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Helinox( ヘリノックス)じゃないウルトラライトチェア Vaggio+    2017.04

   ここ数年(2017)キャンパーの間で流行し始めたヘリノックス
軽量パイプと布地で構成されたウルトラライトチェアといわれる部類です。ヘリノックスブランドは色々なタイプのチェアやコット、テーブルをラインナップ。

チェアワン』の座り心地は、フレームがしなりますので良い意味クッションが効いている反面、折れそうで強度が心配。小さく軽くても心配しながら一脚1万円を超えるお値段! に座り続ける勇気はありませんでした。
※事実折れますが折れてもモンベルが有償修理はしてくれます。
●重量:890g(960g) ※スタッフバッグ込み
●サイズ:幅520×奥行500×高さ660mm
●収納サイズ:幅350×奥行100×高さ120mm
●座面高:34cm
●耐荷重(静荷重):145kg
 
  こちらは『Vaggio+』という一脚2000円(通常3000円ほど)
見た目、作りほとんどコピーです。
この手のコピーが出初めの時期は、折れた!突き抜けた!破れた!とクレームの嵐でしたが、最近第二世代は改良強化されてきているようでアマゾンでも幾多の同類が出ています。
スペックはほぼ同じだが耐荷重が100~140㎏まで色々。その中、スポット的にアマゾン2000円で出てきた商品が背面メッシュでないのも気に入り購入

【軽量・コンパクト】収納時はとにかく小さい!軽い(約1Kg)ので、組み立ててからも移動が楽!
【組み立て簡単】ポーチから出して束ねてあるゴムを外せば、骨組みに内臓されているワイヤーゴムが引っ張りあうので、簡単に組み上がります。
【丈夫】ポールにはジュラルミン(7075系アルミニウム)を使用しており、耐荷重100kg!
サイズ(使用時):約52×50×65(cm) サイズ(収納時):約36×13×11(cm) カラー:シート部/ブラック、脚部/ダークグレー 重量:約1kg 素材:構造部材/アルミ(7075系)他 シート/ポリエステル100%
  静止耐荷重こそ145kgと100kgと違いますが、サイズ感は同じ。
ヘリノックス(145㎏)でも100kgオーバーでヒップ周りの大きな人はサイズ的に座れず80kg台が座れる上限かと思います。
そして、こちらはシックな色合いと背面がメッシュでない事も寒くないので決めてでした。

ヘリノックスとコピー品はフレームの接続部分方式の違いなどはあるのでそこは、特許問題でしょうか。

使用感はヘリノックスと違いが私には判りません(笑)。

フレームは7075ジュラルミン(φ13㎜)。テントポールと同じようなシナリ具合の強度をみても間違いではないと思います。ヘリノックスは定かでありませんが高価なだけにチタン(φ12㎜)とか

全体の縫製も丁寧にされており、中華製によくあるよれたり、糸くずが出ていたりということもありません。

フレームの差し込み部分も突き抜け防止強化され、しっかり縫製されています。

これで、2000円で日本で売れることの方が凄い!
  私の100均 強化法

 

これ以上の強化法としては、縫製部分に瞬間接着剤を浸透させる事で縫製+接着で生地を一体化して強化させておきます。

テントのグロメット部分とかの引っ張り強度がかかる部分は、瞬間接着剤を流し込んでおくとナイロン生地が一体化して引っ張りによる変形が無く外れたりしません。

※これはあくまで私的な強化法です。
   
2020 頃から、ウルトラライトチェアもラージ化されたものが出始めました。
  CASCADE MOUNTAIN TECH (2019.03)
  USAカスケード ハイバックチェア

CASCADEサイトで$65、アマゾンで5000円近くだが、コストコで3198円

Helinox タイプとの違いは、足の向きが90度違いハイバック側のステーがV字型に伸びている
●脚パイプ:Φ18mmとしっかりしている

●フレームパイプ:Φ15.5~14mm

●耐荷重:約112kg

●総重量:1.5kg
  平面地であれば、とても安定しており、前後左右に体重をかけても不安定になることはない。

頭までもたれることが出来るのはそれなりにリラックスできる。座面がロータイプではないのでオットマンスタイルで足を少し上げられるとより楽なスタイルがとれる

作りはしっかりしているが、こちらもテンションのかかる部分は瞬間接着剤で補強しておいた。

収納はライトチェアと同じ方式で枕も付属しており、重量も容量も1.5倍
  2020年度版のCASCADE

基本設計は変わらないが色がシックになりパイプフック部分に引っ張りループが設置された。

店舗に品数が少なくなった時に購入しておいたら、程なく売り切れたようだ。

  ウルトラライトチェアの座面高に合わせたテーブルとなると高さ40cm(Mサイズ)のアルミロールテーブルが使い勝手が良い。
商品仕様
組立サイズ(約):(S)40×34.5×29CM/ (M)56×40.5×40CM
重量(約):(S)910g /(M)1290g 
材質:アルミニウム、プラスチック
耐荷重:30kg
付属品:キャリーバッグ
熱いコッフェルが直に置ける表面がアルミ素地の物を選択
(M)2200円㋐

Mサイズは、広さも1~2人で使うには余裕もあって丁度良く、駆動部分にはすべてシリコンを吹き付けてスムーズに動くようにしておけば、組み立ても30秒もあればOK

ロープライスの シュラフ/マットの考察
シュラフの暖かさは、ダウンほぼ空気層の体積量で決まり、中空ファイバーは断熱性を謳い文句にするものもある。
最低使用温度が表記されているので誤解されやすいが、その温度でもパジャマ姿で暖かく寝られる保証温度では無い。
山岳登山のインナーやフリース上下を着込んでの使用温度で、通常使用は+10℃位(男女・個人差)を想定して使用するもの。
一般に、良いダウンは空気層が多く温かい。その次は多穴中空糸ファイバー等の化繊糸で家庭でも洗える手軽さがあるが、収納サイズ/重量は比はダウンが格段に小さく軽い(約1/2)

ダウンは、寝汗や結露で湿ると冷たく感じる傾向があり寒く感じる。
山岳用の寝袋で使われているグースダウンは軽量で断熱性も高く、とてもよい中綿ですが、同時にデリケートでかつ高価。
寝汗や、結露、浸水で濡れると保温性は一気に失われる。
ダックダウンは断熱性ではグースダウンにとても及びませんが、ラフな扱いにもよく耐え、かつ低価格で調達可能
安いものには、ダウンとフェザーの比率や洗浄が悪く匂いがあるものもあるので注意
【ダウン(羽毛):グース(高品位高価)→ダッグ/フェザー・スモールフェザー(羽根)】
上面からの寒さ対策はレイヤリングも必要

ブランケット等を重ねる
フリースインナー(夏のシュラフ替わりにもなる)を重ねる
シュラフを重ねる
羽毛布団を重ねる
湯たんぽ
豆炭あんか
電気毛布
冬のキャンプでは、温度差によって、シュラフ中綿内で結露したり、テント生地にシュラフが触れての結露によりシュラフが濡れる事もあるのでシュラフカバー等の対策も必要

