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ツーリングテントを考える1
JIS規格での耐水圧目安は以下のようになってます。
◆耐水圧 500mmのテント(小雨での使用に耐えられる) 
◆耐水圧1000mmのテント(並の雨での使用に耐えられる)
◆耐水圧1500mmのテント(強い雨での使用に耐えられる)
◆耐水圧2000mmあると安心
テントポール
アルミ(ジュラルミン):軽量(FRPの約1/2)で剛性があるが高価、6000番→7000番の方が硬い

FRP:柔軟性が有り折れやすい。重量が有り衝撃に弱いが安価で低価格帯のテントに多い
一般的にテント素材はナイロンはT(タフタ)、ポリエステルはD(デニール)で表示。
T(タフタ)は繊維の密度を表し、1平方インチ内の縦横合わせた繊維の本数を表示。
190Tなら、1平方インチ内に縦横合わせて190本の繊維の織り込み。
次にD(デニール)は糸の太さの単位で、約9,000mで1g=1Dとなります。
210Dは、約9000mにした時250gの重さになる糸を使用している。
基本的には比較出来ないが、通常190Tは70Dと同じ程度の厚さとなり、どちらも数字が大きくなるほど厚くなる。
ベンチレーション
メッシュの通気口、ドア部分は通常インナーテント地との二重構造でほぼどのテントにも設置。その他天井・壁部分などにも設置されより換気に対して機能し対応外気温が変わる。インナーテントの結露防止の為には必需品。冬季以外最低両面換気は欲しい
前室
居住スペース以外のフライテント内のスペース。
夜露・雨・日差し等の遮りを目的とする。
タープを併用することもある。
強風時は大きな前室は弱点になることもある。
-比較検討-
風の中でも一人で設営、撤収出来、雨の中前室で煮炊きするかどうかが、考え方の基準になりそうだ。
ツーリングテントとして人気なのは、大きな前室が付いてるタイプのようだが、私は、雨の中ストーブを使って炊飯し日がな一日過ごす使い方、ほぼ無いので、室内での快適に過ごせるスペースを選ぶ。
広さは、同モデルで重量がさほど変わらない(500g程度)なら広いクラスを選び、夜露、雨をしのげる前室には、靴と濡れモノを置ければOKで、室内に余裕があれば荷物も余裕で収納。
コールマンは、犬も歩けばというほどの人気ブランドで、15000円~ほどでも入手可能な「ツーリングドーム / LX」も魅力だが、FRPポールと重量と室内高に不満が残る。
ということで、 小川テントに似たカラーリングの北海道のメーカー耐水圧/ジュラルミンポール/ベンチレーション/どれをとっても3万円以上のテント仕様。前室は、靴やザックを置けるぐらいの容量。二人用としているが、床面200×200と壁面の立ち上がりが室内空間を大きくし、背の高い人でも余裕のある高さ210cm以上あれば尚良いかもしれない。幅40cmサイズと4kgはバイク搭載には嬉しいサイズ。ネット専売品の為、細部の作りが判らないが、結果一番安い「ノースイーグル リップツーリングドーム ペア NE151」に決定!ナチュラムにて、9980円(期間限定)で購入 (2011.08)


North Eagle(ノースイーグル)
リップツーリングドームペア NE151
( 実売:12800円~15000円)
現在このモデルサイズは
North Eagleから販売されていません
メーカーのおすすめ
●2本のポールで立ち上げる単純構造のため、組み立て簡単
●ツインリッジポール採用で室内空間も広がり前/後室も確保
●フロアシートに肌触りの良いポリエステルシートを使用。
フライシートには切り裂けにくいリップトップナイロン採用とUVカット素材で紫外線を約90%カット。しかも収納サイズはわずか幅40Cmと超コンパクトサイズ
●フライシート素材:68Dポリエステルタフタ(UVカット)+リップトップナイロン(UVカット)(耐水圧3.000mm)
●インナーシート素材:68Dポリエステル
●フロアシート素材:210Dポリエステルオックス(耐水圧3000mm)
●メインポール:直径9.5mm7075ジュラルミン(409cm)×2本
●リッジポール:直径9.5mm7075ジュラルミン(161cm)×2本
●本体サイズ:約200×300×120(h)Cm(前後室部各D50Cm)
●収納サイズ:約40×18×18cm
●重量:約4kg
●アルミペグ18cm×14本、アルミ自在付ロープ×4本、ギアハンモック、ハンマー、収納ケース
●原産国:中国
熊や鹿と同泊できる無料のキャンプ場がアチコチにある北海道、道民にとってキャンプは日常のレジャー、そんな北海道のメーカーが企画販売しているテントは如何に?
●収納サイズ:約40×18×18cm
●実測重量:4kg

