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低価格 ワンポールテントの考察 ㋐15699(送込) |
2022.02~03 |
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世の中、キャンプブームとなり、コロナ禍で「ソロキャン」も主流になりつつある中、薪ストーブ対応テントも多くラインナップされてきた。
火の粉対策(耐燃焼)でTC(ポリコットン)生地のものもデザインが多くなってきて魅力的ですが重量が7kg~110kgオーバーと体積がかさみます。
薪ストーブを焚きながらコットで眠りたいとなると、手持ちのシェルタースタイルテントを解放部に幕を追加しスカート装着に改良してとも考えましたが、アマゾンに安いテイピー型もあるので購入を検討
サイズ感は、400×400×220は欲しい
冬仕様なのでスカートは必要、インナーとグランドシートは不要
煙突窓は斜め出しも出来き、ストーブ設置位置がサイドに置けるタイプ
TCだと体積・重量・値段も約3倍以上
【TC素材のメリット/デメリット】
・コットン混毛で燃えずらい/生地が重く嵩張る
・通気性が良い/防水性が低いく乾きずらい
・遮光性が高く夏涼しい冬暖かい
「MOUNTAIN CATTLE CAMPING」 なるブランド名のテントが丁度良いかも
・T2:インナー無し・グランドシート無し・スカート付きモデル
・ペグ/ポール:アルミ製
・サイズ:400×400×220
・スカート付きモデル(2T):スカートを上げ両サイドドアを開ければタープ仕様
・生地:210T:難燃性ポリエステル?(燃え広がらないだけで穴は開く)
・防水:PU 2000~3000㎜(シームテープあり)
・お値段:15700円
世界のYouTubeを見る限り縫い目の防水性能は怪しそうだが、TCよりは良いかも。この低価格帯のテイピー型はどれも似たり寄ったりの防水感がある
・煙突用難燃シート(300℃対応)は付属
・出入り口は2ヶ所あり、風の抜けは良い
・スカートがあるので密閉性も良い
届いた商品は、「MECTO」?明記。問い合わせしたら製造工場で2ブランド作っていて同じものなので理解して欲しいとの事でした。
縫製は、低価格帯の幕としては、シームテープもしっかりされておりまあまあ。
ペグループは、それなりに補強されているが、張り具合の調整機能は無い。
テントサイドのストームロープループは縫製に共留めして折り返し縫製してあるだけで、三角帯を用いたもので無いので強風時は心配。ループの位置はもう40cm下にもう一つあると撓んだ壁を広げる事が出来良い
付属アルミペグは芝生の様な設営場所なら使えるかもしれないが、長さも強度も足りないので張りで立ち上がるワンポールには向かない
25cm 以上ののしっかりしたペグの方が良い
グランドシートがないのでテントの設営5分/撤収10分程と手軽 |
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設営ガイドと調整ループ |
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ワンポールテントは、ペグダウンにより均等に張られる事で立ち上がるテントなのでグランドシートの無いこの手のタイプは仮立ち上げからの調整が一手間かかる
ダイソーの『シリコンあく取り落し蓋』(15.5cm)が丁度8角形でスリットもあり設営ガイドになるし、嵩張らずテントと共に丸めて袋に収納出来る
設営中心部にペグで設置してそこから2mのラインを8角それぞれの直線上に引っ張りペグダウン
ペグに合わせてテントを広げれば、後はポールで立ち上げるだけ
設営時間が半分の5分に短縮出来る |
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シリコンの両面に突起が設置されているので上面側突起は爪切りでカットし平面に。
グラント側は、突起を残す事で地面に対しズレにくくなる
設営サイトで判りやすい様にピンクのラインで目印とする
(暗闇でも大変判りやすい) |
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ペグループには細いガイロープ(赤)が設置されているだけで、張り具合の調整を出来る訳では無いので調整ベルト(400×15㎜PP)を8本+2本(ドア)のループに設置
100均PPベルト (15㎜幅×40cm)10本
YKKテープアジャスター(LK15E/LA15T) |
ワンポールテントの二股化の考察 |
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テント内を広く自由に使いたいとなれば中央シングルポールを無くし二股化するのが一般的。
二股化パーツも最近では2000円以下の物も多数アリ、タープポールを突き刺すだけでOK
しかし、ポールのサイズが問題で最長でもφ33×280サイズ(多段調整式)×2(㋐5500円)
これで足りれば予算7000円~
220×400クラスの二股化となるとの280~300cmポール×2本(調整可能式)が必要になる
製品としては下記の2製品が有るがどちらも、二股ユニットと連結ポールで15000円程とテントと変わらない価格に! |
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■DOD(ディーオーディー) フタマタノキワミ
二股/ポールはどちらもアルミ材質で60cmサイズで作られている
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■NEMO アジャスタブルタープポールエクステンション
(NM-AC-TPEX) 6380円
アジャスター機能パイプをチューブで連結させただけのアイデア?品のわりに高価。
これに専用の継ポールが必要で計15000円ほど |
二股の自作化 予算1500円~ |
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手軽な自作化を考えると分割伸縮ポールと連結部をどの様にするかが課題となる
■フタマタノキワミ化するなら
連結部はイレクターメタルジョイント(HJ-12/1600円)+小物部品
イレクターパイプ (150cm×4)+30cm×1:3000円
※ポールの長さ調整出来ないが、中央部のパイプで高さ調整式となる)
予算:5000円~
■NEMO化するなら
・ゴムホース20cm:100円
・3m伸縮ステンレス物干し竿×2:1300円(@600)
・3m伸縮アルミ物干し竿×:2000円
・予算:1400円~
※長さが最短で1.7m~最長3m 伸縮調整可能で格安ポールは物干し竿(ステンレス)@600×2
SC-30(日本ハンガーボード/ステンレスクラッド巻き/最短1.66m)の耐荷重(20kg)と他社製品(10~16kg)より高耐荷重
※1ヶ所伸縮のロックが掛かりきらない所があり、メーカーは初期不良との事で販売店での交換対応可能 |
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■自作NEMO化【予算1/10の1400円の二股化ポール】
φ25㎜の水道ホース20cm(100円)を、お湯で温め濡れた状態のまま物干し竿のφ25.3㎜に押し込んでに入れる→冷えると抜けなくなります
ポールは最短で170cmと短くはないが、クルマでの移動で有れば許容範囲の長さ。もし要らなくなれれば物干し竿として通常再利用可! |
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グランド側には、ループ帯を通してペグダウンで固定出来る様にしておきます |
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付属アルミワンポール(220cm) |
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自作NEMO化ポールに置き換えると高さのある中央部分が自由な空間に変わる |
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170cmポールの片下側を伸ばしロック
広げながら伸長し上側を伸ばしロック
このテントの、ポールの長さは290~300cm必要 |
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300クラスと違い
コット×2 薪ストーブ テーブル/イス が設置出来る広さがあり、スカートがあると温かさが違う |
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■ 斜めだしスタンド
スタンドは無くとも煙突は出せますが、安心の為設置
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ステンレス製の二股化アダプター(1080円)を使いスタンドを作成
ステンレス製で重みは有るが丈夫な作り、ネジ止めで連結しても安心できる作り
足はステンレス収縮物干しを使った自作タープポール |
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2022.10月紅葉の平湯でキャンプ
朝には0℃に冷え込む中、グランドシート無しですがストーブを焚くと内側は結露でびっしょり |
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