使用想定は、国内の秋の高地キャンプ場。最低気温-2℃テント内で気温±0℃位迄として、中華ブランド KingCamp の寝袋を国内正規代理店のセールでネット購入し比べてみた。
2体で実購入5000円(送料込)なので、有名メーカーの同等スペック1体にも及ばないコスパモノです。
DESERT300だから砂漠での使用想定モデル?
Extremal(極値)-10℃とのことだが
中綿量:300g/m2モデル
TRECK300値段は安いが、
Extremal(極値)-15℃とされている?
中綿量:150g/m2×2モデル


KingCamp DESERT300(KS3138)
@6,000YENの50%OFF

テクニカルデータ(現物タグより記載)
■製品サイズ:230x80x55cm/重量1850g
【単体重量1923g+バッグ106g=2030g】
■パッキングサイズ:25x38cm
■生地:190Tナイロンリップストップ、W/P W/R
■素材:65%ポリエステル/35%コットン
■インナー:300g/m2、ウオーム4ホローファイバー
■オックスフォード布のコンプレッションバッグ
シュラフ付属タグには、Reting(評価):5℃ 0℃ -5℃
バッグには、comfort limit(快適制限):0℃ -5℃ -10℃
と表記違い。Extremal(極値)は-10℃
表記が何故違うかは不明の為、代理店に質問したら、カタログ(年度不明)が添付されてきた。
このカタログスペックは、
(2kg) 0℃ -5℃ -15℃(Extremal)(comfort limit-5℃)
表地:210Tナイロンリップストップ(生地が厚くなっている)
4スーパーロフト:300g/m2(中国語記載)350g/m2(英語記載)
バラバラ表記でますます混乱。
結局どれが正しいか、根拠はあるのか、不明チャイナ。
Coleman(コールマン) タスマンコンパクト X/0 とほぼ同等と考える
KingCamp TRECK300(KS3131)
@4,000YENの50%OFF

テクニカルデータ(現物タグより記載)
■製品サイズ:215x75x50cm/重量1800g
【単体重量1560g+バッグ35g=1600g】
■パッケージサイズ:23x36cmの
■生地:190Tポリエステル・W/P W/R
■素材:ポリエステル/コットン/静電気防止機能付き
■インナー:中空ウォーム3Dホローファイバー2X150g / m2
■スタッフバッグ
シュラフ付属タグ、Reting(評価):5℃ -10℃ -15℃
バッグ、comfort limit(快適制限):5℃ -10℃ -15℃
と同表記。Extremal(極値)は共に-15℃
代理店より送られてきたカタログ(年度不明)にはTRECK300(KS3131)
(1,65kg)2℃ -3℃ -10℃(Extremal)
2012-2013年カタログ はインナー素材が中空では無い

カタログ上は、DESERT300より一回り小さいく、重ねると外径は変わらないが内径は少し狭い。 実重量が1550gの為シュラフタグの-15℃はオーバースペックでカタログの重量に近いことからExtremal(極値)-7℃程度が適正ではないかと思う
その他参照サイト 1(温度設定が違う)
ダブルレイヤー構造・・・ダブルレイヤーオフセット構造で冷気の進入を軽減
ジップドラフトチューブを採用・・・・冷気の進入を軽減(あまリ太いものでは無い)
ジッパガスケット・・・ジッパ部分から熱が逃げない構造
ファスナーは、小型ノーブランド品でYKKの様な安心さは無いので、シリコンを塗っておく。
インナー生地は、コットン混入で肌触りも悪くなくナイロン生地の冷たさは感じない。
両者とも300g/m2のインナーだが最低温度設定が違うのか否か不明
DESERT300はインナーが一層/TRECK300は150g/m2×2層のイン・アウト構造)
TRECK300の方が一回り小さく作られ対応気温が低い事になっている。
スペック上はファイバーが4中空か中空の違い。
表生地素材とコンプレッションバックの分値段が高い様に思う。
この「KingCamp」は品番は同じでもモデル年度によってスペックが違う事があるようだ。
フィルパワー(Fill Power)にあたる値はわからない
袋から出し、膨らみは30分程度で止まる様だ。カタログ写真の様に自己で張りのあるぷくぷく状態にまでは膨らみません。
結局温度スペックは、このメーカーにおいて(カタログ品番)は同じでも違うが、カタログ重量と比例して表記されている様なので、実物重量から推測が確かだろう。断熱性を売りにしてもこの厚みでも0℃ぐらいなら大丈夫な低価格寝袋的ということか、実地検証は必要。
化繊のマミー型シュラフの快適温度帯は、各メーカーのカタログを比べてみても製品重量によってある程度目安として区分けも出来る。
約1300g:~15℃以上 約1600g:~10℃以上 約1800g:~5℃以上 約2000g:~-0℃以上
オーバースペックを期待せず、レイヤリングの用意をして寒さ対策をした方が良いように思う。
手持ちのシュラフでの限界点は・・・・
■マミー型ダウン(単体重量1360g・40年前のTianshan/グース80%・スモールフェザー20%))
・・・外気温2℃(テント内室温5度)フリース袋を重ねてなんとかOK
■コールマン・コットン素材の封筒型(20年前の厚物で収納サイズ:50×60cmと大柄)設定温度/中綿化繊素材不明・・・・外気温0℃(テント内室温5℃)ブランケットを掛けてOK
室内(室温15℃)程で、羽毛布団2枚掛けて寝ているのに、このシュラフ一枚で暖かいのか?

15℃ほどの室内で、スゥエットの上下素足で寝てみる。
比べて暖かいのは軽量のTRECK300
中空ウォーム3Dホローファイバー 2X150g /m2 のアウター袋(150g /m2)×インナー袋(150g /m2)の2重ボックス構造が効いているようだが、その分袋内横幅が狭い。
どちらも15℃で暑い、足元が寒い、ということは無いので、実質15℃~5℃程度。
厚着をして寝袋一枚で寝るのは厳しいので、それ以下に冷える場合、寝袋アウター類のレイヤリングを用意した方が安心。
KingCamp 収納性の改良
  付属のバッグは、どちらも上口部分の開閉をドローコードで締める普通のタイプ。
ダウンシュラフの場合、端からどんどん詰めて圧縮もしやすいので小さなバッグでもOKだが、保管の場合は大きめの通気性のある袋でダウンを休ませて置く事が大切
  上部口部分の広がりのみで、一度膨らんだシュラフは丸めても袋より1,5倍程大きい為、収納するには結構無理が掛かり、押しこむと合わせ目の糸切れの音が・・・

この為、サイドの合せ目の1/4ほど糸を解き、面ファスナーテープを縫付けた。(100円SHOPモノでOK)

口が広がり、シュラフを1/3程入れることが出来れば、後は楽に滑り入れる事が出来る。
最後は面ファスナーテープ部分を重ねればOK。
収納・取り出しが格段に楽になる。

