RK ステップワゴン の キャンプに対応させる 車中泊仕様 の考察

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中華製ノーブランド 格安カーサイドオーニングの考察  2022.06
  カーサイドオーニングは、キャンパー仕様の目立つアイテムですが、値段も高く、風に弱く、日差しの遮りも太陽の角度次第。
其の上重量が重く、クルマのモーメントとしては最悪な位置に取り付ける事になり、キャリアにも負担は掛り続けるといったデメリットにより興味は無かったのですが、TV番組で機能的だけど安く軽そうなオーニングが目に止まり、検索したら従来のオーニングの1/10~1/3の2万円ソコソコ(アマゾンに半年前には無かった)
ノーブランドだが天幕にサイドポールも有りペグダウンしなくても一応自立出来る構造。
ソフトシェルに収まり、重量10kg程度とカーサイドオーニングとしては1/2以下と軽量。
使用時のみ装着し、2万円程度なら手をだしても良いとも思う

格安手巻きロールアップ式オーニングは、引き出し量の調整はできないが幕の大きさが数種類あり選ぶことができる。RKステップワゴンのキャリア取付位置幅が60cmしかありません。
本来なら、長さ150cmクラスのオーニングにすべきですが、150cmでは幅が狭いので、価格と大きさと使い勝手を天秤にかけて2m【長さ】×3m【引き出し】 (26980円)としました。
楽天市場で、アマゾンより、このサイズならセール・10%OFFクーポンも入れて安く購入。 (送込21582円・国内業者発送)
フレーム:ポールが収納されるアルミフレームは薄めな作りで堅牢な作りではないが、必要十分。
ネジ類:ステンレス/ステンレスナイロンナット(精度に問題はナシ)
テント生地:廉価版テント生地(PU2000/格子状のリップトップ生地では無いので切り裂き等に強くない)
L型ステー:4mm厚スチール(強度はあるが錆がボディーに落ちるので、浮き錆びを磨いて錆止め塗装(有機ジンクリッチペイント)を施工
総重量:9.5kg

差し込み式の脱着仕様


INNO クロスホルダー2 IN861
走行デメリットを考慮して常時積載せず、使用時のみ取付の脱着式とする(脱着:5分程度)
【取り付けは簡素化】
メインフレーム取り付けのの45mmネジは無用に長いので20mmにカット
L型ステーをルーフラックの足に差し込み、
【INNO IN861/1320円】を使いキャリアに固定する。
取り外しは、スパナとヘキサでネジを緩める事で、L型ステー事脱着出来る。
ネジ類は錆びを考慮してステンレス製に交換。
しかし INNO IN861はネジ部分が擦れて塗装がはがれここが錆びる
カーサイドオーニングを設置して走行すると、ミニバンでは搭載位置も高く、やはりルーフの片側が重い走行感は否めない。
※日中の紫外線劣化・濡れ湿度によるカビ等も含め脱着式の保管は必要だと思う。
両足側のフレームに巻き取った天幕が走行中袋の中で上下、本体が左右に揺すられる事を考慮。アングルの金属疲労も考慮し、取り付け位置は重量を考えるとルーフの端より内側、幕自体がキャリアに乗っかる位置が安心・安定感はある。
※INNO クロスホルダー2 IN861は、横バーに対して縦バーを追加する為のホルダ―だが、金具の取り付け位置を変えることで使用
 

展開には問題点アリ

  設置展開手順としては、

1;サイドポールを両側に出して伸ばす。
2;オーニングを巻き出す。
3;両側支柱ポールを立てる
4;両側にサイドポールを差し込む
オーニングを引き出してみると両足側フレームスリットに天幕端を通してあるのですが固定はされておらず、少し傾くとフレームのスリットからスライドして抜けてしまします。この為安定せずとても扱い辛い為ストッパーを設置します。
 
先端に蓋(φ10㎜)をする形でストッパー設置

100均のキッチン用品の中から10mm径のプラブラシを購入

プラ柄の部分のみカットして使用。
先端周囲を少し削り、グッと差し込みます。

余分の部分を金ノコでカット
ストッパーも防水性の素材でないと水分を含んでカビます
 
反対面片側のスリットは垂れ幕を設置する為のモノ

ストッパー設置で抜けもなく楽に、展開/収納できます。

展開/収納には5~6分程度あれば十分なのでクルマを移動させたくなっても苦になるほどではない。
サイドオーニングの自立を補佐するガイーロープは、付属のペグ打ちでは無く、舗装面でも張れるように車体にバキュームリフターかホイール/ボディー等にガイロープ補強とする(バキュームリフター:ボディーのわずかな湾曲面でもいずれ外れるので注意!)
付属のガイロープは、細く頼りなく伸びてしまうので、夜でも目立つ蛍光色の太め(ダイソー)に交換。これにより、少々の風ならあおられても浮き上がる事も無い。カーサイドタープは、突風には弱いので就寝中は収納することも考慮に入れておく
2×3mサイズですが、天候回避目的なら2人なら十分4人ならサイド幕を足さないと足らないサイズ感
夏、日差しを遮るとそれなりに涼しいが、湿度は無理です!
2万円ソコソコで、オーニングが使えるのは便利
 
 
日よけ風よけで一枚追加
2×3mを購入(楽:5680-10%=5112円)
2×2~3mの別売り幕を購入すればサイド幕として使用可能

正面(スリット)とサイド両側(ベルクロ)それぞれに取付可能

雨対策の考察

  雨が降ると、オーニングの天幕は水平面なので水が溜まりやすいのが欠点。
水が溜まると、重さで幕に大きな負担が掛り縫い目から破れたり、水漏れします。
雨天対策として、水の流れを作るため、縦ポールを少し短めにして前面傾斜。
中央にポールを渡して、手持ちのイレクター部品を繋いではめて幕中央を押し上げ全体にすべて傾斜状態で雨が溜らず流れるようする
※袋ケースに収納状態でも、チャック部分を中心に浸みた雨は内部に入り濡れる。
雨天の撤収でも、濡れたまま丸めるしかないが、カビが生える前に必ず設営乾燥はテント同様重要