このページはレストランカントリーキッチン に入店のマスターの趣味のページ

ゼファー400(C5)編
盗難にあいました。 盗難顛末記
オイルトリートメントを試す ガラガラやかましいKAWASAKIノイズは消せるか?
フロントフォークOH オイルの滲みと何か頼りないのでオーバーホール
プラグが割れた! NGKのイリジウムプラグ碍子が割れていました。
灯油改質セラミックを試す 灯油のタンクに入れておけば、灯油特有の臭いが出ずクリーンな炎が
マフラー取替え マフラー錆落ちる



■盗難顛末記

3月のある日、駐輪場にふと目をやるとそこから忽然とバイクが消えていました。

なんてことでしょう!!!

キーロックはもちろん、フロントにはディスクロック。リアは25mmのワイヤー錠を
柱に絡ませて駐めて、その上シートカバーを掛けてあったのに。。。トホホ

まずは、警察に盗難届けを出し、バイクを見つけるべく捜索開始。
10年物の400tのバイクを盗む奴なんてどんな奴かプロファイルしてみる。



1、業者が持って行くバイクでは無いと思う
2、族(賊)の予備軍的な奴らではないか
3、道具を用意して、下見もされているようなので複数犯か
4、定置場所から、比較的近所の奴か



まずは、地図を取り出し、ダウジングによって地域の割り出しをしてみました。
やはり、遠くには行って無いようです。近所にありそうですが候補に上がった
地域をまずは観て回りました。


探しだしたバイクですが、こんなになっておりました。
キーボックス上部

まずキーボックスは、ドライバーで突付かれ、捲られ完全に壊されていました。
キーボックス下部

そして、犯人は壊しすぎてキーロックの解除はできず、とうとう力技で、キーボックスのつけ根ごとトップブリッジを壊されていました。
この状態では、例え直結させ、エンジンがかかったとしても、ハンドルが引っかかり走行は出来無い状態です。
ワイヤー錠

ワイヤー錠は、現場近くの草むらに捨てられているのを発見!
いとも簡単にばっさり切られていました。

以後、ワイヤー錠は信用しない事にしました。
ディスクロック

フロントディスクに着けていましたディスクロックです。これをどうやって壊したかが難問でしたが現物を目にするまで難問でした。
壊されたディスクロック

出てきたディスクロックから、ハンマーとタガネによって力技で心棒を折られている事が判明!

この事から、新しいロックは心棒の太い物に変更しました。
▲TOPに戻る



■オイルトリートメントを試す


今まで、クルマでいく種類の添加剤系を試してきましたが、添加直後は何らかの
反応を感じえても、数千キロで効果が薄らいでくるように感じていました。
今回は、皮膜が出来上がれば、その効果がロングサイクルで続く物の中から
バイクの湿式クラッチでも使え尚且つ、入手価格が手ごろな物を探して見ました。

IXLAnti-friction Metal Conditioner

今回しようしたのはIXLその購入先サイトから
宣伝文句を抜粋してみると

摩擦を最大75%カット    IXLイクセルはオイルに混ぜることでエンジン各部に運ばれ、発生する熱と物理的な圧力と時間を経て、金属イオンとIXL成分の結合が進行し金属表面の凹凸を改質して滑らかな3〜5ミクロンの皮膜面を次々と創成していきます。この皮膜によって金属同士が直接触れ合うことがなくなるためオイルを汚さず、痛めず摩擦面が保護されて摩擦が最大75%軽減されるメカニズムです。これによりエンジンの寿命と燃費が向上し騒音が軽減されます。

IXLイクセルは植物から作られた自然にやさしいコンディショナーです。鉛、亜鉛、モリブデンなどの重金属を一切含まず、長期使用による金属ダメージを起こすといわれているテフロンも一切含んでいません。オイルシール、ガスケットを痛めることなくフィルターにも負担はかけません。


高温に耐える   IXLは高温、高圧部分を好んで素早く反応する特性があり、改質された表層は1093℃という群を抜く耐熱温度を持つためエンジンの熱ダレ・焼付きを防止し、例えばターボエンジンのタービン軸受けのように熱的に過酷な部分も確実に保護する能力を持っています。



何でも、潜水艦の駆動音を減らす為のオイルコンディショナーとして
ココムの輸出規制にもされていた物らしいといういかにも効きそうな
私好みの殺し文句も。。。。。


今回、アメリカのサイトも覗いたが、日本でのオークションを含めサイトでの安値は、10円/1CCであり、これはアメリカの3倍ほどの値段であったが、個人輸入の手間を考え利益を含め売れば妥当な値段であるので、納得し、日本のサイトで購入してみた。

添加率は初回オイルに対して5%、次回オイル交換時からは3%の添加である。
IXLは即効性ではなく遅効性のロングサイクル部類で、検索の中で判ったことであるが、バイク用品店には、よくあるスーパーゾイルより極圧試験結果は一応に良いようである。