シュラフ クリーニング

イスカ スーパースノートレック1000(旧品)  現行品はスーパースノートレック1500
 イスカ スーパースノートレック1000 商品説明
  • ゆったり快適なサイズと使い勝手の良いフルオープンファスナーでの設計に、ポリエステル中空化繊(600g)とインナーにダウン・フェザー(400g)を使い保温性の高いダブル構造で仕上げています。
  • -12℃でも快適な眠りを確保
  • (実際は、-0℃ほどが快適限界)
  • 2枚をジョイントする事が可能。
  • フルオープンファスナーは足元からも開きます。車中でシートに座ったままのご使用時、吊りや自然観察にも最適です。
  • 収納しやすいようにベルトを装着し、使用時にはベルト専用のポケットに収納できます。さらに収納袋はトートバッグ型で収納しやすいデザインです。
  • 首周りにマフラーを装着、ファスナーの内側にドラフトチューブを装着しました。【車中泊】【仮眠】【車内泊】【防災】【非常用】【防災用品】【防災用】【災害対策】【緊急用】
  • 生地:表/ナイロン100%・裏/ナイロン100%
  • アウターシュラフ:600g(ポリエステル中空化繊)
  • インナーシュラフ400g(ダウン・フェザー)
  • 最大長:85(肩幅)×220(全長)cm
  • 収納サイズ:φ24×46cm
  • 適用温度:-12℃
  • 平均重量:2500g
  • カラー:ブラック・ロイヤルブルー
 このシュラフは2010年頃のモデルで、現行のスーパースノートレック1500(中空化繊のみ)とは違い中空化繊とダウンフェザーがそれぞれアウターとインナー二枚に分かれたダブル構造の珍しいシュラフです。

開閉が楽なセンタージッパーで足元も開くため、温度調整もしやすく、野外で包ってチェア座る事も出来るといった理想形

ダブル構造の為、一枚に広げダウンを掛布団にも出来る
マミー型だが足元も広く、カイロを入れておいても邪魔にならない
夏から冬まで、容積があるのでクルマで移動できる範囲なら使い放題の便利なシュラフ

ほぼ使用感の無いユーズドを購入(@2700)してみたので、他のダウンと共に洗濯してみる
  ダウン用洗剤は、アウトドア用品専用系のダウン用と一般のおしゃれ着洗い系がありますが、成分をそれぞれ見てみると大きな違いは界面活性剤の成分量がアウトドア系の30%に比べ20%と少ない
どちらも、洗濯機のおしゃれ着コースか押し洗いが多い中、着け置き(15分)洗いの洗剤で、成分はアウトドア系の洗剤と同等+柔軟剤入り。そして安い(サンスター DRY・UP 300ml:実売500円以下)
漬け込みしても少し押し洗いしても、ソフラン等と違い泡立ちも無くすすぎも楽
 イスカ スーパースノートレック1000 撥水剤も漬け込み→すすぎ→脱水→乾燥へ

化繊タイプは、脱水率も多く乾燥機も高温が使えるので乾きが早く難易度は低い。

ダウンは、低温乾燥の為、倍以上(1時間)はかかるが、ダウンが塊になり乾きにくいので、サイクル事に出しては、塊をほぐすと良い
ふっくらと仕上がりました。
それでも
実質使用で-12℃は無理です。
安全圏は-3℃程迄。それでも上にケット等を掛けると安心できます。
冬は、電気毛布併用でぬくぬくなんですが

中華製格安 ストレッチタイプのLMRダウンシュラフの考察 2022.11 ㋐ 6466円-8%=5949円
  手持ちの40年前のマミー型ダウン(単体重量1360g・40年前のTianshan/グース80%・スモールフェザー20%)も破れや拭けがありつつ現役【3シーズン本州平地迄】

イスカ1000g【4シーズン】は、イスカ表記の「-12℃の中で快適に寝られる」勇気は私には無い。

最小容量で温かさを求めるマミー型は、窮屈感が好きでは無いのでストレッチ仕様か幅広のダウンか最新の人工ダウンの1500~2000gで安いのを探しているとアマゾンで1500gダウンで、6000円切るストレッチ仕様のマミー型シュラフを見つけた。
同製品9000円の2000gでも魅力的価格なのだが、今回6000円は1500gでも破格値なので決定。
ネットを見てみると 同一製品が、出店元ブランド違いでいくつか出ているが、アマゾン内が総じて安めで値段もまちまち。それでも10000円近辺。その中でLMRのオレンジ1500g限定で8%offクーポン入れて6000円を切る価格。他色は9000円/2000gで10000円~
それも、
ホワイトダックダウン100% / 1500g / 快適温度0℃~-15℃
ドラフトチューブ構造伸縮縫製
YKKファスナー
一応冬用ダウンシュラフの要件は満たしている
真偽の残る所だが、購入してみた。
開封してみると、
バッグは温度帯表記のコンプレッションタイプのしっかりした作り
心配した獣臭はほぼ無かったが、太陽に充てると少し出てきた。この辺がダック(雑食の為グースより臭う)であるからだろう
シュラフにFP値の表記も無いがそれなりには膨らむ
光に透かすとダウン塊があちこちあるが、フェザー等の羽は見えず、色も茶系に見えない為詰め物はホワイトダックダウンボールであろう
縫製は冬季に対応したボックス構造▼であった
縫製糸は、ストレッチタイプの為、10cmほどの伸びがあり足元/胸元(170cm/70kg)共に余裕が生まれ寝返りしたりしても窮屈さも無く良い具合に、空気の層がまとわりついてくれる
圧縮されていたダウンボールは、透かして見てもすべて均等に自然に膨らんでくれる訳では無く、コールドスポットが出来ますのでダウンをほぐして広げ、太陽で干すか低温乾燥機の必要はある
収納は、コンプレッションバックには空気を押しつぶすように足元から少しずつ押し込んでいくときっちり入った
【収納サイズ 35×22×22】バイクツーリング迄はいけるサイズ
普段の収納は、二回り大きな100均洗濯ネット(60×30×30)を使用ダウンが潰れないで済む
 ◆メーカーLMRに問い合わせると、
このシュラフは限定商品 追加生産ナシ
FP値は、380FPとの事で高級品の半分ほどなので快適温度は差し引いて考えなければなりません。
【※フィルパワーは、規定時間内の膨らみ量。一般的に550FP以上で高品質とされ、700~800FPのものが最良品とされている】
実質ボックス内で塊になっているダウンをほぐすと結構な容量に膨らみ(メーカー写真状態・時間を掛ければそれなりに膨らむ)
ストレッチ仕様のマミーは突っ張ることなく寝ていても余裕があり楽
◆LMRに380FPとの事ですが、快適温度帯は?
と聞いてみると
-10~5℃(室外)
‐15~0℃(室内)
と回答があった

高級品と何が違うのか
高級品:グースダウン(臭いが少なく、ダウンボールが大きい)
650~800FP値
縫製の細かさ
ドラフトチューブが太い
防水・保温性の良い表面素材
 
 
  

