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薪ストーブの考察 | |
更新 2022.02~03 | |
G-stove |
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キャンプに使える薪ストーブを自分なりに希望選考すると ・ステンレス製 ・側面の耐熱ガラスによる炎が眺められる ・堅牢な造りで軽量(持ち運び出来る) ・天板の直火丸蓋は要らない(熱により変形) ・お値段 (2万円クラス) キャンプ用のストーブは2万円クラスか5万円以上のタイプに判れます。 側面の耐熱ガラス窓は大きな魅力ですが、2万円クラスはレビューでも破損が多く報告。修理コストは大きな不安要素 耐熱ガラスは、耐熱温度が上がると値段も高くなるが、5万円以上クラスになると、熱による破損記載はまず見ない 5万円以上クラスのG-Stove:ノルウェーの新興のファミリーカンパニー 日本代理店 アブレイズ https://ablaze-corp.shop/ 初期ロット:プロトタイプが2007年。 Gstove Heat Viewモデルの原型が2015年~モデファイあり 生産国:中国製(現行モデル) 耐熱温度:1000℃ 本体サイズ:約220mmx420mmx330mm (煙突部の高さ含む) G-stove Heat View(37cm薪モデル) G-stove Heat View XL(50cm薪モデル) G-Stove Cooking View (煙突下にオーブン部分が有り、20cmクラスの薪) G-stove本社のYouTube動画も多いので参考になる 本社YouTube動画から見て取れるのは、使い方として冬の森へ持ち込みの動画が多く、灰もグランド廃棄であったり、ストーブ熱による、グランドの保護等の配慮は無い。 国内使用だとキャンプ場の熱によるグランド保護目的や薪の出し入れには地上高25cmほどの高さは有用である。Gストーブだと標準タイプからオプションのロングレッグ(@4030)に付け替え無ければ下方地が焼ける |
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SOOMLOOM / 3s outdoor | |
2.5万円クラス (楽天ポイントで購入) SoomLoom さいたま市北区宮原町1-261-2 大谷ビル3F 製造国:中国製 耐熱温度:600℃(メーカー確認) 本体サイズ:約220mmx410mmx310mm (煙突部の高さ含む) Gストーブボディーにテンマクデザインの3本足が4本足として融合した様なデザイン。サイズφ220㎜の円筒形に煙突部チャンパーが付いたモデル形状も同じ。全体各部のサイズを比べても5mmほどの違いしかなくほぼ手作業の造りからして製品誤差の範囲なので生産している中国の工場はGストーブと同じでは無いのだろうか? 開口部はGストーブより少し上に大きくガラス面も広い 吸入口の構造は同じ回転システムですが容量は半分ほどで足りない? 自作二次燃焼システムを追加するにはもってこいかも 全体の仕上げもバリも無く普通に仕上がっている。 足の溶接が以前は3点のスポット溶接であったが、全体にロウが回った溶接に改善されている。 |
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■SOOMLOOM の気に入っている点 ・本体の厚みもあるので、天板上のクッキングストーブが容易 ・ワンタッチ開閉の独立4本足で水平設置も容易 ・サイトグラスが一回り大きく覗きやすい ・耐熱ガラス【ネオセラム/耐熱温度(700℃)耐衝撃温度(800℃)】は、5万円クラスのガラス。(ほぼ熱で割れない) ・G‐Stoveのオプション品が使用出来る ・本体セット価格が1/2以下 ■危惧する点 耐熱温度が、400℃低い600℃とあるが、同じ材質(SU304)と厚みなのでこれは耐熱ガラス温度に合わせてマージンを取った温度では無いだろうか? 実質、スト―ブの為には400℃ソコソコまでで燃焼させるのが良く問題は無いと思う。 ワンタッチの足はロック機構は無いので、ストーブが傾くと閉じてしまうのは改善アリかも(爪を一か所入れれば良いだけだと思う) |
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■ 縦の開口部の大きさがサイトグラスの大きさに直結 |
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熾火状態での燃焼作りを考える | |
燃焼に関しては、世界のG-stove動画から得られる情報が頼りだが、燃焼室が同じなのでGストーブと同様と考えてはいる。 燃焼効率が良すぎて、タールも付かないほど燃焼カロリー(熱)が煙突から無駄に出て行ってしまっているようにも考えられる ぜひ、熾火状態が長時間保てる様なストーブにしたい |
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燃焼コントロールは、空気の流れを操ればよく、流入側→出口(煙突)側をコントロールするためにダンパーを追加装着
