テレマーク/アルペンカービング対応 HOME
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私が80年代後半、ヒラフスキー場で一冬過ごしていた頃、お隣の雪山山荘のご主人山本さん(現:TAJ名誉理事)にで誘っていただいたテレマークのポール遊びに初めてテレマークを履いたのは2mを超える細板と革靴だった。
このおっかなびっくりのスキーに感銘を受けそれから時代はやがて、プラブーツ+カービング→セミファット/ファットへと変わってきました。

テレマーク専用板は高くておいそれと手が出ず、古いアルペン板を流用だが、この頃は自分の好みでは柔らかめのアルペン板で十分だと思う。
最近のボーダーレス化と共に、160~170cmぐらいの板が一番良いように思う今日この頃だが、近年テレ板の中心はそのサイズになってきた。
00年近辺のカービングへの移行期の板

◇ハート(Hart R CRV-TT L)
ツインチューブ構造の板でロングターン向けの板だと思うが、柔らかめのよくシナル板で、エッジングがよく効きテレマークには相性が良い

◇ロシニョール(FUN68)
ウッドコアのペタペタした感覚の板で柔らかく、スピードに乗ると板先がバタバタになるが扱いは悪くない

◇アトミック(β CARV X 8.18)
β構造が売りでラディウス18
Heartより硬めで、脚力不足かエッジングが効かない

◇ニシザワはウロコを刻んで歩く板にしてみました。


私の板選びは、アルペン板の場合、TOPを持ち、ENDを足で押さえ、センターを手で押してTOPとENDのタワミと返りを診ながら判断したりするが、テレマークに転用する場合、板を床に横置き斜めに持ち上げ、指でセンターをエッジが床に付くまで押してみる。
この時の力加減のビミョーさで選んでいる。

テレマークビンディングの取り付け位置は、昔の長板の場合スキーセンターとブーツセンターの違いかなりあったが、最近の短めのカービング系はあまり無く(2~3cm)、アルペンのビンディング穴を避けて(1.5cm以上)、ほぼセンターで取り付けている。

凡人テレマークスキーの腕(脚)前は、板の素質で決まるといっても良いかも。

ただ、板で滑らされていると、ついつい自分の体幹を疎かにしがちです。
テレマークはアルペンに比べ、前後/片足のバランスがより要求されます。この感覚に悩むようなら、スケートをすることがお薦め。
スケートの体幹に乗っていないとバランスが取れず、滑走出来ないバランス感覚はとても新鮮で、その後のスキー操作にプラスになります。


アルペンブーツはブーツセンターマークがあり、靴を履いてバランスをとってみるとブーツセンターと符号します。
テレマークブーツはセンターマークがありませんが、同じようにバランスをとってみると少し位置が曖昧な感じで幅があるように思います。

ロッテフェラー チリ
このロッテフェラー・チリは一世代前のビンディングでありスプリング部分は剥き出し設計。

カービングに付け替えた時に嵩上げを兼ねて、別売の可変プレートを付けてある。

ロッテフェラーのバインディング・ウエッジを付けてあるのですが、踵にも嵩上げしてゲタを履かせてあります。

ヒーがルある程度(15mm)の浮きなら体重で大丈夫なのですが、どーも浮いた感覚が抜けず、どなたもこんなことされおらず、戸惑い気味なのですが、ビンディングにブーツを入れた状態で踵にも浮いた状態でないヒールプレートの方が力が伝わりやすいからです。

基準点から、前に15mm、後ろに5mmの稼動範囲を持ちフィーリングが合わない場合位置を可変できるものだが、K2インサートとは位置が違うロッテフェラー独自の4穴位置。

22DESIGNS テレブルドック
テレブルドッグはステップインタイプの3ピンバインディングです。
ワンピース構造でロングウィングス形状のトウピースと3個のピンにより、踏み込んだ時、ブーツのダックビルをしっかりとホールドし、今までの3ピンバインディングに比べ、捻れに強く丈夫です。
スキーを外すときはストックでワンプッシュ。
履き易くて丈夫なテレブルドックで、軽快なテレマークスキーができることが売り。