キャンプ マット
マットは、コンパクトキャンプで夜ゆっくり寝たいとなれば、フォームインのインフレーターマットが一番良い。
1.整地された芝の管理キャンプ場ならいざしらず、野営的キャンプ場では地面の細かな石等の突起も気にならない
2.冷気の遮断には空気層が一番(アルミマットだけでは3層ぐらいにしても雪の上では下から冷えてくる/R値5以上のマットが良い)
3.しかし、インフレーターは、穴が空いたら補修しないと使えない
4.そしてインナーのウレタンスポンジ/バルブ等接着部分が経年劣化で剥がれたら寿命扱い
 ◆軽量EVAフォーム
THERMAREST(サーマレスト)
ホームセンター等の銀マットより高性能のフォームで、低温向きのアルミ付着仕様もあり
穴あき(エア漏れ)の心配もなく軽量だがかさばる。登山者には愛好者も多いが日本では結構高価
◆エアーマット 
  500mlペットボトル程に小さく畳めて軽量なマット

バルブの口も大きくなり、排気も早くなりました。

近年の物は気室部分を多く作り点で支えるタイプが主流

穴さえ開かなければ、石の上でも凹凸が気にならない寝心地

マットの上で動くと擦れ音が出るタイプが多い
◆自動膨張式インフレーターマット

寝心地が良いので、車中泊やキャンプでの使用が増えてきました。厚み3~10cmで用途により選ぶと良いが、5cm以上あると底着きの心配も少ない
キングキャンプ 【中華ブランド】
クラッシックスーパー キャンピング インフレータブルマット 5cm厚 (KM3569 )
サイズ : 198×63×5cm
重量 : 2200g
収納サイズ : 66×17cm
素材 : 150D オックスフォード ポリエステル
バルブ : Bronze with plastic cap
価格は有名メーカーの同サイズの約1/3

長さも横幅も十分あるので大柄な人でもOK
収納サイズはあるので、ほぼCarキャンプに限られる
バルブを開けて放置にて約35mm厚ほどに膨らむ(写真:左)
この状態でも寝られるが底付部分もできるが車内で寝るときはシート段差の収差も得られる。
エアーを入れると45mm~50mmまで膨らむ(写真:右)
ポンプ内蔵では無くエアーを入れるのは、このバルブでは対応ポンプが無くエアーを充填するのはそれなりに大変。

■止弁バルブの外径が23mmなので内径22mmのホースを接続して、口を付けて吹き込みやすくするが肺活量勝負!
22mmホース連結にて適応ポンプがあれば使用も可
2,5~3cmのマットが硬めの布団の寝心地ならば、さすがに5cmの厚みは、シッカリとしたマットレス状態の寝心地

  2022.10 /久々に車中泊と平湯キャンプに持っていこうとエアーを入れてみるとバルブを閉めても空気漏れの音がする。
バルブ付近を点検するとバルブ躯体とマットとの接着が経年劣化で剥がれていました。外れてしまったバルブ躯体をセメダインスーパーXハイパーワイドでマットに接着
ついでに、近年色々売り出されているUSB充電エアポンプを購入
3300Pa/4000mAh :2022.10/㋐1688円充電30分
付属バルブは製品に由って構成が違うので要確認

こちらの付属のバルブは3種類で万能では無く要注意
太い接続バルブでホースに繋げば使用可
本体上部のファンが回転することに由ってエアーを送っている
小型充電掃除機と同等の音がして静かなモノでは無い

LUXCOL エアーマット  ㋐5980円
2022.11/キングキャンプのバルブタイプが経年劣化でバルブ部分の接着がダメになり、1つは接着し直せたが、不安は残る。
片方はバルブ部分のプラが崩壊して使えなくなった
LUXCOLエアーマット

自動膨張タイプ(196cm×68cm×8cm厚 枕一体式)

R値=5.2(断熱性国際規格/厳寒期;5.0~)

このR値クラスのスペックだと1万円~クラス

R値6~8の物もあるがいずれも 3万円~ の代物
◆エアーピロー等結構逃げ回るので、使ってみると動かない一体式ピロー形状はとても便利

◆IN側バルブに逆止弁が付いていれば完璧
   2022年 バルブタイプの物は両側にダブルでバルブがついているタイプが主流に変わった。

経年劣化もあったのでバルブの無いキャップ式の幅広(68cm)、厚み8cmに変更
自動膨張で自然に5~6cm厚には膨らむ
追加でポンプによりエアーを送ると8cmに膨らむものの、吸入側のバルブに逆止弁が無く蓋を閉める間に拭け-1cm減る(笑)
構造的にIN側のバルブには逆止弁が付きそうな3角の足があるが逆止弁がないなら邪魔なので切り取り、ノズルが刺さる様にしました
自然膨張の状態で座ると底着きしますが、寝た状態ではナシ

追加エアーを入れた状態では座っても底着きは無い。

収納時折りたたみ体重をかける事で空気は排出できるが、8cmフォームの厚みは結構残る。付属のベルトで巻くには最後に一回り小さくする必要がありポンプを使うと楽。

収納袋は余裕の作りの為、小さくすることにこだわらなくても収納出来るがベルトは自由度のある100均のコンプレッションベルトに交換 

HIEKYOIT  エアーマット ㋐2400円 2022.12
  体重が掛り コシが欲しい部分は嵩張るがウレタンマット(背中~お尻)と体重が掛からずクッション性を重要視せずコンパクトになるエアーマット(ピロ―/足部)の良さをドッキングした5cm厚マット(ウレタン部分は座っても底着きせずシッカリしている)
この為、5cm厚のウレタン入りなのに、収納サイズが34×14cmとコンパクトなのでツーリングベースにもOK

LUXCOL 8cmエアーマットがR値=5.2なのに、R値=5だというがこれは疑問。
内部にアルミ付着とか特別仕様でないと無理だと思う。


2-IN-1の逆止弁付きでインフレータブルバッグも付属。
バッグ3~4回ほどで膨らむがエアポンプがあれば早く、最後にバッグを使い、硬くする方法が楽
ピロ―と本体は別口の為、双方の硬さを変えられる。
エアー抜きは、先ずマット部分をシッカリ抜きながら丸めないとたたみずらい。
ポンプで抜きたいが、マットが吸いついて出来ない

取説は、英語/ドイツ語/日本語で丁寧に書かれている
 

LOGOS ロゴス スリムコットSTの考察  2013.10
  コットは、冬のキャンプやちょっとしたお昼寝にもあればとても重宝するが、
コンパクトだが、組み立てに力技を必要とするモノ、一見良さ気だが寝ているうちにフレームに体があたり痛い思いをするモノもあるので要注意。

ロゴスで、このタイプのコットは記憶になかったが、リサクル店で見つけた(@1900円)のでどんなものかと・・・・
   タイプとしはキャンプチェアの様な収縮タイプで手間も力もいらないが、
スチールフレームの重さと収納容積はCar-Can向き。

重量はあるが、生地も厚みがあり丈夫で滑らず、裏に背中と尻部分には
Xバンドが通っており落ち込みフレームにあたることもない。
生地をテンションかけて張っているわけで無いので、寝心地はハンモックに近く、足は8箇所あり、安定感、安心感は大きい。
2000年前半に絶滅しているようだが、なぜなくなったのだろう?

