●「ワインの特徴ととして西欧のお料理とよくあうお酒である」と同時に「種類によって色々な味わいを持ったお酒で飽きさせないのものでのある」ことです。
たとえば、ビールの場合、お料理は何があうのか考えてみましょう。
まず最初の一杯で渇いた喉を潤します。おいしいですよね。これは他のお酒に無い爽快感だと想います。
しかしこの後呑み続けるにはだんだん塩辛いもの、辛いもの、油濃い物が欲しくなりませんか。
これはビールの炭酸による洗浄効果でたえず刺激物を欲しがるようになるからです。
だから、タバコも吸いながらでもビールは飲めます。したがってビールが進むメニューが居酒屋メニューとなるのです。
●しかし、ワインや日本酒はその味わいが繊細ゆえ、タバコを吸いながら飲んだらどうなるでしょう。
アルコールを飲んでいる感覚はあるでしょうけど、その香り、味わいはタバコでマスキングされ解らないと思います。 よく禁煙した人が、「食事が美味しくてついつい食べてしまうので、太って、太って」なんて話を聞きますが、これは、味わいが戻ってきたからでは、ないでしょうか。
ですので、回りの方も煙やにおいの中で食事はしたくありません。
せめてお食事の時ぐらいはタバコを吸わないで欲しいなと思います。
カントリーキッチンでは、愛知県/保健所等の指導もあり、店内禁煙になっております。 |
●ワインは、ご存知の様に葡萄のお酒です。日本酒はお米で、いま最高とされているのは山田錦で、これを含めても数種のお米しか使われていないと思います。
しかしワインにおいて、その葡萄の種類は軽く10種はありますし、食べても判る様に種によって味は違いますし、ワインを造るうえでそのブレンドは性格を形づける大事な要素となります。そして同じ種の葡萄でもその栽培環境(気候・土壌)、醸造方法によって変わってしまいます。
この為、同じ葡萄でも地域や国によって味わいが変わってくるのです。味わいの特徴の中から、そのワインの銘柄などが判ってしまう人たちが「ソムリエ」です。この味わいの中にワインの歴史が見えてきます。ぜひ、楽しんでください。
●よく魚には白、肉には赤ワインとよく聞きますが、相性としては良いと思いますが、カントリーキッチンではまず、お好きなタイプのワインをお聞きし、なるべくこれにあう調理方法でお肉、お魚を問わずおだしする様にしております。
お料理ごとにワインが変えられるなら一番良いのですが。
●よく「ビンテージ」って言葉を聞きますが、古いワインと言う訳ではありません。葡萄の出来の良かった年度の事です。当然出来の良い葡萄はワインも良い物ができると言うわけで、ビンテージにはランク★★★★★もあります。
ランクの高いものはテレビの「芸能人格づけチェク」の一本、10万円なんてクラスもありますが、番組を見ててもわかる様に、これがその人にとって、必ずしも美味しいかどうかは判りません。
今の自分にあうワインを見つけて下さい。経験値によっても変化します。これも、ワインの面白さであり、奥深さでもあります。 |