重量:1110g(ペア)
クライミングベール標準装備、スキーブレーキ
K2インサートビスに対応

スカルパT2を入れてみると片方はステップイン→ロックまでOK、しかし片方がロックまでいかないのである。

いろいろ試しているとコバのガイドの幅に問題ありということが判り、モンキースパナをコバの両端にかけて広げてみました(1~2mm)

テレブルドックは、ノギスで内寸幅など各部分のサイズを左右計ってみると、結構数ミリずつ違ったりする。さすがアメリカ製!

ブーツは当初に皮製を買うよりプラの方が扱いも楽だろうと当時発売されたばかりのスカルパ・ターミネーターを購入したが、これは、靴の曲がりが悪く母子球での押さえが利かず、つま先立ちになってしまうし大きく曲げると蛇腹の部分で指が痛かった。(初物を買うのはダメですね)

T2の2代目で蛇腹が改良され自然に曲がる用になり、足型もワイドとなってとても楽になり、ショップであれこれ試し履きをさせて頂きメーカー別でサイズ違いがあることと履き心地の違いを体感後、結局ヤフオクで新品を購入。

願望はカントの調整機構が付くとよいのだけれどなぁ。

そしてヤフオクで旧ターミナーターが以外に高値で売れてビックリ!


実際使ってみると、穴周辺を噛んでしまったり、ブーツの屈曲による前後動により3ピンの穴を段々大きくしてしまうのが欠点だろう。


ゲレンデで、屈まず下駄履き感覚でスキーが履けるビンディングで一つあると便利!

穴の少々の拡大につれスカルパT2の前面、コバのあたる部分に傷が出来るようになった。

コバの部分が、屈曲時にアタル為で、テレブル側を思いきって2mmほど削ってみたが、結局動いてまたアタルので、効果は無かった。


試しに車のドアモールをアタリ部分に入れてみたら、ブーツの前後動も無くなりとても具合が良くなったので、しばらく様子を診てみることにした・・・覚書



ロッテフェラー コブラ R4
R8よりもピボットポイントを20mm前方にし、ワイヤーケーブルを使用することによりフレキシブルで自然のストライドを可能にしたバックカントリー向けのビンディングで、チリの進化版のビンディングだと思う。

ワイヤー位置の架け替えで靴のサイズを選ばないのでレンタル用だったり、スプリングが強くないので、レース嗜好の滑り以外のゆったりクルージングするには良いのではと思う。

使ってみると、踵が上がりやすい為か、やはり後ろ足の加重が、母子球よりつま先寄りになり易いとも思う。

ロッテフェラーR4

スカルパT2をはめるとブーツのかかとは4~5cm上がってしまい押さえつけるとビンディングビスへのストレスはかなりのもの。板からビス抜けしても困るので、工具箱をごそごそしたらビンディング・ウエッジ(ロッテフェラー)が出てきたので使用してみた。

無ければ、ビスかナットをサンドして斜度を付けるつもりだった。

ウェッジの厚み分、ビスの長さは足りないので、スキー用のポジ規格ビスでは無い汎用のステンレスビス(6φ・40mm/30mm)を流用。

汎用ビスの長さが2mmほど長い。スキー上面にあたるのでその分はサンダーで削り、ネジつくりをします。

ウェッジを挟んで、ブーツのヒール上がりは1~1,5cm上がりになった

同じ6mmビスですと頭が一回り大きめの汎用のビスですが違和感はありません。

ロッテフェラーの規格とK2インサートビス規格に両対応しているプレートが付く

昔は、このネジ3本で板に取り付けしていたが、プラブーツになって、ネジ穴へのストレスが大きいことから板への取り付けは4本ネジと変わってきたようだ。

それでも私のスカルパT2は、通常だとビンディング・ウェッジを付けないと怖いぐらいヒールがあがる。

ビンディング・ウエッジを噛ましてビスを変えてあるので長さが2mmほど長い。スキーにあたるのでその分はサンダーで削りネジ作りをします。

ヒールプレートだが、K2のインサート規格に適合しているのはタルガG3とテレブルドックです。
ロッテフェラーは若干幅が違うのですが、プレートをイン側に1mmほどずつ削ることでほぼ対応できます。

