傾斜に引っかかりやすくなります。サスペンションのプリロード調整での設定は必要になります。

渚ドライブウェイの砂地でキャンプ道具満載でもOK

フットレスト ワイドフットペグ化への考察   ★★★★★ 安定感大  〔予算3000円〕

ai-net
NC系は、ロードバイク系のペグが標準装備。
長年オフ車に慣れた足元は長距離ツーリングに楽なワイドフットに付け替えたいと言い始めた。探すも国内で販売されているのは、オンロードタイプの2000円前後とお値段お手ごろなアルミ製。
純正ポン着け出来る国内メーカー品。
しかし純正より5mm太いだけでワイドフットな恩恵は望めない。
ai-net
HONDA・SUZUKI系 純正リペア用 社外ステップ左右セット 幅広
メーカー品番:22481

2019年、CB系様に新たな可変ブラケットや中国より純正フットペグにアルミ製のかんじきの様なワイドペグを乗せる製品がリリースされている
 
NCの車体側の取付部分設計がCB系等オンロードバイクと同じ規格の為、ワイドフットペグは、ほぼオフロードバイク用品でありオンロード系に適合するものが見つからない。

一番近いものは、HONDA CRF系かも
WEB上での取り付け例を探すも、高額な専用品がほとんど
国内でオフロードタイプペグのNC系に合う設計は、ほぼPLOTO製のみ

ワイド化によるチェンジ操作性改善のためか前傾斜可能な設計でペダル位置のオフセットも行える凝ったつくりで15000円前後

ユーロが主な『SW-MOTECH』(15000円)
こちらは脱着ゴムパットが付属しゴム厚に合わせ高さが-15㎜可変できるタイプで今や国内でも購入できる。
DCTは基本、シフトチェンジを足で行わないので傾斜もオフセットも必要としない。、
 
ヤフオク/アマゾン等ネット検索で『ワイドフットペグ』を調べていると、1000円程度の低価格から怪しげなペグがある。

加工のしやすさと軽さならアルミ製だが、低価格1000円の輸入品のアルミ鋳造は写真でも仕上がりも荒く強度も心配。

強度が期待できる鋳造スチールは、錆がつきもので塗装は必修。

こちらならスチールでもステンレス製で送料込予算2980円(アマゾン) ダメもとでチャレンジできるかも
 

純正品フットペグをオフロードショップに持ち込みあれこれワイドフットペグの取り付け形状を合わせて見ていると

CRF50‐100 KLR650等に使えるこのφ8穴タイプの取り付け形状が削り加工して使えそうだが、スプリングは対応形状が全く違うので現物合わせの加工になりそうだ。

IMS/DRC等メーカー品は、クロモリ製(スチール)が主で10000円前後
軽いチタンなら20000円~
 

写真からの判断なら、強度も大丈夫そうな仕上がり製品に見えるが実物は如何に?

アマゾンから届いた製品の造りは悪くなく、片方は表面のパブ掛け仕上げの途中で片方はされていない状態の品なので、納品前の品?みたいな

実重量は片方230g

歯の高さは5㎜で、モトクロス用のノコギリ歯のようなとがったものではなく丸みのあるタイプ

テープ以外が削る部分だが、純正品ペグの取り付け角度等、現物合わせで厚み角度見ながらサンダーとヤスリで削り穴に合わせ、動きをみながらストッパー部分のアタリ部分も削り調整していくことになる。

※削リすぎ注意! 折れストッパーは邪魔な部分のみ上を削ればOK

 
純正スプリングは、形状・ループの厚みが超えるため使用不可

付属スプリングも、そのままでは形状が違うため使用できず、曲げたり切断したりして現物合わせで形状変更して使用することとなる
 
全体にパブ掛けも行なっておいた

どっしり足を下せ、スタンディングはもちろん安定感抜群ステップだが、オフロードブーツ設定なので中央が高い凸形状と歯の高さはスニーカーでは乗ると引っかかりすぎるきらいもある。
ツーリングの時は、いつもトレッキングブーツなので、ソールの相性はこちらの方が良い