幅40cmのコンパクトサイズはバイクにも横積みもできるのだが、自転車ツーリングには、4Kgは少し重いかも

収納袋は若干の余裕の作り、フロアーマットの耐水性保護の為のグランドマット/インナーマット(100円SHOPのビニレジャーシート(1,8×1,8)ぐらいは一緒に収納できる。


バッグにコンプレッション機能は無いため、100円SHOPの面ファスナーテープで巻いたテント本体を締める事により、空気が抜け、袋に収めるのが楽になる


収納バッグ

インナーテント/フライ/ペグ/ポール


ジュラルミンポールとアルミペグと共に軽量な仕上り。プラハンマーは問題外、硬いサイトには打ち込める程の能力は無い。アルミ棒ペグは後にY型アルミ23cmペグに交換


袋は、コードストッパー
ポールは、面テープ
張り綱は、アルミカラビナ
すべて100円SHOPモノで使い勝手をUP
100円SHOPのレジャーシート(180×180)を、風で飛ばないようペグで仮留してグランドシートとして使用
(軽量だが薄いので、突起物から守る事はできない。しかし最低限、湿気と水は防げそうだ)
何より使い捨て価格100円と軽量は、魅力
風上をペグダウンして、ジュラルミンポールをセットしていく。

メインポール×2をハーフスリープに通しクロスさせる

リッジポール×2

全吊り下げでなく、天井交差部分がハーフスリープ式+フック2箇所の仕様、スリープはハーフの為、ポールを対角いっぱいまで大きく移動させることもなく、ポールの引き抜きも抵抗にならず難なく出来る。(フルスリープだと抵抗になり抜き取り難い物がある)
メインポールを四隅のグロメットに挿し込む方式
グロメットのループは芯材がサンドされていて強化されているので一クラス上の安心な作り。

リッジポール2本でドア壁を一気に立ち上げ、フックを掛ける。

フライを被せ、ポールに面ファスナーで止め、四隅のソケットでテンション調整をする

フライの端をペグで止めると一応出来上がり。

張り綱は最初からフライにぶら下がっているが、小さなカラビナでの取り付けにした方が良いかもしれない。必要に応じて使用。
大きな前室は無いため、大きさの割に組み上げ(5~8分)/撤収(10分~)と割と早い。
ポールのみで自立するので、コンクリートの上でもテント可能だが前室はペグダウン出来ないと形状は作れない。

前室は50cmと、靴やザック類を置くには十分
前室ドアは横開きで、キャノピー化して雨や日差し避けに出来ないのが残念。
しかし、ドアー部分も一枚にして大きく前に張り出せば雨を避け軽い煮炊きには支障のないスペースが出来る
室内高は実測120cmあり、取り付け式ギアハンモックまで108cmとこのクラスの内寸高としては十分ある。

2mの室内長は、背の高い人には気になるサイズで出来れば220あればとも思うが、ドア壁がほぼ垂直に立ち上がっている為、寝転んでの目線に圧迫感は無い。
一人なら対角線上に横になれば余裕。
横幅2mは、余裕で2+1(荷物)でも使えるサイズ。
2mサイズはシュラフの足元がテント壁と接触すると、寒い時は接触部分が結露する可能性あり。

耐水圧3.000mmのフロアーマットは、PVCビニールでは無いのでガサガサ音も無く、シッカリとした厚みがあり1クラス上の安心感。

  フライがクリーム色基調が二面あるため、室内が暗い事は無く、ブラウン基調と相まって目に優しい。

最近軽量化の為にインナーのハーフメッシュ構造のテントが増えてきた。
こちらは、外張りにスカートは無いものの、出入り口と天井は換気の為メッシュも選択できる構造の為、寒さにも対応でき、かなり温かく、本州なら冬でも大丈夫そうだ。
アルミ色13本継ぎのφ9.5mm7075ジュラルミンポールは、さすが7075の超々ジュラルミン、剛性も高くカチッと決まり、曲げてもグラスポールの様な折れるかもといった不安感は無い。