←TATUGAのテンプレートに重ねる

ビンディング・ウエッジを噛まして、ブーツを取り付けると、スキーブーツのソールストレスは1~1,5cmほどなので、これならビスにかかるストレスも大丈夫だと思うが、この分のプレートを挟むと板に体重が私は乗り易くなる。

リリース機能 ビンディング Rottefella TRP-100
学生時にスキーで膝のACL損傷を体験した怖さから、年齢を重ねるとテレマークもリリースビンディングを導入してみました。

どちらも開放機能は横へのスライドのみで斜め方向は無いが一応の安心感はあるが、スライド点が前後の違いがある。

◆ロッテフェラー TRP-100(絶版)
<前方支点で後方ガイドスライド開放>
ロッテフェラー、ボレー、タルガ(専用アダプター)などがボルトオンで取り付けられる。ブレーキ機能は無い為リューシュでつなぐ事になる。

◆初期7TMのレッドの初期改良版
<後方支点で前方スライド開放>
K2インサートにはアダプターでボルトオン。
スキーブレーキがOPで取り付けられる。

現在廃盤製品のリリース機能だが、3ビスタイプのビンディングがボルトオンで付くので、ボレーを乗せてみた。

ノーマルでは跳ね上がるヒールにウエッジを使用したが、ボレーでは取り付けプレートに後部が干渉しプレートを曲げてしまい収まらないので、ウエッジに1,2mm厚ほどのプラスチック板を噛まして底上げ。

スキーが外れ雪面を踊った時のリューシュは通常の紐だけでは、心もとないので昔のスキーの流れ止めを着けてみた。

7TM / 7tmSTIパワー / K2  Apache maverick
現代のリリース付テレマークビンディングの7tm

ブレーキも取り付けられる開放機能付きビンディングなので、スキーが外れても、体と一緒に転がる事は無いのはありがたく、リリース時の取り付け時は踏み込み式。

K2対応アダプターレイザープレートがOPであるのでモンベルで購入するが、前後にある本体との凹凸部分が前後にズレがある。
前後に其々+0.5mmαで計+1mmαあるため、「モンベル」に確認の電話をすると、「そのままネジ締めしていただくと、収まりますと」の事。
しかし、この+1mmαは収まらず、反って浮いてしまいます。
一応、モンベルに報告だけメールし、現行、対策品は無いとのことなので、前後の凸を一回り細く削って収めてみました。

※穴が合わないのは(赤7tm)のみ。
(黒7tm)は穴は合っているが余裕があり少しガタつく。
↑ノーマル品 ↑自作加工品

メールで経緯を報告しておいたモンベルカスタマーより、対策品として前凸を切り込んだプレート(左)とノーマル(中)のプレートが送られてきた。
両方試して、送り返してくれとの事だが、自分で加工したプレート(右)が一番クオリティが高いので、モンベルさんには悪いがそっくり送り返すことにした。
↑対策品 ↑ノーマル製品 ↑自作加工品

セミファトのK2 Apacheにインサート加工して取り付けてみた。

K2プレートへの本体の取り付けは、スキー用のポジビス付属だが、+ドライバーが使える通常の5mmネジで取り付けた。

アルペンビンディングは、どのサイズブーツでも取り付けられるマーカーが付いているので、穴埋めしたこちらの穴にもインサート加工してテレ/アルペン両用使用もありうる。

スキーブレーキをつけたので、ゲレンデ使用ではリューシュは無しにしてみたが、後はOPのステップインを付ければ、ほぼアルペンと同じ手軽さになる。

7tm(赤)