ブレーキ操作は、歯の高さやオフセット機能が無いので足裏の支点が前に移動した分もあり、ペダルへの踏込み間隔が10~15㎜程遠い感覚になる。
 
◆ブレーキペダル調整

ブレーキの調整をして任意の高さにペダルを調整。

1:マフラーを外します
2:ブレーキの割りピンを外します
3:ロッドピン抜きます
  4:ナットを緩める
5:ロッドリンクを回転さぎりぎりまで下します。
6:ロッドピンにグリスを塗って戻します。
7:割りピンを戻し設置

これで10mm程ブレーキペダル面が上がります。
 
ブレーキペダル位置が変わったため必ずブレーキランプスイッチの調整も行います。

スイッチの高さ調整ダイヤルを回してスプリングの調整をし、ブレーキランプの点滅確認をする
 
オプションのシフトペダルはDCTなので、基本的にはシフトダウン時に使用するぐらいで、シフトアップ時ほぼ使用しないので、前傾角調整の無いワイドフットペグでも特に不都合はない。

チェンジやブレーキが、しっくりこなければ高さを調整をする

※フットペグにバンクセンサーは無くなるので、倒しすぎには注意
  ◆シフトペダルの高さ調整

1:調整ナットを両方緩めます。
2:ロッドを回して高さ調整
3:ナットを絞めて完了

◆ワイドフットペグ調整

数日ライディングしてみると、中央の凸形状がしっくりこない

そこで、ペダル上面をフラットに変更

ディスクサンダーで中央だけでなく、他の歯もフラット形状に揃えて削りました。足裏感覚はこの方が、私はしっくりくるので満足。

ともかく普段でも足元が楽!

北海道のオフロードをスタンディングしていても安定感抜群!
フットチェンジを要しないDCT仕様は、ワイドペグが抜群に良いと思う。

自作 エクステンダーフェンダーを試す 100均マナ板 ★★★★☆ 効果大  〔予算200円〕
フロントエクステンダーフェンダー 

ワンダーリッヒ(黒色のみ)
フロントフェンダーは、短い為、ラジエターコアに泥はねが飛び目詰まりを起こします。


既製品:エクステンダーフェンダー(黒色・5000円)や中華製(2000円~)もあり
 
試しに100均まな板『やわらかまな板シート』(柔らかいポリエチレン製)で試してみる
 
フェンダーと同型の R構造にはならないが、幅広にはできます。

干渉を避け、90mmの延長とし、紙台紙で型取り。

型にあわせて、まな板の切り抜き

ヒートガン又は湯煎で温め柔らかくする(ポロエチレン:耐熱70℃)

柔らかいままフェンダーにハメ込み型決めし水で冷やす。
お湯に着けて、冷める前に形状合わせにより簡単にできます。

形が出来上がると、無理にかかる力は少なく、フェンダー裏のフレームでの抑えも効きき脱落の心配はほぼ無くなると思えるがサイドに1ケ所づつ、ビスを入れて 抑えておく。

既成品と違いワイドになります。必要にして十分な機能と同色の白なので思いのほか気にならない。

長さとワイドで、ラジエターコアへの石跳ね/泥ハネは、ほぼ抑えられる
 

リアエクステンダーフェンダー  ★★★★★ 効果大  〔予算200円〕
サスペンションガード
  リアはフェンダーが無いため、チェーン/マフラー/リアサス等四方に泥水がシャワー状態で飛び放題。

前方リアサス付近はゴムシートを切り抜き動きに支障が無く、なるべくワイドなガードを設置。

サスペンションへの泥はねは、ほぼ抑えられる

自作 ワイドフェンダー

世の中、フェンダーレスキットも存在するぐらいフェンダーの存在が無くなってきている。NCも幅が狭く短い為、泥ハネがキャリアまで跳ね上がってきます。
リアに人を乗せているとオシリ付近からモモにかけて汚れると思っていたらNCのオーストラリア仕様にはホンダ純正ワイドフェンダーが用意されている
 