ひっくり返してのフロアーシート裏の天日干しも難なく出来る。

テント一体を持ち上げての移動もOK。
リッジポールはゴールド色の5本継ぎφ9.5mm7075ジュラルミン採用、両ドア壁が一気に立ち上がり室内空間が広がり余裕が生まれる。

サイズがもう一回り大きい220×200サイズであれば申し分ないかもしれない
メッシュドア2枚+天井ベンチレーションにより通風は良いが、フルメッシュの様な通気性は無いので、当たり前だが西日本の平地の30℃以上はキツイかもしれないが、北海道でなら真夏の30℃越えでも横に風が抜け、天井に換気が在れば十分な仕様だと思う。

本州では真冬でも十分対応出来そうだ。
耐水圧3.000mmのフライシートには、切り裂き破れに強いリップストップナイロン(格子模様)採用で、より安心。
(付属のバック・袋類もリップストップナイロン)

四隅のソケットに差し込み、ポールに対して面ファスナーで止める方式は時流に則している
天井には、2つの三角窓ベンチレーション×2完備、当然開閉式

実質:室内長高:190×190×122(ネットまでは110)
(ペグ無しの状態なので多少縮んでいると思われる)
ギアハンモック、ランプの吊り下げ、収納ネットと装備に不満は無い
三角窓ベンチレーションの全閉時だが、隙間が出来るため横殴りの雨の場合、多少振り込むかもしれない。

三角ベンチレーションは室内側もチャックで開閉出来るので、換気調整可能

取り付け式ギアハンモックとランタンフック、左右分割小物入ポケットも2箇所に完備

ファスナーはノーブランドのプラ製だが、走り具合は悪くない

難をあげれば、
生地に多少の汚れがアチコチ付着していたり、糸くずはテント内に残っていたり、又縫製は決して綺麗とはいえない。

如何にも中国で作りました感はあるが、低価格帯のテントは似たり寄ったりかも知れない
インナーテントは、
フロアーシートの縫い目にはシームテープが張られている

インナー生地は撥水加工はされていない
廃盤になってしまったテントだが、2020年の今でも派手さはないが、冬の寒い中でも使える良いテントだと思う。

気温2℃の紅葉の平湯(標高1300mm)でキャンプ

テント内は、一人の場合、ツーリングバック/ツーリングジャケット等かさばる荷物も広げ放題の余裕
インナーテントには結露なし
フライの内側には地面からの湿気で結露があり、グランドシートをフライ迄敷いてしまえばかなり抑える事が出来ると思われる。
インナーテントが軽量化の為ハーフメッシュ仕様のテントと違い、冬でも温かく寝られるオールシーズン型のテントである点はさすが北海道の会社です。
  2017.07 北海道屈斜路湖でキャンプ

7月の北海道【夜間の気温は10℃ほどの霧の屈斜路湖畔でのキャンプ】

ペグは付属のアルミ棒ペグからY型アルミペグ(230mm)に変更
㋐20本1500円

ハンマーは、100均のゴムハンマー
音が出ないので近所迷惑にならずとても良い
  200×200cmの室内は1人では余裕の広さで、荷物の多い北海道キャンプツーリンフでもすべてのツーリングバッグ類を室内に収納し余裕で寝られる広さ