SOOMLOOMには、ダンパー等オプション品は無く、Gストーブのダンパーを追加 (煙突外観の作りはどちらも同じ) ダンパーは全閉にしても通気穴があるので、完全にストーブ内が燻る事は無さそうだ Option購入 G-Stove ダンパー付き煙突36.5cm:4356円(3036円) G-Stove 45°煙突:3232円 テンマク ステンレス煙突ブラシM(36cm):1320円 |
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90°煙突アダプターは、ドラフト効果が薄れるので、45°煙突アダプターを購入。 テント内でのストーブ位置の自由度も広がり、テントから遠くに煙突排出口が設置出来火の粉対策にもなる ステンレス煙突はステンレス接合部で焼き付きを起こします。 耐熱グリスを塗る/塗らない論議はありますがグリス自体は引火性です。 潤滑スプレー塗布で外れます。 収納時に接合部に湿布して拭きあげておけば、次回使用時に焼き付きは起こしにくくなります。 |
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温度管理のサーモメーター テント内に暖気を拡散ストーブファン |
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自作バッフルと二次燃焼装置 | |
最近キャンプ用の薪ストーブでも二次燃焼を備えたモデルもある。 台湾のナイフメーカー『WORK TUFF GEAR』が手がける薪ストーブが、既存モデルのりニューアルで扉下に加え本体サイドに、二次燃焼吸入穴を更に追加 扉下からは、灰受け下がエアダクト(チャンパー)構造になっており、ここで温められた空気がサイドと奥からストーブ庫内へ流れる 両壁サイドに追加になった穴からな直接ストーブ内へ注ぎ、空気を温めるチャンパー部分は無い(扉の空気調整口だけでは容量に対して少ないのかも) 庫内上部の滞留ガスを二次燃焼化する仕組みと取れる |
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SOOMLOOMの二次燃焼化 |
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ストーブのバッフル設置は、 「G-Stove Cooking View」の形態が参考となり、チャンパーへの熱の通路はオーブン部分形状により前方で20㎜後方で5㎜しか開いておらずとかなり塞いだ形でも燃焼に問題ないことになる |
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消耗品の為、ステンネジ止め SU304のバット(幅140mm)を使い切り出し成型 煙突チャンパー側面にネジ穴を開けバッフルをネジ止めすることで吊り下げします |
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チャンパー部分にバッフル設置で、一次燃焼した炎(熱)がそのまま煙突に入るのをバッフルで迂回させる事でストーブ内に対流させ、熱の保持と火の粉対策が目的
バッフルの位置はバッフルにネジ穴を開けることで上下前後位置調整出来る仕様 ※ストーブ本体のステンレスは硬い為、穴あけは、掘削油を使いながら新しいトリル歯(4mm~)で開けていく(切削粉がオイルに混じってこない状態では削れていないのでドリル歯を変える) |
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一次燃焼ガスは二次燃焼エアーで完全燃焼させようと考察 背面に吸気チャンパー室を設置 そこからの暖まったエアーを上部の穴(φ8×5)から二次ガス燃焼を引き起こす |
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二次燃焼経路は、セリアのステン皿(φ19/19.5cm)の2枚を使い背面に設置 2枚の位置をずらす事で吸入量調整方式 燃焼初中期、煙突温度200℃ほどでも二次燃焼確認 チャンパーは、焼き付きが起きるのでネジ式で取り付け圧調整出来る仕様 火加減は、吸入口/煙突ダンパーの開閉で行う |
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耐熱硝子煤予防 自作エアカーテン |
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薪によっての違いはありますが、耐熱硝子窓は煤で曇ります 1.クルマの硝子に塗布する「撥水処理剤」も一定の効果があります 2.エアカーテン機能も付きにくくなります。 |
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吸入口の半分に100均ステンレストレーから切り出してチャンパー室を設置 チャンパー室から吸いだされる空気は硝子窓を下から上に流れるエアカーテン機能を自作 |
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自作 煙突スパークアレクター/1000円 テントプロテクター | |
■スパークアレクター 煙突先端のレインガードはセットされてはいるが、スリット状の抜け部分 火の粉対策機能とガイロープ取り付け機能は無い |