自作ワイドフェンダーは、ポリプロピレン板をフェンダー裏のネジ等で共締めし設置。幅を持たせたフェンダーとする事で、キャリア部分にも飛び跳ねる事はなくなりました。

自作 リアエクステンダーフェンダー 
 
既製品:リアエクステンダーフェンダー(¥5000)

この程度の物でも、トップBOXまでのハネがなくなるということなので、リア上部へのガードはタイヤ面とガード先端の直線ラインで判断出来そうだ
フェンダーレスバイクに合わせて後方に取り付ける汎用スプラッシュガードが製品化されてきたが、しっかりしたものをつけないと後輪に巻き込み走行中に思わぬ大事故にもなりかねない。しかし、しっかりしたものほど重いのでバネ下重量が増加し悪影響するだけとも考えられる。
 
自作リアフェンダーも黒色まな板(ポリプロピレン)を使い、幅/長さをそれぞれ延長
ナンバーからリア灯/キャリアまでも跳ね上がりをガード

裏からの泥はね状態(リアフェンダー+ワイドフェンダー+サスペンションガードでタイヤのラインを中心にガード外まで飛び散りますが、自作ガードでほぼ防ぐことができます)
   

スキッドプレート 2020.09
  2000~2500円程の台湾製スキットプレート
   

ドリンクホルダー ★★★★★ 使い勝手 優
ハンドル周りに丁度良い取り付け場所が無く、エンジンガードに自転車用はいろいろなサイズのボトルに合わせ易いので、手持ちのホルダーで流用

こちらは、1Lボトルや水筒もOKなホルダー

燃料ボトル

長距離ツーリング時のプラス1Lの心の余裕

1Lボトル(モノタロウ)で購入。

自転車のアルミボトルゲージに装着

ベルクロバンド止

 自作 アクセル・アシスト  ★★★☆☆ 使い勝手 良  〔予算100円〕
  アクセルを握りきらなくても開けていられる様アシストするもので、掌で押してコントロールできるもの。

信号の多い街中では、不用意にアクセルを開いてしまう可能性はあるので要注意!

アクセル開度角の広い車種は使い辛い可能性あり

日本のメーカー品(ラフ&ロード/キジマ)ならば¥2000以下
 
スペーシア(PJ-706)
イレクター (J-113)

こちらは、イレクターやスペーシアの取り付け部品(¥60~70)全国どこのホームセンターでも手に入る優れものにスポンジを貼り付け少しアールをつけた自作品。表裏どちらも設定できるが、私はこちら(裏)の方がしっくりくる。

もともと28㎜のパイプに取り付ける部品なので35㎜程までのグリップには取り付け可能だと思われる。
グリップ径が細く、緩い場合は、少し熱であぶりアールを調整することも可能。割れる心配もまず無いので安心な格安用品。
使用時以外は、横のグリップエンドにパチンと収納
北海道ロングツーリングでは、100%使用しました。
有ると無いとでは大違いで右手の握力疲労度が違います。

自作 アクセル・ロック ★★★★☆ 使い勝手 優 〔予算¥200〕

グランツアー
GRANDTOUR(グランツアー) Accelerator lock system(約¥3000)なる物が出ているが、私の知る限りでは、これと同じ原理の洗濯バサミロックは1980年代、北海道でミツバチ族と言われたライダー達の間には既に存在していた。

『アクセル・アシスト』と違い、アクセル開度を保ち右手をグリップから離してフリーにできるので高速道路の必需品。
 
現行で洗濯バサミを愛用。

100均のスプリング洗濯バサミをWスプリング/ロング化してレバーにしっかり掛かる様にしている。低予算なので紛失しても諦めがつく。


※この様なアクセルロックは、アクセルリターンスプリングの強いOFF車等では、グリップの材質との相性もあるが、アクセルが止まりきらないものもあったり、アクセル開度角の広い車種は相性的に使い辛い事もある
 
最近は、ツアラーバイクでなくても、レーダー搭載の高級車にはクルーズコントロールが付いている時代ですが、アクセル・アシストとロックを併用すると一定速で走ることの多い道路ではとても楽な簡易クルーズコントロールです。

ツーリングジャケット (2018.10)