エアマットはグランドの細かな凹凸も気にならず小さく収納できるので愛用中

北海道の夏のツーリングは、10℃~35℃の温度差に対応しなければなりません。

シュラフは、ダウン(気温10℃)+シュラフケットで対応
収納サイズは、夏用のメッシュ2人用テント(2,3㎏)とほぼ変わりないコンパクトさはとても良い

不満があるとすればサイズを
220cm×200cm か
220cm×220cm
にしていただけるとありがたい。

漬け込み型撥水剤を使ってみる

  バイクのメンブレン防水のサンドされているウインターウェアーを洗おうと『オールウオッシュ』を購入 
防水透湿素材でも洗えるように弱アルカリの蛍光剤/漂白剤の入っていない液体洗剤【家庭用の中性(蛍光剤/漂白剤無し)洗剤残り0ゼロのものでも良いように思う】
洗濯機で洗い、軽い脱水後『クロージングリぺル(アクリルポリーマー系)』に漬け→軽い脱水→陰干し→低温ドラム乾燥 してみたが撥水効果がほぼ無し。
ショップに問い合わせてみると撥水剤に1時間ほどの漬け込み時間が必要との事。ボトルの説明書きには漬けるとは記載されているが時間の記載はない。漬け込み時間がいるならば繊維に染み込ませたいのだろうから乾燥状態の生地からの方が良いのだろうと思うが、濡れたままの生地を漬けるとある
改めて容器に液剤を作り、乾燥状態のウエアーを1時間ほど漬け込み→軽く脱水→陰干し(この状態では撥水効果はほぼ無い)→低温ドラム乾燥(荒い生地のウエアーも完全に撥水する)
容器の撥水剤の漬け込み液は余るのでフライシートタープも漬け込んでみた。使用後でスプレー撥水剤も掛かっている状態だが試験的な意味もあり面倒なので洗わず、そのまま漬け込み。最初は撥水の効いている部分は弾いていたが漬け込んでいる内に撥水しなくなる。
1時間ほど漬け込み→軽い脱水→陰干し(弱い撥水状態)→低温ドラム乾燥(完全な撥水状態)
撥水の持ちは判らないが、大判の生地なので撥水スプレーや刷毛塗剤を使うより、安上がりですべての部分を防水出来かえって手軽かもしれない。
 

ツーリング お一人様グッズ
   キャプテンスタッグのアルミロールテーブル
お一人様用軽量小型1段テーブル(@1280円)
不安定なキャンプ地では、ボードより平面テーブルが一つあると水平がとり易く安心だ。
アルパインデザイン
10/15cmと高さ2段調整出来るロールテーブル(@1280円) テーブル上面塗装面が熱には弱いので注意!
4枚1段塗装無しに簡素化したロゴス製品(@1800円)もある
ウルトラライトチェアの座面高に合わせたテーブルとなると高さ40cm(Mサイズ)のアルミロールテーブルが使い勝手が良い。
商品仕様
組立サイズ(約):(S)40×34.5×29CM/ (M)56×40.5×40CM
重量(約):(S)910g /(M)1290g 
材質:アルミニウム、プラスチック
耐荷重:30kg
付属品:キャリーバッグ
熱いコッフェルが直に置ける表面がアルミ素地の物を選択
(M)2200円㋐

Mサイズは、広さも1~2人で使うには余裕もあって丁度良く、駆動部分にはすべてシリコンを吹き付けてスムーズに動くようにしておけば、組み立ても30秒もあればOK

  2017年投入したのがアマゾンで2000円で購入した元祖ヘリノックスモドキのウルトラライトチェア

背面が全メッシュでは無い事とシックな色合いが気に入っている。

サイドバッグにも収まる収納長はと軽さは魅力で北海道キャンプツーリングでは威力を発揮
元祖ヘリノックスと比べても私は使い心地に遜色はありません。
サイズ(使用時):約52×50×65(cm) 
●サイズ(収納時):約36×13×11(cm) 
●カラー:シート部/ブラック、脚部/ダークグレー 
●重量:約1kg 素材:構造部材/アルミ(7075系)
他 シート/ポリエステル100%
  2019年投入したのがコストコで購入(@3300)したハイバックシートライトチェア

この製品はフレームの配置が他の製品と90°異なり一見不安定そうですが安定しています。

座面は少し高めになりますが、首は楽になります。

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返品交換
インナーテントに黒いペイント?の汚れ フロアーシート裏面に擦り跡
インナーテント地2ケ所に黒い汚れがありました。一度キャンプすれば何処かでついてしまう様な汚れ方なので、まだ良いのですが、フロアーシートは肝心の裏面が擦られた後がアチコチ、縫製箇所でも一直線に付いているので、完成後コンクリート面で擦った様な感じです。これでは肝心の耐水圧3.000mmが発揮できないだろうと、購入元のナチュラムに一応報告。
写真確認後、交換発送になりました。