ロゴスの現行品ラインナップを見ると、オートレッグストロングベッドとコンパクトキャンプベッドの中間タイプで、他にユニフレーム(リラックスコット)しか同型がなく、ユニよりLoタイプのこのSTが見直されても良いようにも思うけど・・・・
ロゴスさん如何?

軽量化に関してはアルミ素材に変更すれば30%↓削減になるだろうが、
価格は30%↑上がるだろうなぁ 
●重量:(約)7.4kg 
●サイズ:(約)幅69x奥行190x高さ28cm
●収納サイズ/約70x奥行30x高さ23cm 
●素材:フレーム/スチール、生地/ポリエステル 
●キャリーバッグ付き

格安軽量中華ローコットを試す  (2019.08) sell@5800
  ヘリノックスタイプの格安軽量ローコットも当初は、外れた・折れた・割れた・破れたと散々でしたが、第二世代の改良モノが出回り始め、脚台座の不安も解消されつつあります。

3本脚【190*70*17cm*3kg*900D】のモノと2kgのこちらと検討していたところ。アマゾンタイムセールで5800円に下ったので購入してみた
   ヘリノックスライトコット(4本脚/1200g)に真ん中に1脚加えた5脚仕様のコット。平地での使用に何も問題は無く600D*13cmの高さで、寝てもフレームに接触したり、座っても底着きもありませんでした。(不整地での使用に関しては不明)
全長220cmのイスカ スーパースノートレックだと出てしまいますが、170cmの私には問題ありません。
第一世代のローコット台座部分

空洞になっており、リベット止めが荷重に耐えられない場合がある
第二世代のローコットの台座部分
ほぼ(ヘリノックスライトコットのコピー感満載

中空部分が無くなり、パイプもリベット止めではなく接着に変更。
組み立て、収納とも5分あればOK

足はテンションで組み上がるので、テコの原理で脚を撓らせて組み付ければ 力はそれなりにいるが女性でもOK
一度組み立て、収納しようとしていたらテンションゴムが2本外れてしまいました。ゴム止めの部分から抜けたと思ったのですが、組付け時の問題以外原因は判らず、タコ糸で引っ張り通しゴム止めに問題なく戻りました。
ゴムが抜けると使用不能なので、修理用に一応タコ糸を袋の中に入れておくこととしました。
収納に関しては脚は纏めずらく、100均の細い面ファスナーを中と両端の脚に装着しまとめしやすくしました

格安軽量中華ローコットを試す VOL2 (2021.04) sell@7500円
前回購入のコットシート生地は、厚みある600Dであったが、今回のコットは200Dと薄いリップトップ生地。
コットは、ひと回り大きく1kg重いが、フット部分がテコの原理で楽な組み立てが出来る。

70cm幅(+10cm)は、やはり余裕があり、寝ていても寝返りをしても楽。

収納も一回り大きく重くなるのでバックパックパックには不向き だがバイクツーリングにはOK
この後、90cm幅等の大型コットが発売されるようになってきたが、収納もそれなりに大型になり、バイクツーリング等には向かないかも

  一部縫製がされておらず右フレームが収納出来ないため、メーカーに連絡、代替えコットシートが送られてきた。


冬 キャンプに ポータブル電源を考える
  2020~21年は、ポータブル電源が修正正弦波→純正弦波へ、充電時間の急速充電化へと進化し、実勢売価もW(ワット)×100円からの値下がりが見られた様に思う。
純正正弦波の500Wクラス『リン酸鉄リチウム電池』の物を購入(sell@31999円)
   


電気アンカ 20W(サーモ有)
電源があると電気毛布や電気アンカも使える
144000mAh/444Wh 500W の物なので
20Wで約20時間
40W最大で約10時間
使用可能

電気毛布シングル 40Wタイプ
足元に熱源が有れば良ければ消費電力の少ない電気アンカ

電気毛布は、消費電力の少ない強40Wタイプ(温度弱・中・強可変)でも二重掛け保温しながら シュラフに入れる、敷く、掛けても全体を温かくして寝られる
弱なら、消費電圧はアンカと変わらない

冬キャンプに 豆炭アンカを考える
 
シナネン製  150mm×180mm×100mm

シリコンマットを両サイドに入れる
電気アンカが出回る以前、アンカといえば豆炭あんかが日本中を席巻していた昭和の名機。
湯たんぽと違うのは、その持続時間の長さで豆炭1ケで約1日暖かく、エコで電気のないところでも使える為、冬キャンパーには再人気の暖房器具
電気の使えるキャンプ場を探し電気毛布を持ち込んでいる方一度、家で試してみるのも良いかも

注意書きとしては、熱量が大きく長時間接地していると低温火傷、化学繊維類は溶ける等の注意が必要。熱いからと付属布カバーにタオル等を巻くと本体が高温になるので巻かない様注意が記されている。
対策として100均のシリコン鍋敷きで両サイドをサンドして袋に入れ置けば接地面が、約60℃から5℃下げることができ、化学繊維の布団の中でも問題はおきていない【下表】
また、一酸化炭素の発生が無いわけでは無いので使用環境においては換気への注意が必要だが、通常の結露換気の効いたテントでは豆炭1~2個では、大丈夫だろうと思う
豆炭の着火に関しては着火材付は簡単に着火するが火持ちは10時間程
通常の豆炭は、片面にしっかり火を起こしておかないと、失火してしましますが、20時間以上火持ちます。
ネット検索してみると、シナネン十全ミツウロコ等代表的なメーカーものが見られるが、外見がよく似ているのは製造はシナネンのOEM製品で丸穴のスリットが特徴の同一製品。

ハシモト産業は、シナネン物よりサイズが一回り大きく、横長のスリットが特徴。
袋の裏面はフェルト張りになっており、少し厚めで袋内の作りに余裕は無い。豆炭が1個中に付属している
一部SHOP記載にはシナネン製には一酸化炭素を抑制する触媒が入っているとの記載があるが、シナネンに確認するとコレは間違いで、豆炭1個しか使わないアンカには必要とするほどでは無いとの事。
コタツ用の9個タイプは、触媒サンド仕様なので一部にこちらと混同されているのではとの事 で、改定されるようショップ側に改善を申し出るとの事であった。
ホームセンターでは、扱いの無いところも多く、ネットでは、ほとんど3000~4000円以上である。
愛知県が中心のホームセンター カーマでは2080円(ミツウロコ)で販売している(2013年) 次期には値上がるかもしれないので速攻購入。

冬のキャンプでは炭や薪、豆炭で速攻暖をとるが、この時にアンカに入れれば、携帯したり、複数個で炬燵を作ったり、寝袋に添えたりと、翌日中も使える
豆炭炬燵に使われる触媒は不燃紙状のシートであり、ガラス繊維のシートの間に挟んで設置している
マッチ一本で着火が謳い文句のマッチ豆炭等はマッチ・ライターで着火しにくい時は、バーナーが有れば一発!(笑)
※着火材付 マッチマメタン(全十商会)に拠る検証 【30ケ/1000円・単価33円】 2013年
時間 20分 30分  40分  60分  80分 90分 120分 12h後
温度(付属袋内) 37℃ 45℃   45℃  48℃  52℃  55℃  52℃  40℃
布団内での化繊接地面温度
 最高60℃(55℃)
化学繊維系の素材では、アンカ本体より蓄熱して温度が上がり
溶解も起こりうる可能性もあるので薄いシリコン製鍋敷きを袋内両サイド
に入れる。接地面の温度は5℃下がり化繊でも安全圏の温度だと思う。