コミネ JK-106
メッシュジャケットが世に出回る様になり夏のツーリングが格段に楽になりました。10年程使用したジャケットはさすがに昨年あたりから、メッシュ部が経年劣化し破れ始めた。そこでチェストパットも装備される様になってきた最新ジャケットは如何に
シーズンオフの10月に探していると、ショップでは残りの一点物(20~30%引)がちらほら。ネットでは中華製の5000円台からでもめぼしいものがあり、作りの良いものが多いのは経験もあり認識している。中華製は主にEUサイズなので実寸で考えるべき。JPサイズ比べると袖丈は長めになる。
日本製はお高いがそれなりの安心感もある。
コミネJK‐106 スプリームプロテクトメッシュ 26000円(税抜)は、プロテクターもすべてCE規格品が付属し、ポケット類も多く第一候補だがその分お高い!アマゾンで、コミネJK-102 プロテクトツーリングメッシュ 19800円(税抜)が15900円の中、限定サイズ・カラー(2XL・Black)残り1点限定だが、半額以下の8298円を見つけ破格値に思わずポチッとしました。

コミネJK-102(Black/2XL)
㋐ 8289円
KOMINE JK-102 (Black/JP・2XL/EU・XL)㋐ 8289円
今までは、SPARKのハーフメッシュ・ウレタンパットプロテクター付の普通のショートタイプ。
JK-102はハーフメッシュのロングタイプにCE規格の肘・肩ガード+チェストガード・脊髄パット(OP・CE規格パット)
私(170cm 70kg)は、ジャケットはLサイズでも着られるがしっかりしたガードが付属すると着心地に余裕が無くガチガチになる
フルメッシュ仕様の方が涼しいが、コミネのフルメッシュは生地分部の肩・肘プロテクターが安定せず、着込む時にプロテクターが反り返り易く直さなくてはならずめんどくさい。
それに比べハーフメッシュは生地にコシがあり素直に着られる。
チェストガードも含むしっかりしたガード類に包まれると体との間に余裕が無いと動きずらく汗でもベトついて暑い。いつも速乾素材の長袖インナーを着るので良いが、インナーメッシュ素材は素肌に触れるとと少しチクチク痛く痒くなるのは、素肌の触れるネック部分は肌触りの良い素材が使われているのに残念。
夏(気温35℃)でも山間部高地(20℃以下)には、インナーにネオプレーン系のジャケットを着るので、その分の内余裕も欲しい。結果、2XL(EU・XL)で正解。それでも、背中の脊髄パットは密着感で亀の甲羅を背負っている感もありもう少し余裕が欲しい。
外側のメッシュ生地(黒色部分)は、網目が荒目/細目 二種類で構成されているが荒目は小さな虫が入り込みやすいのが難点。風の通りはほぼ変わりないので引っかかりにくい細目メッシュ生地で良かったと思う。
風は、胸と腕の内側から入り背中に抜けて行く。
カタログで黄色に見えるショルダー部分の実色は橙系の巨人カラーだった。


ウインタージャケットはホンダ製(3XL)
寒さも考慮し初夏の北海道ツーリングにも使用
こちらは透湿防水ライナーの防水防風機能だがエアインテーク機能で調整可能。寒さには脱着中綿キルトインナーも付属するが、中綿使用よりフリースを着た方が暖かいので厚みのあるフリース分の余裕も含め大きめを選択している。

袖口のマジックテープは、きっちり絞める形式だが、夏は暑い.

袖口からも風を入れようとルーズ状態にするとフラップ帯がブラブラするため、マジックテープを追加縫製し留置く

HONDAのウインタージャケット
プロテクターは、コミネのメッシュから肩/肘のハード系プロテクターは共用で移設できるが、バックプロテクターは40×20CMのサイズに合うものが無い
CE規格LV2でカットできるものを探すとRSタイチ(TRV044 | TAICHI CE バックプロテクター)なら使えそうだが4000円と効果もありそうだが高価

「2りんかん」で各サイズ1200円でラインナップされていたので購入。

コミネのメッシュジャケットのバックサポータも厚めのウレタンだが、こちらを購入し交換する

 私的なNC750Xメニュー