今回は、エンジンと、チェーンに試用してみました。
バイクのオイルは、
前回ホンダのG3(10W−40)半合成オイルであったが、真夏の熱ダレがどーしても解消せず、今回、ホンダS9(20W−50)鉱物オイルをチョイスしてみました。
S9やはり固めのオイルの様で粘度は常温で結構ありました。しかし、逆にコンプレッションは結構かかる様で、エンジンが熱を持ってもアイドルの安定度は、G3よりありますが、その反面エンジン回転の重たさは、感じます。
この状態で200q走行しオイルの様子を見て、今回IXLを添加してみました。
10q→20q→30qと街乗りをしながら様子診ることに。
0 km→50Km 添加直後から音が静かになるとか、ミッションの入りも、元々そんなに硬くはありませんでしたので、特に変化は感じませんでした。
50Km→100km 走行距離に応じ徐々にエンジン回転数も高回転側を使う様にしてきましたが エンジン回転については50q を超えたところから高回転側が、回る様になってきました。
100km→150km エンジン音は100qあたりから、気にならなくなる音域も出てきました様です。特に金属の擦れ的な音が少なくなって来たようです。
150Km→200Km だんだん、皮膜が出来てきたような感じがつかめます。
エンジン回転が全体に軽くなってきました。
200Km→250Km 特に冷間期にもチョークを引かずにエンジンがかかる。とかは無く、アイドル回転が添加以前より上がったとかは、アイドル回転を調整しながら乗っていますので、判りませんが、エンジンが温まった後、スロットルを開ければ、レッドまで割りと素直に回るし3000回転付近からのトルクも、以前より太く感じます。

チェーンに関しても、元々チェーンの音が聞こえるほど静かなエンジンでは無いのでわかりませんが、タイヤのみ転してみても静かであることは実証済みです。

250Km→300Km シフトに変化の兆し
心なしか、軽いというか滑るように入る感覚が出てきました。
まさに、金属表面に皮膜ができてるからでしょうか。

200q を超えても「静かなエンジン」にはなりませんでしたがノイズ音的には半減したようにも感じます。もともと機械ノイズには定評!のあるカワサキなので10年選手のエンジンにはサイレントは無理かも知れませんね。"^_^"
2000KM〜 オイルは、熱に強いかと思い、ホンダ20W−50を使って見ましたが距離が伸びオイルの透明度がサイトグラスから見て無くなるにつれニュートラルの入りが悪くなりましたので、オイルの寿命とみておりますが、これではIXLの効果が有るのか無いのか判りません。
(あれば、ニュートラルは、オイルに関係なく、入りやすいのではないかと推測される。)
これから冬に入る事もありホンダG3(10W−40)半合成オイルに戻す事にしまし、このオイル交換時に、IXLの残り70tほどをオイル2、6Lと共に入れてみました。(オイルフィルター交換なし)
しばらく、様子を見て見ます。
ついでに・・・
店で使っているパンこね機の回転軸の部分がステンレスの心棒を真鍮色の金属で支えている構造になっているのでこの金属の接触部分にIXLを塗り、回転作動させてみました。
決して、エンジンのような高温で大きな力のかかる部分ではありませんが30分ほどの作動でも、その金属の接触面にあたる部分が面状に鏡面加工したようになっておりました。
この部分が、金属皮膜ができ、細かな凹凸が埋まった事により鏡面に見えるのだと推測できます。
2スト50ccスクーター 原チャリのオイル追加にともない、2サイクルオイルに3〜5%。ガソリンに2〜3%の混合でIXLを添加してみました。
軽くシリンダー回っているといった感じに代わりました。
(オイルがまわっているといった感じです)
しばらく、様子を見て見ます。
二度目のオイル給油です。5%の割で添加して給油しましたが、とても調子が良いです。この後、プラグを調べましたら正規の番数と規格が違う物が附いていましたので、正規のものにしたら、とても出足の良いトルクあるエンジンに変わりました。50ccの2ストスクーターなんてこのぐらいと思い乗っていたので、50ccでもよく走ると感心しております。
▲TOPに戻る



■フロントフォークオーバーホール記

今回はショプに依頼して行った為、画像はありませんが、
その整備を見学させてもらいましたので、その見学記を


フロントフォークは、バイクを譲り受けたとき、オイル漏れなどは無く、
一応片方のフォークトッププラグ(上蓋)を外し中のオイル状態を確認して
みると綺麗であった為、オイル漏れを確認してから整備しようと思って思
っておりましたが、盗難後、インナーフォークにオイル滲みが確認されて
きましたのと、何か節度のないフゥァフゥァ感がありましたのでOHをして
みる事に。(盗難時に何か無理をされた為にかも)

ど〜せなら、DIYと思いましたが、サービスマニュアルを見ると何かと専用
工具が出てきます。これらを買い揃えていては対費用効果に合わないので
SHOPに依頼する事にしましたが、バイクショップのOH費用を調べるとかなり
の開きがあります。@Fサス(¥8000〜¥15000)