アンカを抱えている時も、シリコン無しでは少し熱く感じるので、
シリコンシートは、常備して使用している
火種は
約16時間程
まで残る
※普通の豆炭(ミツウロコ)に拠る検証 【240ケ/1000円・単価4、2円】

温度は余り変わらないようだが、 24時間経過しても火種は残っており、30時間程暖かさは続く

着火剤付き全十商会マッチ豆炭は約47g近辺/普通のミツウロコ豆炭は53g近辺
グラム違いか、成分・純度の違いか日持ちが6~12時間は違う様だ。

暖かさと火持ちの良さで、普段の生活でも、冬中1日使用/温灸代わりにも持ってこい

遠赤ヒーターアタッチメントを考える 2013.12
遠赤外線は色々な物質から放射されているが、熱する事で更に放射が強まる事が原理の簡易ヒーター
コールマン仕様 2000円
●素材:ステンレス(NCA-1)
●本体サイズ:約直径8.6x6cm
●対応機種:508/533/440/パワーマックスX-1/X-2ストーブ/ フェザーストーブ
仕様は、スリットの入ったステンレス筒に天板部分が内部で2重に作られているだけの簡単な作り で本体を焼き放熱器としている
コールマンの表でも10cmで60℃→120℃となリ、コールマンの純正とはいえ、この様な状態での燃焼は本体がかなり熱くなり、内圧も追加ポンピングがいらないほど高くなるが大丈夫だろうか?
  (汎用型)遠赤ヒーターアタッチメント 10000円
●直径115mm 高さ145mm 325g
コールマンの遠赤ヒーターアタッチメントより直径は1.5倍、高さが2倍以上のひとまわり大きい汎用型で、石油ストーブの構造に近い放熱器と放熱筒の2重筒の構造
  MANASLU(マナスル) マナスルヒーター 5000円
●直径
マナスルストーブの炎を外周に対流させコイルを熱する形式

100均素材でストーブ
コールマン型と汎用型とマナスル型の合体で試みる

  ダイソー仕様 100円×
●素材:ステンレス
●本体サイズ:約直径9.2x12cm
●ステンレスワイヤー:1.20mm×5m
●ステンレス茶こし:90mm
ステンレスワイヤーと茶こしをコイル状に巻いてゴトクスリットを開けた筒の中に収める
 
FULL状態   炎が漏れ上がる
 
MID ⇔ SMALL状態
内側のコイルと茶こしは、赤く燃焼
  MIDでも 内側のコイルと茶こしは、赤く燃焼している。上に上がる熱は強いが周りには弱めで、ストーブのみの燃焼の時の方が周りは暖かく、同じ出力ならば、本体のみを燃焼させていたほうが周りは炎の輻射熱を熱く感じる
室内(無風)燃焼で、ステンレスたわし、ステンレスコイル、ステンレス筒等色々燃焼させてみたが、本体のみの燃焼より熱く感じる物はなかった 
バーナー燃焼させるブルーヒーター等の構造を見ると、小型の石油ストーブの燃焼筒が同じ構造をしている。
コールマン乗せると一番効率が良さそうだ
    コールマンの表でも外気温32℃で50cm離れたら変わらないので、0℃前後ではどうなんだろう?
小さなテント内なら普通にヒーターが無くてもストーブ本体で暖まるのではと思うので、この辺りがコールマン製の不評の原因かも。

ポータブルカセットガスヒーター (カリフォルニア・パティオ)を試す 2014.1
カリフォルニアパティオ
使用ガス

ブタンカセットボンベガス

発熱量 1.1kW (950 kcal/h)
ガス消費量 80 g/hr
連続燃焼時 約 3 時間
総重量 2.4 kg
外形 H280 mm x W230 mm x D210 mm
点火方式 内蔵着火 電圧着火方式
バーナー セラミック
安全装置 圧力感知安全装置付(屋外仕様)
本体の材料
PL保険 PL保険付
保証期間 1年
価格 4955円(カルフォルニアパティオにて)

イワタニやニチネン等の小型タイプ(800kcl)より少しカロリーが高い。
安全装置は、ガス圧力感知のみで、屋内仕様規格の立ち消え不完全燃焼転倒時消火機能は装着されていないので屋外仕様
他製品はほぼ気温5℃以上での使用を前提にしており、これらに無い特徴は、低温時の燃焼を促進させる為のジェネレーター機能を装着している事が 決めてで、CaliforniaPatio さんで現物確認して購入してみた。
 
ジェネレーター と ↑ヒートパネル

参照:CaliforniaPatio
黄色い矢印がそのジェネレーター
バーナーで熱せられた金属(黄銅)がガスパイプに溶接されているだけの物だが、バーナーで200℃以上に熱せられたジェネレーターは80℃以上になり、溶接部分からのガスパイプは60℃以上となる。冷えた液ガスも温められ気化しやすい状態 。ヒートプレートのみのヒーターより、低温時の安定感はかなり望めそうだ。
バーナー裏面で熱を受けるヒートパネル赤い矢印は、バーナー裏部では熱いものの、気化熱で冷えるガス缶を温めるまでにはならなず、缶にも密着はしていなかった。一度プレートを持ち上げ起こし、2本の爪で押し下げ缶に密着する様に調整し直してみた。
室温20℃ほどの中でのヒートプレートはガス缶部分で40℃程になる。
気温2℃では、ヒートプレートはさほど温度は上がらず、気化冷却したガス缶は1℃以下に下がるも、その後徐々に上がりだし、ヒーター庫内の熱とパネルで、8℃程に保たれている様になるのでブタンの使用限界を保っているが、低温下でガス缶を強制的に温めるほどの能力は無い様だ。
実際に低温下で燃焼させてみる
全体の作り、鋼板の厚み等もイワタニやニチネンとあまり変わらず生産国は韓国製。 
燃焼音は静か
調整ダイアルは、Max ⇔ Minの間で調整可能で20~30%程はガス量を絞れる感じで、暖かさはあまり変わらずエコな燃焼も出来る。
初回の燃焼時は、いろいろ素材の付着物の焼ける匂いもあるが、コレは工業製品全般どれもある事で、30分も焼けば消えてくる。
風に対しては正面からの風以外は結構消えずに耐えるが、立ち消え装置は無いので注意。

屋外使用とはいえ、消える様な風のあるところでは暖かさそのものをほぼ体感出来ないので、そもそも不向きと思われ、クローズドタープ内などの使い方が良さそうだ。
室内空間では、前面1mほどまで顔に暖かさが感じられる
屋外(2℃)風(1~2m)では、30cm迄に縮まる。