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ステンメッシュ(6mm:90cm幅/10cm260円カインズ)を購入 先端の抜けに合わせてカットしてインスト 6mmなのでこれをすり抜けて迄となる事は少ない |
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アマゾンでガイロープが取り付け可能な1500円のスパークアレスター(φ60)も購入 外径φ60mmはφ63㎜より細い。ロープフックがあるので落ち込む事は無いがユルユル状態 薄いステンレス板をスペーサーに巻いて差し込む こちらも火の粉対策にステンメッシュを外側に巻く |
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■1000円テントプロテクター 通常販売されているプロテクターはφ120のM/ Lサイズ5000円~6000円メッシュか板のネジ止め式が一般的 テントの煙突部の突き出しカバーは耐火性のシリコンシリコン繊維ガラス素材(300℃迄OK)とはなっているがこのストーブ結構温度も上がるので一応プロテクターを準備 φ10cm×46CMのホンマステンレス煙突(@600) ホンマステンレス煙突サイズ(φ100/106/120) 【ステンレス板素材だが厚みが無いので円剛性は弱く、サドルを両口それぞれ6ケ設置する事で均等感が取れる】 水道用ステンレス両サドル(SU304/ 12ケ)を少し広げてφ60煙突に合わせる 両サドルの片方のみリベット止めとして、片側が動く事でスプリング調整効果をもたせる φ60煙突に差し込むだけで自由な位置に止まり設置出来る ※テントプロテクターは、ステンレスサドル設置部分が焼き付きを起こすが潤滑剤散布で動く テント外部の長さ数本分作れば熱効率の良い二重煙突化する事が出来る |
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排熱効果を持たせたテントプロテクター用レインガード 排熱カバーは空間があるため雨の日はテント内に降り込みます。 ・100均のステンレスボール φ70の穴を開ける ・ステンレスサドルを3方にリベット止めしサドルがプロテクター上部に掛かります 被せてありますが、排熱の通路は確保 排熱路を作らないとテントプロテクターの温度が上昇 |
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煙突温度 室内(200~250℃) テントプロテクター(50~60℃) 煙突は熱により焼き付きは起こるが、潤滑剤散布で外れる このテント位置の煙突窓で有れば、垂直/斜め出しどちらにも対応出来る |
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ステンレス製二股化+ホンマステンレス煙突バンドに固定してポールスタンドで固定 |
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45°煙突を設置して斜め出ししても煙突の重みでバランスを崩すほどの事は無いのですが、高温のストーブをが倒れると危険。 4本の足は、固定では無いので前後に力が掛かった場合、折りたたんでしまいます。 そこでストーブ足の固定帯(PP帯にグロメット+ホースバンド固定)を各足4本に設置。倒れ止めとします |
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煙突の突き出し部の耐熱布が熱でよれてきた為、煙突フラッシングキット(㋐3500円)を購入依れてきた耐熱布に穴をあけ取付。煙突突き出し部分がシッカリした |
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薪ストーブは煙突があるので石油ストーブより安全ではあるが、冬のテント内暖房に欠かせないのはCO警報機 3000円前後の廉価な中華製か、10000円~の高価な産業用携帯タイプ。中華製は所持しているもののイマイチ信頼していません。 そんな時、日本のガス警報機会社が出している大手ガス事業者向けのPLUSCOシリーズが目に止まり調べてみると、一般家庭設置を目的にしたもので、電池は内蔵リチウムで10年、音声案内警報で、実売6000円 ~ 中華製センサーは交換目安2年ですが、国内協会認定品は5年を保証。センサー精度も信頼できます。 ※機能帯温度:0℃~50℃ 車中泊にもストーブの冬のテント泊、雪の中の車内排ガス事故にも安心 COは、薪・ガス・灯油等の燃焼時と共に発生し、酸素不足の不完全燃焼時に最も多く発生します。 |
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薪ストーブには、セリアのホウキとチリトが丁度良い プラ製品では無く金物なので熱に強く、ホウキも棕櫚系で熱OK このクオリティーで、2点で220円なんてあり得ない |
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◆薪の購入備考 公園内の伐採樹木を薪にして格安販売在り 岐阜清流里山公園 (道の駅 みのかも) https://www.mkkenkounomori.com/ 百年公園 |
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