結局、行きつけのショップが@¥8000で、合計¥16800(税込)
ご好意で、見学OKなので依頼しました。

手順1
Fフォークを外す

手順2
サービスマニュアルによると、
アウターチューブをバイスに固定し「フロントフォークシリンダーホルダー」
(専用工具)を使用しアウターチューブのアレンボルトを外す。
SHOPでは、
ダストシール、リテーナを−ドライバーで外し、
バイス固定など無しにインパクトレンチをアレンボルトにあて簡単に
外して、オイルを排出し終わり。
(インパクトレンチでないと、「フロントフォークシリンダーホルダー」
を使わないと多分外せないだろうとの事)

手順3
サービスマニュアルによると、
ウエート(特殊工具)を使用しアウターとインナーチューブを分離
SHOPでは、
ウエートなど使わず、両手で簡単にアウターとインナーチューブを
力でコンコンと引っ張り分離

手順4
SHOPでは
すべてをガソリンで洗浄し乾燥

手順5
後は逆の手順で組み付けるが、このときアウターガイドブッシュは
最後の打ち込みにオイルシールウェート(専用工具)を使っていましたが
新品のオイルシールも、シリコングリスを塗り、簡単に手で入れ最後のところで
ウェートを使っていましたが、無くても何とか打ち込めそうな感じはありました。



今回、OHして判ったのは、
違う銘柄のオイルが左右に入っていたという事
今回、たまたま確認しなかったLサスのオイルが怪しい状態でした。

1G(ザグ)≪一名乗車時の沈み込み量≫かかった時、
交換前はフロントが50mmほど沈みましたが、
交換後、リヤは沈むもののフロントはほとんど沈みません。

走行時は、道路からの反応が、大きな波から小さな波に代わり
コンコンと小気味良い反応になり、節度という感覚があります。

しばらくOFFロードばかり乗っておりましたので、Fフォークが
大きな沈み込みをしようと、多少ふぅわぁふぅわぁしようと、
それなりに気にせず乗っていましたので、このオンロード車の
感覚が懐かしい〜(慣れって恐ろしい〜!)
ついつい、カーブに突っこんで走ってしまいます。



オイル交換は、必ずしましょう

▲TOPに戻る




■イリジウムプラグ碍子が割れていました!

キャブのエアスクリュー調整の為プラグの点検も行ったところ碍子が割れていました。

4気筒の内、一番のプラグのみでしたが、上記写真の様に碍子部分の相対した部分で縦に裂けるように割れが入り、割れた破片は粉々に散った状態でした。

NGKに報告したところ、不具合検査との事で只今、報告待ち





▲TOPに戻る



■灯油改質セラミックを試す

「灯油のタンクに入れておけば、灯油特有の臭いが出ずクリーンな炎が保てます」などの良い文句が書かれているセラミックをガソリンタンクに入れてみました。

≪バッタ物で100円≫


漬け置き時間

18Lのポリタンクにには2ヶ・・・一晩
灯油ストーブタンクには1ヶ・・・1時間
と書かれています。


※『灯油以外は使用しないでください』
とも注意書きがありますが・・・

灯油に効くなら、同じ石油燃料のガソリンにもなんらか
影響があるのでは無いかと思うのは必然ではないでしょうか。


灯油ポリタン2個で良いならば、ガソリンタンクに2個で十分に思えますが、倍の4個で検証してみます。

簡単にステンレスワイヤーで4連につなぎ、念のため一晩タンク内に漬けて置いた状態で、後は入れっぱなしで、使用してみました。

ガソリン臭は、タンク内でも変わりません。

低回転のツキは相変わらず力が無い様ですが、エンジンが温まりきっていない状態でも、アイドル回転は粘っているようにもおもえます。

中・高回転側は伸びが良いようです。中回転域からレッドまでは、以前より軽く上がって行きます。

燃費
50ccスクーターにも入れてみました。
4Lほどのガソリンタンクですので1ヶで検証。
臭いは、2サイクル特有のオイル燃焼があるので臭い状態です。
▲TOPに戻る



■マフラー取替え
錆落ちた内部 取り替えたマフラー
後部は、錆びるので、サビチェンジャーを塗ってあります。
ある日の走行中、なぜか右後方より一台のバイクが付いて来る音がする。
しかし振り向けば其処にバイクは無い・・・・?
ひょとして、以前から気になっていたマフラー下部の錆に穴があいたのかと思い手を当ててみるも、排気漏れなし・・・・・???
マフラー後部から見てみて、アレ!こんな空洞だったっけ。。。。
そうです、内部のメッシュ状のパイプが錆びて朽ち果てておりました。^_^;
こんな状態でも、普通に走行はするものなんですね。

そこで、オークションを探し、2000円で程度の良いものをゲット、名古屋市守山区のショップでしたので、引き取りに伺いました。傷だらけのマフラーが、メッキの輝くマフラーに変わりました。

以前のマフラーは、外して振ると、錆びが内部でジャラジャラいっておりましたので、この点がなんらか邪魔をしていたのでしょうか、走行してみると、以前より、低速からスムーズにエンジンが回ります。良かった!
▲TOPに戻る