使い方としては、寒い時、手軽にスイッチ・オンで手をかざしたり、足元に置いたり出来るポータブルなガスヒーターであり、数人が一度に暖まれるモノでは無い。

ガスを出して、引火させセラミック上で燃焼させるのであり、「ボッ」と火が着いて怖い人は、電気ヒーター向き
気温0℃で、ブタン缶で検証
【ブタン:沸点は-0.5℃で3種類の中で最も高く、氷点下での着火は不可能。蒸気圧は1.8kg/cm2+25℃と最も低く、気化しにくい特性】
そのままでは、気化為難いためか電圧着火がしにくい状態で数度目で着火。
装着前に缶を振リ強制的に気化促進させ装着した場合はすんなり着火するも、ブタン缶の温度が上がらずやがてOUTする。
15℃ほどに温めたブタン缶では、1分ほどでセラミックは赤くなり全体が安定燃焼になり、気温0℃でも安定して燃焼する。しかしガス缶の気化熱(-)に促進熱(+)が追いつかない場合は燃焼しなくなる。
低温下でもガス缶を少し暖かくして使えば着火もスムーズで着火後はジェネレーター機能で賄えると思われる

気温0℃でブタンガス缶でも最後まで燃焼OKであったが、燃焼最後は少しガス臭が出るが、これはカセット式はどれも同じなので不良では無い
燃焼状態で持ち歩いでも、安定した燃焼が続き、炎が上がることはほぼ無い
角度15度の可変は、テーブに置いた時、足元に置いた時との角度調整に追随する。
本体の足は前部2箇所はプラ足だが、後部2箇所はビス足なので、ゴム足に変更してみた。

自作 リフレクター/サイド風防 / ホットスタンド 装着

カセットガスヒーターは、
どれも同じような熱分布
ヒーターの特性上、燃焼熱は前方より、どれも上方に上がってしまうため、これ以上バーナー部分が大きいグリーンウッド(1600~2200Kcl)等でも、ガスの消費量が多くなるだけで、前方での輻射熱を受ける体感は余り変わらないかもしれない。(※室内を暖めるのにはカロリーの大きさに比例)



 

上方以外にも下方にも結構熱が散るので、ステンレストレーの縁部分を利用して、自作リフレクターを作り装着、サイドには風避けを兼ねてみた。

20℃の室内では前面で1m離れても熱を感じ、3℃の屋外で20cm程前面への熱量が伸び、横風にも強くなったので効果アリの100円DIY
ヒーター上部のスリットは、機内の熱排出口で、低温時機内が冷え、ガス缶に影響がでる様ならスリットの塞ぎ方で調整すれば機内温度を上げボンベの加温も期待出来るが、天板部も加熱するので要注意。
∠15度の可変の他に、上向き配置が出来るので
暖を取りながら、湯沸かしや餅も焼けます(笑)

 【ネタ元のガスピア】
ステンレストレーで、ホットスタンド作成
隙間に差し込むだけの簡単装着で、熱を受け熱くなりますのでアルミ缶やコッフェルの飲み物を外気温3℃でも冷めにくく温かさを保てます。
(ガスピアの様な小さめのトレーだと受ける熱量が少なく低温時は冷めていきます)

ポータブルカセットガスヒーター (GreenWood GCP-161)を試す 2014/2

【左】イワタニ(CB-8)  【右】グリーンウッド(GCP-160)
廃盤になった現在でも中古で人気のイワタニ(CB-8)。グリーンウッド(GCP-160)から発売のリメイク版で、主に足とガードの形状と配色が違う。
イワタニCB-8【2004年発売】
●平面燃焼方式のアウトドア専用ヒーター
●従来機種(CB-7)をマイナーチェンジし、特に低温時での使い易さが向上しました
●セラミックスバーナーの燃焼部分を25%縮小させ、ガス消費量を9%削減したことにより、バーナーの赤熱度の向上(より暖かい)、燃焼時間の延長、低温時での操作性の向上、耐風性能の向上、などの効果が得られました
●ガス調整ツマミと点火スイッチを別にした2アクション点火方式
●ガスの出力低下を抑えるパワーブースター搭載
●本体の角度調節が可能
●本体重量:2,7kg

グリーンウッド(GCP-161)
アルミヒートパネルは、バーナー裏に直でネジ止めされており、バーナー裏の熱で直接温められている。
GCP-161は、GCP-160のツー・アクション点火(調整ダイアルと点火装置が別体)がワン・アクション点火(調整ダイアルと連動)と便利性が増し、グリルが黒色に変更、持ち手形状が広くなった。
機内の構造は3機種とも変わらず、正立ボンベにヒートパネル構造。【CB-8は、仰角180度設定があるためか、ボンベの爪位置が奥側に配置されて吸い出し口が下を向く設定

正立ボンベは、低温時ヒートパネルからの熱が追いつかないと液が低温ドロップダウンを起こし、最後まで使い切れない欠点があり、この場合40℃以下の暖かいボンベと交換する様に取説にはあり、ボンベが使い切れない。

GCP-161
使用ガス

ブタンカセットボンベガス
低温時パワーガス使用OK

発熱量 1.6kW (1400 kcal/h)
ガス消費量 120 g/hr
連続燃焼時 約 2 時間 10 分
総重量 2.8kg
外形 H390 mm x W195 mm x D190 mm
点火方式 内蔵着火 電圧着火方式
パイロット
バーナー セラミック/ブンゼン燃焼
安全装置 圧力感知安全装置付(屋外仕様)
本体の材料
保証期間 1年
価格 9980円(YA送込@5040円)
燃焼の違い
 
強/強
GCP-161は、強 時、炎がバーナーの上を這うようにして昇る。
カリフォルニアパティオは、この様な炎の状態にはならない
 
弱/弱
暖かさ比べてみると
屋外で使用では、カロリーの違いに拠る暖かさの違いは感じられない。
屋内でも、カロリーの差程の暖かさの違いは感じ得なかった
0℃~5℃で燃焼具合は
カリフォルニは最後まで燃焼する
GCP-161は、250g缶で残り40gあたりからダウンし燃焼出来ず
低温時対策を施してみる

  
ブタンの特性は気化点は高く蒸気圧は低い為、低温時積極的加熱が無いと自身の気化熱で冷えガスが出なくなります。

ジェネレーター効果
分解をしてみると、ガス管はバーナー裏側面を通り下でパイロットと分岐し、ブンゼン燃焼している。
ガス化促進の為、ガス管を温度の高いバーナー裏側面フレーム横に沿わして、ハンダ着け熱を受け易くしてみた。
【60℃以上側面熱もガス缶接合部では相殺され30℃程になってしまう】
※点火でカチッ!と着きにくい場合

パイロットバーナーの金網部分の凹凸の具合を調整をしてみるとガスので具合が変わり着火しやすくなる
  ヒートパネル強化
一番熱を受けるバーナー上部からヒートパネルを裏側へ追加。100均ステンレストレーからの切り出しで、前面スリットの下から差し込み、裏側のヒートパネルネジで共止め