7tmSTIパワー(黒)ビンディング  

STIパワー
独自のヒールリテンション・システムとアルペンスキー並みの簡単な着脱が行えるステップインヒール・システムを採用。

拇指球の真下にピボットポイントを設定することでスキー板の抑えこみが効果的に行え、レースやハードバーンなど正確なエッジングを求められる場面において素晴らしいパフォーマンスを発揮します。

また、バックカントリーやパウダーでの滑走時には、パワーピンを外すことで自然なポジションが得られるため、ツアーをより快適に楽しむことができます。
パワーピンはワンタッチでトゥカップからの着脱が可能。

【サイズ】24.0-31.5cmまで対応
【重量】1.54kg(1ペア)

このところ、2本目のスキーを履くのに、体の硬い私は苦労このうえないのですが、ステップインはとても楽です。軽く踏み込むだけでOK!

母子球真下のピボットポイントとは、横に通したピン(左・写真)のことでベルトの曲がり位置が変わってくるため確かに、ブーツの上がり方は変わる。(下・写真)

この違いは後ろ足を押さえを意識しなくても押さえられるので、すべて広告に偽りなし。

赤と黒のベース形状は変わりないので履き替えは自由
このステップインヒールのリフトUP部分の金具をゲレンデで紛失。何故紛失したかは不明。

単体部品販売があるだろうとモンベルオンラインショップを覗いたが無い為、メールで問い合わせしてみた。
検討後、部品供給していただけるとの事で送付していただいた。

交換には、星型のヘキサ(T20)が必要。
モンベルの送り状の記載は『7TMビィンディングヒールパーツ(0000002)』とあり、7TMの関連パーツとは品番が違いすぎるので、元々単品扱いは無かったパーツかもしれない。

L字部分のカカリが少ない為、何らかの作用でプラの溝から起き上がっていた場合、雪の中では外れる事も有り得ると推測する。

K2アパッチ マーベリック168cm(113/80/104)のセミファトスキー
K2のクラッシックとマーベリックシリーズ。クラッシックより少しゲレンデ志向的設定。テレプラブーツでの使用感は軽く扱いやすく小回り~大回りまでこなせ、シニア層に人気もうなずける板です。
K2アパッチ マーベリック + 7tmSTIパワーで、ここ数年滑っている。テレマークの場合でも、テレマーク姿勢の深度によりずらしからカービングまで適度にこなし、脱着の楽さとリリース機能の安心感は手放せない。


自作 ステップイン 化 試作  09.02更新
7tmのビンディングがステップイン化するパーツ出ているのを見て
7tm step-in heel with several boots

これなら真似できる!(妄想)

妄想から数ヶ月
使い古した、厚み15mmのプラまな板をカットして作った実に簡単工作
サイズについては、一応雛形を作ってサイズ調整した後、適当に作って現物あわせしながら手直しして作りました(^_^;)

蒲鉾パーツ付きのヒールピースを倒しておいて踏み込みます。


ブーツにあわせてヒールの溝にかかる様に、前後サイズ調整しておけばOK

踏み込んでゆくと、そのままパッチンと、予想外に楽チンです。

素材の対候性に関しては不明だが、新品なら大丈夫だろう

機能はさておき、造形美は考えなければ・・・・

個人の責任において対処しています
安全性を保障するものではありません



ウロコ板で歩いてみよう/自作ステップ板
使わなくなったカービング前の板に彫刻刀でセッセと刻んでみました。

登板能力は、キッズパークぐらいの斜度なら何とか登れます

滑りに抵抗はあるものの落ちていくぐらい感じですが、特有のゴ・ゴ・ゴ・ゴ~といった振動はありません。

登板力強化の為、100mmのグラインダーで刻んでみようと思う。