ノーマル161のヒートパネルよりは高い温度をしめすが、正立時の残り少ないボンベの下部の冷えによる低温ドロップダウンを起こすのは変わらない。
ウインドスクリーンを兼ねたリフレクター を両サイドに装着
  下部ヒートパネル追加
方眼紙で型紙を作り調整。

銅板で切り出しによる下部専用のヒートパネルを作る
   トリプルヒートパネル本体裏側のヒートパネル部分
純正ヒートパネルの上に上部からのステンレスヒートパネル下部からの銅板ヒートパネル
  下部ヒートパネルは、パイロットバーナーのウインドプロテクトも兼ね、パイロットが消えにくくなり、風に強くなる
下部ヒートパネルの効果は大きく、残り30g程から燃焼は弱くなるものの最後まで燃焼は続くようになった。

横置きにするとヒートパネルによる加温効果の方が大きくなり通常燃焼する
セラミックパネルのポータブルカセットガスヒーターは、静かで手軽なパーソナルヒーターだ。
カセットガスボンベの設計上、横置きのヒートパネル仕様のヒーターが低温に強く、セラミックヒーターのカロリーにおける熱量の差は余り実感出来るモノでは無く、屋外仕様とは云え、屋外では風には弱く、暖かさも伝わりにくいのでクローズ幕の中での使用が良い。総合評価だとカリフォルニアパティオが上
CB-8型 フリー角スタンドへの改造
  グリーンウッド160/161のスタンドはダイアルノブを回しても余り押さえが効かず角度調整は∠0か∠15の2通り
スタンドの後方横バー(∠15の固定バー)を最後部に移設し高さ20mmほどのゴム足を装着し、角度調整フリーにする

1.ネジ部分のドラムを左右入れ替え内側凹面を向けます
2.シャンパンコルクを輪切りにして埋め込み
3.穴を開けネジを通す
コルク圧に拠る摩擦で押さえが効き、∠60までフリー角度に設定出来る
 
90度

35度
 
60度

横置き

ガスの残りが少なく燃焼がOUTしそうに
なったら横置きにすると燃焼が続く

イワタニ CB-STV-HPR  ※【室内専用】 を試す   2014.11
  燃焼筒型の小型の物は86年にCB-5があり、30年近く経ってもマニアに高値人気が続いている。セラミックヒーターに限界を感じ、燃焼筒型の物がでないかと思っていたら、2014年、イワタニから新型カセットガスストーブが出た。これは使えるカモ!と思いホームセンターで現品確認。 【・発売日 : 9月1日 ・希望小売価格(税抜き) : 20,000円 ・販売目標台数 : 3万台/年間 】(@10800)

室内での使用目的のストーブですので、古いCB-5には無い4つの安全対策(不完全燃焼防止機構、転倒時ガス遮断機構、立ち消え時ガス遮断機構、圧力感知安全装置)はされています。
室内専用ということで(取説の使用温度帯はブタンの限界値5℃以上)使用ガスはブタンしか明記されていない
ガス缶は横置きなので縦置きのCB-5よりは低温に強いと思われるが、室内仕様にあわせてある為か、ヒートプレートも5℃が限界の能力に思える普通の幅の物
木造4畳/コンクリート5畳対応とあるが、新開発の『熱溜め燃焼筒』がどれほどの能力か?
燃焼目安時間は150分(2時間30分)と通常のセラミックヒーターとほぼ同等
イワタニブランドを多く手がける旭製作所/製造はベトナム
  あえてOUTDOORで試す。
点火後1分程で十分にヒート
外気温10℃の中、外気での使用も、セラミックヒーターより広い分布の輻射熱で暖かい状態です。体感的には距離/範囲共に2倍の暖かさ。
出力1,35kw(1150kcal)/正面50cmの位置で、2,4kwの石油ストーブとほぼ同じ熱分布を示すとあるが、これはほぼ実感出来ますが、これは新開発の『熱溜め燃焼筒』が大きく関与していると思います。消火後もセラミックバーナーと違いしばらくは前面/上面に熱さが伝わり続けます。
セラミックバーナーストーブは、パーソナル使用が限界ですがコチラは輻射熱範囲が広いので2人でも暖がとれます。

本来の室内使用であれば、2m離れていても輻射熱の暖かさを享受できます。
   燃焼は、中央に燃焼バーナー、パイロットバーナーは常時燃焼型。バーナーを見ながら火力調整可能。
風に対する影響は、パイロットバーナーは消えるものの、燃焼バーナーはほぼ消える事が無く、このためパイロットもずぐに復活します。
セラミックバーナーの弱点である風に対しては強く、そして輻射熱が暖かい。
但、ストーブで暖を取れないような強風は論外
大きさは、セラミックストーブ×2台程で、軽く、灯油の漏れや匂い等の心配も無く、クルマなら問題のない程度の大きさ。ランニングコストもキャンプじゃソコソコ。これは良いストーブでないでしようか。
  【検証】
通常ブタンで、外気温5℃を下回り、0℃~3℃の中でもボンベが、最初に冷えきっていなければ通常燃焼するものの、ボンベが冷えてくると出力は落ちてくる。
取説に明記されていないパワーガスでも普通に燃焼する
これは行なってはいけない事だが、試しに高温注意と書かれた遮熱プラプレートを外してしまうと、低温下でもバーナー部分の熱をガスボンベ前面から上部の表面が受け、ヒートプレートがあるとはいえ気化熱で冷えている低部より10℃程上がり全体として冷えきらない状態。
暖かい室内でこれを行うと、ボンベの異常加熱を招く恐れもあるので要注意!【圧力感知安全装置はアリ】

充電式扇風機
  NX-FB20WH
本体サイズ: 幅20cm×奥行き20cm×高さ34cm
ファン直径サイズ :20cm
本体カラー: ホワイト
重量 :約2.3kg
材質: ABS樹脂
LED 10個
・鉛シングルバッテリー
・風量調節 Hi/Low 2段式
・静音設計
・使用時間 稼働時間(扇風機のみ)
(Hi約6時間
(Low)約10時間
稼働時間(LEDのみ) 約100時間
充電時間 約10時間から14時間
※3ヶ月に一度は充電を推奨
首振り角度 90度から100度(横振り自動、手動で縦にも角度調整可能)
※あくまで目安です。使用環境によって異なります。
本体を充電しながらの使用も可能です。

ひと夏、卓上で使っていたら電源トランスが壊れ、AC使用ができなくなる。トランスを交換できればOKかと思うが・・・・ 
 オートキャンプ用に購入した充電式扇風機
AC電源でも使えるが、内臓バッテリーでは〔弱〕で9時間ほどの使用が可能(バッテリーの容量により時間が違うので注意)
本体とプロペラが分割クリップ式
首振り機能ありで、狭い室内でもサイドグリップ部分に扇風機を取り付けたり出来るので重宝している。

もちろん、自宅、テント内やウチワ代わりにキャンプサイトでも使えるし、走行中に充電も可能
この手の鉛バッテリー機器は、バッテリー本体が中国製の安いものを、ネットで購入できるので使い捨てということも無くなってきている

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